あっという間の4日間で、本日は最終日。バスで黄檗へ。
京都で最も好きなところの1つ、黄檗宗萬福寺に全員で参詣する。この中国風禅宗の寺は、ある意味、キッチュ(失敬な!)。金色の布袋様を拝み、どこか中国風な作りの数々に、「おまえ達、屋根の上も見ろ~」と叫ぶ自分。通常の寺では見られない意匠があちこちに施されている。
法堂(ハットウ)に移り、座禅体験を行う。その後、清々しい気持ちのまま、向かいの普茶料理の店に移動する。中華風精進料理の店「白雲庵」だ。1学年上の研修旅行も、この萬福寺を訪れたが、昼食はこの普茶料理の松花堂弁当にしたとのこと。それじゃあ、普茶料理の良さは味わえないじゃん!ということで、引率者権限で、今年の学年はランチコース料理に。
あ~、美味美味
現在は野菜くずは使わないけれども、雲片(ウンペン)が象徴するように、みんなで取り分ける精神、すべてを食べきる精神。これを体感できるところが良い。
ちなみに、今回のご飯は「桜ご飯」だった。桜の塩漬けを用いた炊き込みご飯だ。筍ご飯かと思っていたが、まだ、桜の時期らしい。前に来た2回は、6月下旬の時がグリンピース(?)、9月下旬の時が栗ご飯だった。できることなら、1年すべてを制覇したいものだ。
普茶を食べ終え、一路京都駅、そして東京へ。無事研修旅行も終わった。