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先週金曜日に行ってきました。
日本認知症学会が主催した講演会「認知症ここまで治る。ここまで予防できる」 タイトルが「治る」だったので、「お~~~」と思ったのですが、 アルツハイマーは治る事はありませんでした。進行を遅らせは出来るけどね。わかってたけどね。 「原因」「予防」はこのブログでの報告はおいておいて、 やはり「対応」の仕方が一番気になるところだと思うので、そこら辺を2回位にわけてご報告 しようかと思います。まぁ、原因の部分は私・・・寝ちゃった・・・んだけど。 一番強調されていたのが、とにかく早く受信して治療を始めて下さい。って事でした。 早期治療だと、中期から投薬治療始める人より、50%も進行を遅く出来るそうです。 そこに適切な家族の対応(デイ等も含む)が加わると更に進行のスピードが遅くなるそうです 又、認知症とは「記憶力障害・判断力障害・計画的行動の障害」だそうで 決して「徘徊、異食、不眠、暴力、色々・・」は2次的周辺症状だから、 認知症の人が全て「恍惚の人」状態になるわけでは無いとの事。 ただどうしても、2次的周辺症状が目だってしまうから、そちらに目が向いてしまうそうです。 介護次第で穏やかなその人らしい、生活が持続できるのは嬉しいけど、 今現在介護で頑張ってる人には、ちょっとプレッシャーもかかるかな? そこで、ここからは「対応の仕方」を報告します。 今回で全部は紹介できないので、何回かに分けて・・・・ 紹介するのは「群馬大学医学部保健学科 山口先生」のお話。 脳には可塑性(よくなる力)があるそうです。 例えばプラスチックが熱するとどんな形にもなるように、脳も学習でどのような能力もゲット できる力があるそうです。コレを「学習可塑性器官」と言うらしいです。 ではどのように「脳の活性化」をするかと言うと、 「どんな手法を用いるかではなく、どう刺激するかが大切」で「下手なセラピストだと、何をやっても効果がでない」との事。 快刺激・会話・役割・・・・ 快刺激とは・・・楽しんでやっているか?そして周りの人も楽しんでいるか?だそうです。 (作業)回想法=古い道具や物品の使用(認知症でも古い記憶は比較的維持されている) 主客逆転・・・認知症の人が先生で介護者が生徒となるような感じ。 それにより自分に役割ができ、生きがいが生まれる。 そして、過去の自分を認識(輝いていた自分)する事により、自信を取り戻す事ができる。 例えば洗濯板の使い方を教えてもらう。自分の過去の経験が生かされ、人の役に立っている それが自信となる。人に必要とされていることを実感できる。 この作業回想法の効果は・・・見当識の獲得や情動の安定、前向きに生きる意欲がでる。 役割が生きがいになり、家族との会話が安心感を生む。 そして、この安心感がとても大切だそうです。 あと、とにかく繰り返す事だそうです。 繰り返すことで長期記憶になるからだそうです。 短いけど、今日はこの辺で。 次回は学習の原則と笑顔の大切さを・・・ 最後までよんでくれて有難うございます。 もし良かったら、これを→ポチッと押してくれると励みになります。 有難うございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
参考になる報告ありがとう。
これをやったら良い・・試してみるものの持続というか習慣づけることが出来ない私です。 母が嫌がっているとまぁ~いいっかぁ~と断念してしまうのが私の悪いところです。 介護の方法で笑顔でいられる時間が長くなれば みんな幸せだよね。 治らなくても進行が遅ければそれだけ色々楽しい時間を過ごせるし もっと前向きに母と接していかなくてはと思いました。 ありがとう! (2007年11月12日 10時50分00秒)
主客逆転ですか・・・。
つい、面倒になって自分でやってしまったり、命令・指導型になっちゃうんですよね。 これからは「これどうするんだっけ?」とかで声かけしてみようかな。 その2も参考にさせていただきます。 (2007年11月12日 14時05分14秒)
こういう勉強、介護職の方に・・・して欲しいよね
人手不足が、現場の質の低下になるんだもん~~ ☆ポチ! ぶるちゃん、風邪、ひかないようにね~ (2007年11月12日 16時01分41秒)
おばあちゃんが(まだ)元気なうちに、と、着付けを習いに行き始めました。で、うちでもあれやこれやと練習をしていると、おばあちゃんに、
「そこはそうじゃないわよ、こうよ」 と教わることが多くなりました。 ときどき、「ムッ」とすることもあるのですが、でもやっぱりおばあちゃんが先生になることって、イイコトなんですよね。これからはもっといい生徒になって、アドバイスを受けたいです♪ ぶるchanさん、ありがとう♪ (2007年11月12日 17時45分13秒)
