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マラソン大会練習中の中3のオトコの子。 「マラソン大会の練習で足の親指が痛くなった」 痛みが出ている指を見ますと、少し外反母趾気味・・。 歩いている状態をチェックしてみると、何か変・・・。 足をすりすり歩いています。 「痛いの?」 たずねてみても 「歩くのは痛くありません」 でも、なんだか、歩き方がおかしい。 「いつもより、あと2センチ歩幅を大きく取ってみて カカトで接地することを意識しながら・・・」 そう指導をすると、歩き方は良くなりました。 しかぁ~し 帰るときに、診察室の中を歩く姿は元に戻っていました。 えっ、何で・・・ しばし、考察を重ね、出てきた答えは・・・ 原因は学生ズボンのようです。 近頃の学生クンたちは学生ズボンをオシリの辺りではいて ズボンのすそを擦って歩くのです。 カカトから地面につけて歩くとズボンのすそを踏んづけてしまうので 自然とすり足になっているのです。 当然、ランニングをしますと、母趾部分に強い刺激がいくわけですが、 それ以上に、ズボンをずらせて歩くときには、 前足部に強い圧がかかり、足裏のバランスが崩れ、外反母趾が進行します。 どうやら、最近の学生クンたちのズボンのはき方が 歩き方を悪くして、足の痛みの原因になっているようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.11.20 23:48:26
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