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自民党の没落ぶりが目にあまる.明けても暮れても「政治とカネ」の話題ばかり.ほかに話題はないものか?と思うほどの執着ぶり.国会で議論すべき問題が山積していることなぞ知らぬ顔である.この人たちの頭の中には,この国を何とか立て直したいという気持ちはカケラもないらしい.この人たちが興味をもっているのは政治ではなく政局,あるいは党利党略だ.政敵の弱点?をあげつらって,相手を蹴落としたいという欲望しか見えない.よくぞ日本国民は何十年も,こういう人たちに政治を託して来たものである.政権交代して本当に良かったと,今さらながら思う.
確かに,いま自民党が政策を提案するとすれば,昔ながらの政治手法に戻ってしまうような案しか出せないのでないか.それは多くの国民にとって,決して受け入れられないことだろう.かくして政策立案能力を失った政党は,ネチネチと政権党の足を引っぱるしかないのだろう. 政治とカネの話をよく調べたら,民主党よりはるかに大きな問題が噴出しそうな自民党である.と思っていたら,与謝野氏の「迂回献金」疑惑が持ち上がっているらしい.自民党は小沢氏や鳩山氏に要求したような「国民が納得できる説明」を,きっと自ら実行してくれるんだろうね. で,とーとつに本題に入ります. 少し古いニュースになるけれど,共産党の志位氏による国会質問が YouTube で紹介されている.「たかしズム」さんほか複数のブログが取り上げている.1時間近くに及ぶ質問なので,多忙な?私は無視していたのだが,週末の夜,ビールを飲みながら聴いてみた. これは面白い.日本経済の没落ぶりを指摘し,大企業の内部留保を制限する施策が必要と主張.さらに派遣労働,中小企業の問題に切り込む. 日本の国会中継はハッキリ言ってつまらない.特に最近は「政治資金」の話ばかりで,つまらない問題をいつまでネチネチやっているのかと,じつは私も不満?が鬱積していた.そんな中,志位氏による質問は,そのゴミ溜を吹き抜けた一陣の爽風のようであった.こういう問題をこういうふうに議論してこその「政治家」である.今なお政治資金の問題をネチネチやっている連中は,政治家として本来なすべき仕事をしていないんです.そのことをよくチェックして,次回の選挙を考えたいと思う. もちろん志位氏が派遣労働や中小企業の問題を取り上げた「政治的」背景も,わからないでもない.しっかり党利党略の匂いがする.その意味では「政治資金」問題についての共産党の(あまり感心できない)姿勢と明白な整合性がある.しかし,あれこれの勘ぐりを割り引いたとしても,志位氏は「良い仕事」をやったと思う. たかしズム「数少ない『国民のための』国会質問」 http://takashichan.seesaa.net/article/140661959.html まだ聴いてない人は,一度聴いてみてください. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 15, 2010 11:12:23 AM
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