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岡山の高校野球日記/by土佐丸

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2011年04月18日
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県北のイメージを一新した「強打」が売りの共生高校。

先日関係者から招待されてグランド訪問しました。

専用グランドの「たつごろう」球場はマスカット球場と同じ広さを持つ両翼99.5m・中堅122mの県下最大級の広さだ。

「たつごうろ」は地元の実業家・太田辰五郎氏の名前から由来する。


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【青空が綺麗なたつごろう球場】

創部当時、印象に残った選手に台湾からの留学生・林庭逸くんはよく憶えてます。

彼は規定により(羅くんと共に)2年秋が最後の大会でした。

その秋は「優勝候補」に挙げられましたが惜しくも岡山東商に惜敗。

共生を卒業後、台湾国立体育学院で活躍し大学院ではスポーツを専攻、在学中は「星野ジャパン」のアジア予選で通訳としてベンチ入り。

共生高校で学んだ「日本語」がその後の彼の人生に生かされているのが嬉しく思います。

その後、伊原投手(関西国際大ーオリックス)や李選手(ソフトバンク)など「大型」で「個性」が強い選手を育成してきた共生。

甲子園に一番近かったのは4年前の中国大会だ!

初戦は伝統校・宇部商。

当時エースだった三上投手が2種類のスライダーと切れのある速球で共生打線を抑える。

1-0で共生リードも最終回は伝統の粘りを発揮され一打逆転のピンチ。

最後、三塁線を抜けたと思った打球を三塁手が好捕し一塁への送球も難しいショートバウンドを一塁手がすくい上げ試合終了。

続く華陵戦は序盤の大量失点も森下監督「うちは全然諦めてなかった。絶対取り返せる点差だと思った」と後半は一方的に試合を支配する。

あと一本出ず5-7で涙を呑み、悲願の「甲子園」まであと一歩。

華陵の監督だった大浪監督が試合中、共生の打者の威圧感に苦笑する姿が印象に残ってます・・・。

あれから4年、創部11年目を迎えた共生高校野球部。

過去最高の戦力が整いつつある今年の共生。

最近、甲子園で低迷する県勢について県内・外の関係者と話す機会があり一つのキーワードに「伝統」って言葉が出てきます。

共生の伝統は「強打」。

「うちは細かい事しようと思ってもできません。このスタイルをずっと続けますよ!」

森下監督の言葉は力強かった。

 

親しくさせて貰っている他県で甲子園を経験した関係者は言う。

「甲子園に出てくるチームは何か一つ突出した武器を持ってます。岡山のレベルが決して低いとは思いませんが・・・。」

その武器が共生にとって「圧倒的に力でねじ伏せる打力」だと思うし、その形が完成した時、県北からの悲願も夢ではないように思います。

続く

 

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最終更新日  2011年04月19日 00時48分51秒
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