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西部地区のノーシード校も実力校が揃った。 筆頭は興譲館だろう。 昨秋は関西と並び「優勝候補」。 今春も候補に名を連ねながら2回戦敗退。 この大会、主戦で投げた難波投手は長身から威力ある速球を決めていた。 エース格の岡田投手と夏を乗り切れる投手陣だ。 しかし打撃は破壊力を秘めながらも、ここ一番で不発。 バント失敗などここ最近の大会でよく目にするだけに小技の精度が整えば面白い。 岡山東商に喰らいついた水島工は予選から堅いディフェンス力が特色だ。 ただ、後半一つの四球や失策がきっかけで大量点を奪われる傾向があるのが課題だろう。 最近低迷気味だった水島工。秋・春と県大会へ出場し確実に地力アップしているように感じた。 倉敷南は初戦で敗退ながら、エース佐藤投手の出来次第で夏も「旋風」が期待できそうだ。 スタンドの応援は普通科進学校とは思えない沢山の声援だった。 予選リーグで圧倒的な力で勝ち抜いた倉敷、昨秋の戦いが嘘のように力強くなった笠岡商らの県大会組はシード校にとっては不気味な存在だろう。 (続く) 高校野球ブログ村へ参加しています お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年05月16日 21時28分13秒
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