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大石シュウの土佐日記

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高知名物

こないだ書いた高知名物天津飯です。いつも手伝ってくれている友達と。とうとう１０月になりました。高知に帰ってきてもう一年以上経過しました。色んなことがありましたが、時間だけは進んでます。最近少し余裕がなくなってました。ある人に言われました。「そんな顔、似合わないよ。」いつでもにっこり、明るく。笑う門には福来る、ですね。ぽちっとお願いします。人気blogランキングへ参加中です！！クリック宜しくお願いします！！

2006年10月01日
小さなよろこび

今日とうとう首班指名を受け、安倍晋三衆議院議員が第９０代内閣総理大臣に就任しました。高知３区選出の山本代議士は、金融・再チャレンジ相ということです。官房長官には愛媛の塩崎代議士が就任しました。四国の議員がこんなに表舞台に立つのも久々ではないでしょうか。金融に関しては、地銀の統合も議論されているようですが、地方にとってどういった影響があるかということも考えていかなければなりません。今回の内閣では特命大臣が目立ちます。道州制担当大臣も新設されました。公約通り３年で道筋を、ということでしょうか。ところで、、、、みなさんには思い出の味、ありますか？僕にとっての思い出の味の一つは、小さい頃近所の中華料理屋で食べた「天津飯」の味でしたが、その中華料理屋は立ち退きでなくなり、完全に僕の中で「思い出の味」になりました。その店の天津飯はあんが「半透明」なのが特徴で、その後その味を求め全国津々浦々で天津飯を注文し続けましたが、残念ながら全国のスタンダードは「甘酢あん」のようで汁が黒い天津飯にしか出会えず悲しい思いをしていました。ところが！！今日たまたまご挨拶に行った街で懐かしい匂いがただよってきたんです。ついつい匂いに引き寄せられて歩いた先には、一軒の中華料理屋が・・・・しかも！！何と何と夢にまで見た近所の中華料理屋と名前が同じではありませんか。迷わず入店すると、そこには年月は経たもののちっとも変わらない店主の顔が、、、、聞くと前の店を閉店後しばらく期間をおいて、新しい場所で開店したとの事。もちろん天津飯を注文しましたが、中学生振りに食べたその味は・・・・夢中だったのであまり覚えてません（泣）いやしかしこんな小さな幸せですが、今日は一日良い日でした。半透明の天津飯は高知流！？らしいです。黒酢より好き！！という方クリックお願いします（笑）人気blogランキングへ参加中です！！クリック宜しくお願いします！！

2006年09月26日
うれしいニュース

このブログでも何度か紹介したことがありますが、高校時代からの親友がやっているうどんやが高知新聞に掲載されました。全く飲食にかかわったことのなかった昔からの仲間がはじめたこの店。苦しい時期を過ごしていただけに、紙面で活躍を見るのは嬉しいものです。載っていたコメントも信念が感じられる素晴らしいものでした。この記事が掲載されてからもう２週間ほど経ちましたが、今日に至るまで記事の反響か、お客さんが沢山来てくれているそうです。このお客さんを今後つかんでいけるか。これから正念場でしょう。心から、頑張って欲しいと思います。しかしこの友達は僕にこう言いました。「今までも自信を持って最高のものを出している。」「これからもスタンスは変わらないし、一喜一憂するものでもないよ。」はっとしました。「見てもらえるチャンスがあれば････。」「食べてもらえるチャンスがあれば････。」「知ってもらえるチャンスがあれば････。」昔バンドをやっていた時もそう。今こうやって政治活動を始めてからもそう。ついこういう風に思ってしまう瞬間がありました。しかし、これは全く思い違いであることに気付きました。チャンスは自分でつかむもの。嘘をつかず、前を向いて必死に頑張っていれば道は拓けるはず。遠回りのようで、一番の近道。うどんやの友達を見て、教えられました。じょうたろう、ゆうすけ、ありがとう。人気blogランキングへ参加中です！！クリック宜しくお願いします！！

