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カテゴリ:シリーズ・選抜への道(2008年秋)
来春のセンバツ参考資料になる秋の県高校野球2日目。 今日は昨日の勝者が中国大会進出を懸け激突!
作陽2-1玉島商(9回サヨナラ) 作陽・川上投手、玉島商・佐々木投手の先発で始まったこの試合は手に汗握る白熱した投手戦。 佐々木投手は序盤から全力投球。直球の伸び、スライダーの切れとも申し分なく作陽打線を全く寄せつけない。 昨日は打ちまくった作陽打線もあの切れ切れのスライダーは打てないだろうなぁ・・・と思って見てました。 玉島商は4回、西林選手の二塁打の後、佐々木選手がバントで送り、佐藤選手の犠牲フライでまず先制! 佐々木投手の出来からみてもう1点あれば十分勝てた展開は7回にスクイズ失敗が痛かったかな・・・。勝敗を分けるポイントだったかも。 7回ぐらいからかなり疲れが感じた佐々木投手は肩で息する場面もしばしば。 それでも勝負所では気合を込めたボールを決め9回まで作陽を0に抑える。 この大会18イニング連続無失点で中国大会か?そんな空気も感じた9回に大きな落とし穴が・・。 最後まで諦めない作陽は最終回代打川合選手のヒットなどで2死ながら1,2塁。 ラストバッターの鈴木選手の左中間に抜けるタイムリーで2者生還でサヨナラ・・・。
この時期の試合としてはかなりレベルの高い内容だった。 両チーム無失策の守備も痺れた。 今日の佐々木投手はどんな強豪でもそうは点を取れない投球だった。 最後はスタミナが切れた感があったが1点を背負っての投球は心身とも消耗が激しいし仕方ないだろう。 スクイズは失敗したが仕掛ての失敗は責められないだろう。 そして勝った作陽はやはり勝負強い。 再三のピンチも基本に忠実なプレーで凌ぎ、最後のワンチャンスをモノにする辺りは経験値以外の何者でもないだろう。 薄氷の勝利を掴んだ作陽はこの試合で大きな自信を掴み、県北から「初」の甲子園を目指し最終関門の中国大会へ乗り込む。 倉敷ー金光戦は後ほど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月28日 22時16分52秒
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