カテゴリ:そのほか
来年度から、裁判員制度が始まります。
これも後期高齢者医療と同じ様に、多くの問題をはらんだ 制度ですが、ひとるだけ問題点をとりあげます。 「裁判員は、その関わった裁判の経緯について一生秘密 にしなければならない。 違反者は、懲役6ヶ月以下、または罰金50万円以下の 罰則を受ける可能性がある。」 この規定は世界的にみても厳しいもので、アメリカで あれば公判が終われば解除される守秘義務が、日本では 一生ついてまわります。 たとえば、裁判で有罪となり、その後無罪であったと しても、その裁判の経緯を語ることは犯罪行為とみなされ ます。 さらに、裁判員になったことを知っている周囲の人が、 陥れようとインターネットで善意の第三者のように、 「たまたま入った店で、裁判員になった人が得意そうに 話してた」と、TV等の情報をもとに書き込んだら・・・ また、裁判の場で刑事事件をおこした被告が裁判員に なった人を見かけたことがあり、逆恨みで出所後復讐 したら・・・ (警察は助けてくれなそうです。家族が被害にあって から捜査しそうです。) なにより、職業的に訓練されていない一般人により、 人が人を裁く事ができるのかという疑問があります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 28, 2008 07:34:38 AM
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