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人を救う医療の実現を目指すブログ

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2007.04.22
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カテゴリ:健康情報
出産異常で厚労省調査

 出産時の大量出血などで、一時でも「生命に危険がある」と判断される重篤な状態に
陥った妊産婦は、実際の死亡者数の70倍以上、出産約250件に1人の割合に上るとみられ
ることが、厚生労働省研究班(主任研究者・中林正雄(なかばやし・まさお)愛育病院
院長)などの全国調査で20日までに分かった。

 2000-05年の国内の妊産婦死亡は出産10万件当たり4-7人程度で、一般には比較的まれ
な現象と受け止められてきたが、死に至る危険は多くの妊婦にあった実態が明らかにな
った。

 調査に参加した専門家は「妊娠・出産の本当のリスクは、これまで考えられていたよ
り高い」と指摘。産科医の減少が懸念される中、母親と新生児を守る周産期医療体制の
充実を訴えている。

 研究班は日本産科婦人科学会周産期委員会と共同で昨年、全国の産婦人科病院など998
施設を対象にアンケートを実施。333施設から、04年の実績で国全体の11%に当たる約
12万5000件の出産について回答を得た。

 それによると、大量出血や常位胎盤早期はく離、頭蓋(ずがい)内出血などで死亡し
たのは計32人。だが、血管内凝固症候群などで一時でも生命に危険があると判断された
妊産婦を含めると計2325人で、実際の死亡数の約73倍だった。

 この割合を、全国で62人が死亡した05年に当てはめて推計したところ「生命の危険あ
り」は約4500人となり、出産約250件に1人の割合であることが明らかになった。

▽妊産婦死亡

 妊産婦死亡 妊娠・出産が原因になった女性の死亡。国内の2000-05年の統計で
は、年間49-84人が死亡しており、出産10万件に対し4-7人が死亡した計算にな
る。06年版世界人口白書に掲載された推定値によると、妊産婦死亡はアフリカでは出
産10万件当たり1000人を超える国も多い。日本は同17人の米国より少ないが、
同2人のスウェーデンよりは多い。世界平均は同約400人(約250件に1人)とい
われ、日本で重篤な状態に陥った妊産婦とほぼ同じ割合になる。

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出産での世界の平均の死亡率は、日本の重篤な数と同じです。

 重篤でも死ぬかどうかが問題で、米国では日本よりかなり死亡率は高いのです。
米国のほうが、医療的には進んでいるとされていますが、こうした統計では逆転しています。

日本の産婦人科医のレベルの高さを示しているともいえることです。
10万人で400人が死亡ですから、これはかなりの死亡です。

出産での出血は当たり前のことで、死亡するのも珍しくないというのが、世界の常識でしょう。


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Last updated  2007.04.22 09:33:44
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神立リョウ

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