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カテゴリ:シリーズ・選抜への道(2009年秋)
すっかり更新ペースが落ちてしまいながらも知らない間に20万アクセスを超していまして、ありがとうございます。 最近はすっかり「アナログ」の世界に入ってまして、PC・携帯 した・・・。 少し新しい事を始めたりして。。 夏の岡山予選の「思い出」アルバムと明日から始まる予選リーグを兼ねた更新になると思いますが、実は夏の敗戦の中に悔しい先輩の姿を見た後輩の思いが秋は力を発揮する事が多いです。 一昨年の興譲館・酒井投手、昨年の倉敷工・山崎投手・・・。 今年の夏はそんな思いを感じた高校は東部では岡山南、西部では興譲館でした。 個人的にはこの2校の戦いに注目してます。 今夏の敗戦後、号泣する三年生を出迎える控え部員達。 この悔しさは確かなチーム力としてこの秋「巻き返し」の予感を感じた。 一年生ながらスタメン出場した妹尾捕手は強肩で落ち着いたリードをしていた。 一年時からそのセンス溢れる打撃センスに目を引いた白神選手。 夏の予選、明誠学院の好左腕・森本投手からレフトの頭上を越す弾丸ライナーは、岡山南出身の野本選手が秋の県大会で玉野光南・田中投手から放った打球を思い出した。 開幕試合を壮絶な試合で勝利した名門・岡山南、岡田投手。 打たれながらも気持ちを前面に出す姿は清々しい思いがした。 続く作陽戦でも打ち込まれたが、常に「全力投球」のスタイルを最後まで崩さない姿勢は敗れてもマウンドを守るプライドを感じ、気持ちが伝わる投球だった。 東部の左打者では朝野選手の評価が高い。 チームの中心選手としてこの秋の活躍に期待がかかる。
号泣する下田主将の思いを後輩達に伝われば・・・強力投手陣を擁すだけにセンバツの道も見えてくる。 その理大附相手に堂々とした投球をした関西の一年生・堅田投手。 打撃も非凡な所があり、俊足が揃う野手陣と一年生投手陣のバランスは県下屈指の戦力だろう。 県北から初の甲子園を狙った作陽は倉敷商戦で好投した花岡投手を堅実な守備陣が盛り上げる。 確実な試合運びはこの秋も上位に喰い込む力は十分。 ベンチ入りメンバー8人残り、左右の好投手も控える。 特に1年生ながら中学時代・左の堅田投手(関西)、右の桑木と評された右腕は130k後半の直球を投げる。 激戦の西部地区は予選から混沌だ。 高校生らしいチームカラーは観戦していて好感が持てた。 金光戦のコールド寸前、三年間で最後の打席。 打席に入り、一度タイムを取ってレガースを外した強打者・木田選手。 自打球が当たろうが、自分のスイングを・・・ そんな気持ちが見事最終打席も鋭く外野に運ぶヒットを放つ。 気持ちが伝わる打席に心が震えた。 外野ノックを終え、内野の守備陣に選手と同じ気持ちで声を出していた芳泉のコーチ。 選手一人一人の動きに声を出し、いいムードを作っていた姿に「野球」の原点を感じた。
一年生大会で粘り強く勝ち残ったメンバーで戦うのか個々の能力が高い一年生らの抜擢があるのか最激戦ゾーンでの戦いに注目だ。
東部ではCゾーンが混戦模様。岡山東商右腕・星野投手と明誠学院の森本投手の投げ合いは見応えありそう。 西部は全てのゾーンで混戦模様。この混戦さが最近の西部勢が県の上位に進出する要因だろう。 金光にしても夏の主戦が残る玉野商には楽には勝てるとは思えないし、倉敷工ー山陽の因縁の対決も面白そうだ。山陽のスラッガー・花谷選手の打棒にも注目だ。 玉島商ー水島工も好カード。両チーム夏のメンバーが大半残り経験豊富だ。 Dゾーンは実力伯仲の中で興譲館が一歩リードの展開も野球所玉野市から進学して来た選手が多い玉野は野球をよく知っているし、甲子園出場・倉敷商のチーム編成も気になる。笠岡商も粘り強いチームカラーがあり激戦が予想される。 北部のBゾーンは打棒の共生に好投手を擁す津山商・勝山らが絡んできそうな展開か?
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最終更新日
2009年08月29日 04時43分33秒
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