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護摩(ごま)とは、「焚く」「焼く」を意味するサンスクリットのホーマ(homa)を
音訳して書き写した語である。(wikiより) 柴灯大護摩供は、大峰修験180名により勤められ、11時に近鉄滝谷不動駅から大練り 供養し結界道場に入る。行者問答・宝弓、宝剣、法斧の儀の後、世界和平・信徒各位 の祈願成就の願文が読み上げられ、境内中央の柴燈大護摩壇に点火されるます。 るるぶ:http://www.rurubu.com/event/detail.aspx?ID=12615 あいにく朝から雨でしたが、家族で滝谷不動まで行ってきました。 ご参拝と、合格の御礼と、義父の病気平癒祈願です。 お護摩はインド伝来の密教の秘法で、火を焚いてその中に供物を投げ入れてご本尊を 供養し、その加護を願う儀式です。わが国には弘法大師により伝えられました。これ を修行して精神の向上につとめ、併せてさまざまな願いの成就を祈るのであります。 当山でもご信徒各位の祈願成就のため、護摩供をお勤めしております。 滝谷不動明王寺HP:http://www.takidanifudouson.or.jp/ 滝谷不動では、石像不動尊をまつる滝行場(たきぎょうば)、滝不動堂(護摩堂)があり、 毎月28日には、滝谷不動直属の山伏により護摩供が勤められます。義父の病気平癒を祈り、 少しでも身体の障りや痛みが軽くなるよう、祈りを込めて護摩木をお願いしました。 山伏の祈祷師の方が、目の前で御幣と小刀を振り、護摩木へ念をおくります。 「臨兵闘者皆陣列在前」の掛け声とともに空間を縦四本、横五本に切り邪気を祓います。 その後、護摩堂で焚き上げられます。お堂の中はまっ白く煙りが充満し、読経が流れます。 不思議と煙くはありません。不思議と雨も気になりません。一心に手を合わせて祈ります。 秘法柴燈大護摩供(さいとうだいごまく)とは、真言密教の奥義と言われ、なかなかお目 にかかれるません。私も初めて見ました。滝谷不動も開祖は弘法大師さま。 その昔、弘法大師空海さまは(真言宗の開祖)密教の真髄を得ようと象頭山山頂に於いて (現在の香川県琴平町近郊)、柴燈大護摩供を修し、以来本尊が金毘羅大権現の各寺院は、 例大祭の時に、皆様の家内安全・身体健康・厄難消除・所願成就の為に、柴燈大護摩供火 生三昧法を修するのだそう。 今なお連綿と続く密教、山伏のこの行事は、もしかすると数千年、数万年遡るのかもしれ ないなあと思うのです。天の神様との祈りの交信。護摩供(ごまく)の煙りとともに祈り のこころが天の神様へ届けられます。護摩供(ごまく)の煙りは、まっすぐ上がるのです。 これが天橋立(あまのはしだて)なんだろうなあと思ったことでした。 記:とらのこども (おまけ) 「誤魔化(ごまか)す」とは、不利益を被らないように取り繕うという意味。これは、 「護摩」が語源という説があるそうです。これはただの灰であるのに弘法大師さまの 修法した護摩の灰と称し偽って売り歩いた輩が横行したことから「紛(まぎ)らかす」 と同じ接続詞である「かす」がついて「誤魔化す」となったという説である。他にも 胡麻で味をごまかす、という別謂れもありますが、どちらにせよ、嘘や誤魔化しなど、 あの世で閻魔様に舌を抜かれるようなことはしたくないものですね。管直人さん!! 宗教ならずとも、信なくば立たず。成り立つは下に支えるものあってこそと思います。 もしまやかしの舌に支えられるだけなら、地獄の業火に焼かれて苦しむだけでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.05.29 12:35:42
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