★まあお茶でもどうぞ★

予告を観て楽しみにしていた「斉藤さん」。


観月ありさ主演ということで、もっとコミカルで笑えるドラマかと思ってたんだけど、
思ってたのとちょっと違いました。





言わなきゃいけない事を言わないふりして
見なきゃいけないことを見ないふりして
それで世の中がおかしくなっちゃう事の方が私はいや




ぴしゃりと言う斉藤さん。


斉藤さんのように生きたい。
でも、波風たてず、みんなとうまくやっていきたい、敵を作ってイヤな思いをしたくない。
特にママ社会の中では。

引っ越してきたばかりで、周りにうまくとけ込もうと、
必死になってクッキーを焼いて配ったり、
毎日のママ達とのお茶につきあったりする真野若葉（ミムラ）。



真野さんが必死になればなるほど、観ていて辛くなってきましたね～。
転勤が多い家庭にとって、そこの土地にとけ込むってことは、
とてもエネルギーを使うこと。
子どもがうまくやっていけるか、自分が周りの人達とうまくやっていけるか。
行きたくもないお茶につきあったり、集まりにも参加したり、
自分はそう思わなくても、ついうんうんとうなづいてしまったり・・・
真野さんの優柔不断さに自分を重ねて見てしまう人も少なくないかも・・・。
私もその一人ですが。
真野さんみたいに、一度辛い思いをしている人は、余計敏感になるかも知れません。




いかにも真野さんを歓迎しているように見えたママ達が、
陰でコソコソ悪口を言っている場面は、ぞーっとしましたね





周りから煙たがられようと、うざいと言われようと、そんなの関係ない。
自分たちが言いたくても言えないことを代弁してくれる斉藤さん。



そんな斉藤さんのこれからが観てみたい。




そう思わせるドラマです。




←あの園長はイラッとしましたね～。




斉藤さん




●観月ありさ“ENGAGED”CD（2008/2/6）