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 高知市内にクルマ道を張り巡らせる.そのために川をコンクリートで覆ってまでして道路にしてしまう.いま高知県,高知市は,そういう「町づくり」をやっている.市内の新堀川にはコアマモ群落があり,アカメやシオマネキなどの生物が棲んでいる.それも潰してしまおうという計画だ.そのため県土木部は,申し訳程度の「アセスメント」を実施した.そして,今あるコアマモ場を潰しても,同様な環境はすぐ再生(創生?)できるかのような報告書が出されている.

 この問題については,ブログ「浦戸湾」にも少し書いた.
http://blog.livedoor.jp/uradowan/archives/51864529.html#comments

 このアセスの報告書に問題があることを指摘する陳情書が,「浦戸湾を守る会」からも出されている.ここでは,その陳情書を紹介する.




(以下転載)
          2014年9月17日
高知県都市計画課課長様

     新堀川界隈ネットワーク
     代表世話人 XXX

     浦戸湾を守る会
     事務局長 YYY


新堀川駐車場の一部撤去による新堀川環境変化の調査結果(詳細版)に関する陳情


 標記の調査に関してはデータの統計処理がまったくなされておらず、結果の解釈において客観的な判断がなされたという保証はありません。

したがって、検体の採取数ならびに採取方法を再検討するとともにデータに統計処理を施し、改めて市民にその結果を提示するべきです。以下、下記のとおりその理由を述べます


「理由」
 各項目の調査結果のほとんどは算術平均に基づいて評価されており、「状況がみられた」「顕著であった」「近い値がえられた」「傾向がみられた」「大差ない」などの曖昧な表現に終始しております。

 複数の検体を採取したのですから当然、データの統計処理をするべきであり、その結果について「有意差があった」「有意差は認められなかった」という客観的な記述に統一する必要があります。グラフの作成においても、仮に3検体でもエラーバーを記入するのはもはや常識となっております。

 本報告の眼目は、駐車場の撤去にともなって日光が射すようになり、環境が回復したことをクロロフィル量とフェオフィチン率から証明しようとしたことに要約されると思われます。ここで、駐車場下の基質の表面から微細な付着性珪藻と付着性緑藻が採取されたのならクロロフィルa、b、cと、フェオフィチンaが検出されるでしょうが、ここは光が当たらない環境であり、これらの微細藻類は繁茂できません。

 また駐車場下は潮位の変化があり、海水は常時動いております。したがってクロロフィルとフェオフィチンは底泥の表面にある粒子に強く依存し、水流とともに移動している微細藻類ならびに浮遊性であるが干潮時に底泥に取り残された浮遊性の微細藻類に由来すると考えるのが自然です。すなわち、狭い調査範囲の中で、同じサンプルを小分けにして採取していただけと推察されます。

 換言すれば、同一時間軸における3地点の定量値に統計的な有意差があるはずがないのです。しかも、明るい環境でフェオフィチン率が低く、藻類の活性が高いと結論しております。これは大きな誤りです。フェオフィチン率は生きているクロロフィルaの現存量と死んだクロロフィルaの瞬間的な現存量の比にすぎません。一方、光合成活性は単位時間当たりの光合成産物の産出(あるいはCO2の消費)で測定されます。もちろん、この活性(反応速度)は現存量と無関係です。このように、基本的術語の解釈に誤りがあるため、その結論もまた誤りです。

 図9と図10を見ると、各地点のグラフのパターンが「見ただけで」よく似ていると「感じます」。すなわち、同一時間軸で見れば、地点間の定量値に差がないのではという疑問がデータの分析に慣れている者には当然生じます。これを「感じ」ではなく、統計処理に基づいて証明するのが科学的データ処理であり、客観的な結論を導くのに欠かせません。

 以上のように、統計処理が意味のない場合を除き、各項目について統計処理を施す必要があります。

 また、多様性指数も類似度指数もさまざまであり、何を使ったのかを明示する必要がありますし、その数値にいかなる意味があるかを簡単に紹介する必要があります。類似度指数は何に基づき算出されたか不明ですが、現在ではノンパラメトリック法による検定も行われているのはご存知と思います。光条件にこだわっておりますが、瞬間の照度ではなく、日射量を頻繁に測定しないと環境の変化に言及するには無理があります。

 なぜ横堀公園前の干潟の環境要因を分析しなかったかという大きな疑問が残りますが、これを含めて調査方法と検体数を決定し、データ処理を完璧にこなしてから改めて市民に結果を提示すべきです。

(転載おわり)





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Last updated  October 27, 2014 09:55:48 AM
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