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ロドリゲスとらのこども・超克編

ロドリゲスとらのこども・超克編

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2009.04.13
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カテゴリ:歴史の話し
ご当地ネタ。第二回は、信州です。
ちょっと変化球で、歴史の旅「八ヶ岳」でご紹介いたします。

信州は、皆さんご存知。素浪人さんの故郷です。
http://plaza.rakuten.co.jp/kamsahamnida/


まずは、八ヶ岳神話から。

「八ヶ岳には「富士山と背比べをして勝利、しかし富士山に蹴り飛ばされて
八つの峰になった、という神話があります。(「蹴り飛ばされた」の部分は
その他にも説があるんです。例えば、背比べの際に用いた筒、すなわち富士
山と八ヶ岳との間にかけて水を流し、どちらに流れるかを調べるのに用いた
筒を持って富士山が八ヶ岳を叩いたなど)。

また、同神話では蓼科山は八ヶ岳の妹で、八つの峰になった八ヶ岳を見ては
泣いて、それが川になり溜まったのが諏訪湖とされています。

この話には、すべてが嘘ではなく、もともと富士山よりも高かった八ヶ岳が
噴火、あるいは地震によって崩壊し、現在の形になった、という解釈がなさ
れているとのこと。

以上は、ウィキ:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E3%83%B6%E5%B2%B3


この八ヶ岳周辺には、縄文時代の遺跡が多く、非常に秀麗な縄文土器が多数
見つかっています。それらにより、縄文人の楽園だったのではという説がある
くらいです。今よりもっともっと暖かかかった縄文時代において、高原の気候は、
ずいぶん住み良かったと思われます。水も豊富、温泉もあったでしょう。


以下は、フィクションです。

権現岳の桧峰神社には八雷神(やいかづちのかみ)を祀る。
古代には、八ヶ岳そのものがイザナミ、または黄泉と考えられていたのでは?

雷神は蛇や龍のイメージにも通じるが、火山噴火の時にも目撃された可能性
があります。それは火山雷(かざんらい)という、水蒸気や火山灰が噴きあ
がる際の摩擦で生じる電気で、大きな噴煙にまとわりつく。それはちょうど
巨大な蛇が群がりつくように見えると。

実際に八ヶ岳は、かつて富士山以上の4000mを越える古阿弥陀岳時代が
あったらしい。約20万年前のことだ。その後、大噴火のため頂上が吹き飛
んで、低くなり、ギザギザの低い山になってしまった。

しかし、そんな大昔のことが伝説に残るはずがない。
ならば、もっと後の時代に誰かが目撃したことになる。。。


888年、八ヶ岳は大崩落を起こしているが、その大崩落がそれ以前の噴火
の痕跡を消してしまっているとすれば、例えば4千年前の縄文時代に起きた
かもしれない噴火を。。。


日本書紀には、こうあります。

「時にイザナミノミコト、脹満れ太高へり。(はれたたえり)
上に八色の雷公あり。(やくさのいかづちあり)
イザナギノミコト驚きて走げ還りたまう。(にげかえりたまう)
この時に雷等みな立ちて追い来る。(いかづちどもみなたちておいくる)」

これは、八ヶ岳の大噴火、大火砕流、そして立ち上る噴煙に巨大な蛇が
群がりつくように見えた雷の記録ではないでしょうか。。。

「時にイザナミノミコトの曰わく(のたまわく)
愛しき吾が夫君し(うるわしきあがせのみことし)
かくのたまわば、吾はまさに汝が治す国民(いましがしらすひとくさ)、
日に千頭、縊り殺さむ。(日に千人、くびりころさむ)」

「イザナギノミコト、報えて曰わく(のたまわく)、
愛しき我が妹し(なにものみことし)かくのたまわば、
吾はまさに日に千五百頭、産ましむ。」

これらから、縄文人を育んだ女神”八ヶ岳”が大噴火で”死神”に変り、
それが黄泉の国伝説になったのではないか!!4千年前の八ヶ岳噴火の
証拠は無いけれども、神話の起源はおそらくそこだろう。

以上は、「宗像教授異考録」出版社:小学館、著者:星野之宣より。
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refISBN=4091821936
参考:八ヶ岳総合博物館’(茅野市)
http://www.city.chino.lg.jp/kbn/07140500/07140500.html


約2万年前ころ黒耀石の石器を使った縄文人が現われ、歴史を彩った地。
それが南信州。日本のフォッサマグナ(大地溝帯)縄文人の暮らしぶり
はどうだったんでしょう。縄文から古墳時代へ続く信濃の歴史。

諏訪湖畔の温泉につかりつつ、そんな想像はいかがでしょう?

これから良い季節です。八ヶ岳から諏訪地方、蓼科から美ヶ原へと高原
の旅は気持ちいいです。とらのこどもとしては、家族で行った信州もいい
けれど、ヒッチハイクで巡ったあの頃を思い出します。

若かったあの頃。。。
いやいや、今も若い。まだまだこれからだ!!おーっ!!

記:とらのこども

ps 長文になってしまいました。もし、最期まで読んでいただけまし
たら厚く感謝申し上げます。信濃は大和朝廷時代の旧国名ですが古代も
「シナノ」という地名だった由。なんとも歴史を感じます。


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最終更新日  2009.04.13 23:26:34
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