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明日は準決勝2試合がマスカットスタジアムで行われる。 第一試合 商大附ー岡山東商(午前10時試合開始)
東部地区予選を勝ち残り、投打とも充実の商大附。 倉敷南戦を見た限りは各選手の「気合」が凄かった。 松山投手は威力十分の速球に魅力を感じる本格派。 打撃陣も今大会当たっている弟子丸選手ら全体によく振れている印象。 昨秋2位の岡山東商はセンバツ出場の関西を破り勢いに乗る。 必勝パターンを確立できたのは夏に向けて期待が広がる内容だ。 勢いのあるチームの対決で好ゲームに期待。
第二試合 倉敷工ー理大附(13時開始予定)
予選リーグで鷲羽に苦杯を喫した倉敷工がそれ以後蘇った。 初戦は明誠学院の森本投手を打ちあぐむも粘り勝ち。 候補の一角だった学芸館戦は序盤失点を重ね「コールドになるぞ」って声も聞こえた中、救援した山下投手が流れを変え逆転勝ち。 玉野戦はピンチに決定打を許さず、逆にチャンスをものしての理想的勝利。 特別目立つ選手がいない中、新聞紙上で「泥臭くてもいいから粘って戦う・・」と言うコメントを読んで「いいチーム」に変貌していってると感じた。 理大附も難敵を下してのベスト4進出だ。 初戦の倉敷・安部投手、次の島田投手と「投手戦」を制してきた。 石橋投手は1年秋に観戦した時と比べ格段に球威がアップしている。 また多彩な変化球は的を絞らせない。単調にならなければ連打は難しいだろう。 Aシード獲得で両エースが登板するか分からないが、興味深い対決になった。
【理大附・石橋投手】 力感溢れる石橋投手。変化球も多彩だ。マウンド上でも落ち着いた雰囲気は精神面でも成長したように感じる。
小柄な右腕は春先から抜群の安定感を誇る。 変化球の切れが抜群で県大会では直球にも伸びを感じるようになった。 走者は出すが決定打は許さない・・・ 傷口は最小限に・・・。 そんな粘りを感じる今季の倉工。 前2戦の投手起用も絶妙。 岡山東商と同じような戦いをしてくるのか、また長身右腕・石橋投手と小柄な右腕・山下投手の対決にも注目したい。
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最終更新日
2010年04月30日 21時52分26秒
[2010年・春季高校野球岡山大会・中国大会] カテゴリの最新記事
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