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テーマ:クラシックの名盤(290)
カテゴリ:ドイツの作曲家
おはようございます。
こめまる94です。 メンデルスゾーンの交響曲第4番"イタリア"と第5番"宗教改革"の隠れた名盤をご案内します。 セルジュ・コミッショーナ指揮 ボルティモア交響楽団 1974年6月&11月 ▽ ▽ ▽ メンデルスゾーン イタリア&宗教改革 コミッショーナの名演 もう45年も前の録音です。 しかも指揮者のセルジュ・コミショーナ(1928-2005)は、すでに亡くなって大分経ちます。 セルジュ・コミショーナは、ルーマニア出身。セルジュというファーストネームは、ルーマニアではポピュラーなのでしょうか、有名どころではチェリビダッケがいます。 さて、コミショーナは、1965年にフィラデルフィア管弦楽団を指揮してアメリカデビューしました。 1969年にはボルティモア交響楽団の音楽監督に就任、地方オーケストラだった同団をアメリカ有数の楽団に育て上げるなど、オーケストラビルダーとして見事な手腕を発揮しました。 日本では東京都交響楽団などへ客演指揮を重ねたことで知られています。 このメンデルスゾーンの2つの交響曲は、1988年に発行されたアメリカン・レコード・ガイドにおいて、作為のない自然なアプローチによる端正な表現が同曲のなかで最高ランクと評価されました。 同じ組み合わせでは、アバド指揮ロンドン交響楽団の1984年盤が名演として有名ですが、アバドが細かなニュアンスや表情付けを大切にしているの対して、もっと自然で大らかでそして優美な格調高さを兼ね備えた名演です。 僕は、メンデルスゾーンの"イタリア"が大好きですが、これはトップクラスの名演です。
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最終更新日
2019.07.05 10:14:47
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