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今年も高岡の旧家の天神様の名品が山町筋(曳山町一帯)の家で県内外の天神様の掛け軸や像など約120点が展示されました。天神様を飾る風習は富山県西部と石川県西部・福井武生地方で行われています。その風習が富山に伝わったのは、江戸時代の福井藩の当時教育に熱心であった藩主松平春嶽が自領民に学問の神様とされていた菅原道真画を飾るように推奨していたのです。それが、富山から売薬に行っていた商人によって富山地方に伝えられたといわれています。金沢市での天神信仰は次のようですよ。それは軸や像でなく、武家での館作り天神信仰です。その意味は「菅原道真と加賀藩前田家とのつながり」が関係しています。関係とは、加賀藩初代藩主前田利家は積極的に「菅原姓」を名乗って末裔だとしていた訳ではないことが古文書や絵図から伺えますが、しかしよく云われています「前田家は菅原道真の末裔」だとされているのは、実は加賀藩三代藩主前田利常が1641年の幕府の家系調査の際に「菅原姓」を公にしたのが始まりだといわれています。だから天神信仰は武家だけのものとして、庶民の家には普及しませんのでした。(学芸員説明)というわけで写真での紹介です
「土蔵造りの街です」道の両側にも「天神まつり」の旗(のぼり)あり。。
「家系代々の天神様の軸」・家系の長男には1幅です。この家は先祖から五代の男子の軸ですね。
↑ ↑ 「高岡銅器の天神像」・・・珍しいものです。
「 福井県 武生の天神様 」
「 金沢市の武家の天神様 」
「 富山土人形の 天神様 」
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