ぷるちゃん。
良い講演を聞いて来ましたね! そうなんです、認知症と言うと周辺症状のことがクローズアップされたり、そこから恍惚の人と言うイメージが先行していますが、本当はそうでもないんですよね。 確かに、周辺症状が悪化すると、介護する方はとても大変なのですが。。。 でも、早期発見早期治療。介護者も病気の事を知って、適切な介護をする事で、進行を遅らせる事ができます。 そして、認知症の症状が進んでも、しっかりと準備する事によって、介護者にも本人にもベターな状態を作り出す事はできますよ。 そして、このようにする事によって、お互いに大切な時間を送る事ができますね。 (2007年11月12日 18時47分22秒)
なるほど~。。。でもできてないことばかりで胸が痛い(><)明日から父と母はアメリカです。誰が行くの?○○(私)は1人じゃオバケ出るよ。私も行かないetc・・と数分置きに大変ですが、なんとか準備完了!父にも迷子にならないようにトイレの入り口で待ってるように、現金やパスポートはウエストポーチから離さないように!と3姉妹から代わる代わるギャンギャン言われて「まるで子ども扱いだ」と(笑)
無事に往復できたら寿司をおごる約束しました! 父も母もアメリカが大好き。母はジャパニーズ英語で外人さんとなぜか楽しそうに会話してる(笑)英語vs日本語で(笑)心と身振りで通じるんですね♪母も孫の世話やらおっきなアメリカでいい刺激になるし、父も澄んだ青空のロスで気分転換できるし、私も1人暮らしでのびのびできるし、三者ごきげんです♪両親が帰って来た時には、凶暴な娘から優しい私に戻っていられるように♪ (2007年11月12日 20時52分40秒)
今は幸いにもまだ健康であっても・・
4人の親について・・いつもじっくり考えながら読ませてもらってます (なかなかコメ残せずゴメンね~!!) 安心感、温かさ、前向き、家族・・ どれも、実はきっとどんな家族にも人間にも必要なことなんでしょうね。 そして笑顔! 映画Patch Adamsでは「笑顔療法」ってのもやってましたっけ。 笑顔、笑顔♪ ちぃくんみたいに笑顔♪ですね。 ぶるちゃん、いつもありがとう…♪ Byちぃママ (2007年11月13日 00時55分32秒)
キョウタン3213さんへ
私も母がノッテくれないと、まっいいか~って、後回し。持続ができません。 進行が遅いと、実は介護者が一番助かるんですよね。 講演会でも、それが強調されてました。 介護の仕方でその人らしい人生をおくれるって。 そして、介護者の負担が減るって。 分かっているけど、大変だよね。 (2007年11月13日 07時36分20秒)
るんるんほるんさんへ
心と脳の関係って不思議ですね。 時間が無かったり、体調が悪いと、ついつい頭ではわかっていても「急かしたり、命令口調になったりします。」自己管理が一番大切ですね。日々反省です。 (2007年11月13日 07時38分02秒)
derako777さんへ
会場は1300人で、無料でしたが、殆どは中高年の方でした。たま~に若い方もいたけど・・・ 私も同意見です。現場の人にもっと勉強してほしいな。 風邪には気をつけないといけんませんね。 母に移したらたいへんだ~ (2007年11月13日 07時40分51秒)
樹々秋成さんへ
「着付けの先生」ですか、素晴しい! 手芸も楽しそうになさっているし、良い家族介護をされていますね。 秋成さんも、お義母さんに頼れる所はドンドン頼って 少しはラクしてくださいね。 道のりは長いからお互い、無理せずがんばりましょうね。 (2007年11月13日 07時43分40秒)
あしたがあるささんへ
やはり、キチンと勉強をしないと駄目ですね。 周辺症状だけが連想されて、未来がくら~くなりそうだったけど、その人らしい人生が送れることが可能なら、これから楽しい時間をどんどん作っていきたいと思います。それにしても、弟が一緒に聞けなかったのは残念でした~~ (2007年11月13日 07時46分15秒)
ジザックマさんへ
夫婦水入らずで、アメリカへ行くなんて素敵。 子供には分からない、夫婦の絆があるだろうし、夫婦の思い出作りになるよね。 おかあさんきっと生き生きしてるんだろうな~。 ジザックマちゃんも、一人をエンジョイしてね。 (2007年11月13日 07時49分01秒)
ちぃくん0210さんへ
コメいいんですよ~。気にしないで。 私はちぃくんの笑顔が見れればそれでいいの♪ 昨日旦那にちぃくんママのページを見せました。 写真のセンスの良さに感心していました。 パッチアダムスの映画見ましたよ。今は日本でも同じようなボランティアをしてる方が増えてきましたね。 実は、ロビンウイリァムス大好きなんです(余談) (2007年11月13日 07時52分31秒) |