2006年08月29日
フルーツトマト

春野のフルーツトマトを食べました。このフルーツトマト、水分をわざと不足させて糖度を高めているらしく本当に果物のような味がします。（糖度は８～１０度、桃で１１度くらいらしい）小さい頃はトマトを食べると舌がしびれてあまり好きではありませんでしたが、このトマトは美味しく食べられます。このトマト、美味しく作るためには温度管理も厳しくしないといけないようで高知名物ビニールハウスで手塩にかけて育てています。そういえば昔ハウスの動力にバイオマスボイラーを使おうといった取り組みもありましたが、こういった取り組みも研究しなおさないと、、、、このフルーツトマト、鰹、ナスにつづく高知の宝物です。是非高知に来られたら一度････ランキングは甘くない？？人気blogランキングへ参加中です！！クリック宜しくお願いします！！

2006年06月02日
水仙と韮

昨日この２つを間違えて食中毒をおこしたという事件がありました。これを見てはっとしました。六泉寺の準備の最中、それこそ水仙と韮を間違えて食べそうになったことがあります。２つは見た目がそっくり。山菜を学ぶ授業というのは今までなかったので、自分も含めなかなか植物についての知識が薄いと思います。昔ならば「食べられる植物」を覚えるということは、即命に関わること。しかし今はその「生きるための技術」が知識に移行してきた結果、こういうことが起こりました。学校の授業で、「生きる」ための技術を教える。であればその一環として、「食べるもの」に関する基本知識は教えられるようにしたい、と思います。教育の第一歩は、「自力で生きていける力をつける」こと。自分も含め最低限の自然知識は身に着けておきたいものです。

2006年05月17日
水仙と韮

昨日この２つを間違えて食中毒をおこしたという事件がありました。これを見てはっとしました。六泉寺の準備の最中、それこそ水仙と韮を間違えて食べそうになったことがあります。２つは見た目がそっくり。山菜を学ぶ授業というのは今までなかったので、自分も含めなかなか植物についての知識が薄いと思います。昔ならば「食べられる植物」を覚えるということは、即命に関わること。しかし今はその「生きるための技術」が知識に移行してきた結果、こういうことが起こりました。学校の授業で、「生きる」ための技術を教える。であればその一環として、「食べるもの」に関する基本知識は教えられるようにしたい、と思います。教育の第一歩は、「自力で生きていける力をつける」こと。自分も含め最低限の自然知識は身に着けておきたいものです。

2006年05月16日
野菜ソムリエ

という資格があります。正式名称は、ベジタブル＆フルーツマイスター。今日の高知新聞には、東京でこの「ベジタブル＆フルーツマイスター」向けに県園芸流通課職員がPRを行ったというニュースがのっていました。これはベジタブル＆フルーツマイスター協会が毎年試験をして合格した人にだけ与えられる資格です。試験内容は、栽培方法から調理方法まで野菜や果物に関する全ての知識が求められ、資格者はただ野菜や果物についての知識を消費者に教えるだけではなく、商品開発やマーケティングまで行います。野菜や果物の安全性や品質が問われることが多くなった今、出るべくして出た資格ではないでしょうか。これからは、野菜も果物も本物しか残らない。安全性はもちろん、中身も問われてきます。この何十年かで、野菜の栄養値は半分以下に減っているという事実もあります。今世紀のキーワードは、「食と健康、環境」高知は幸い豊かな幸に恵まれています。色んな事情がありますが、今の日本の食料自給率は４割程度、これは大きな問題です。自主自立した独立国家としてこれも何とか上げていく必要があります。この資源を活かした産業振興に力を入れて、世界中に「MADE IN 高知」を食べさせることができたら・・・・

2006年04月27日
六泉寺２　

今日は東京からゲストが来たので、立ち上げ中の六泉寺で試食も兼ねて食事会。ここでちゃんと食事するのは初めてですが、気張らず。気取らず、落ち着いていい感じでした。先月のうどん屋オープンに続いて、この店を立ち上げたプロデューサー自ら今日は給仕。料理も、気張らず、気取らず、素材そのまま活かした味で食べた後幸せな気分になりました。手前味噌でなく、感動しました。料理長は福岡から単身高知に乗り込んできた人ですが、その人の人柄や今までの人生が何となくその一皿一皿に込められてるような････（途中で出た寿司）ちなみに今日のゲストは、東京の有名うどん店「でら打ち」のカリスマ店主、神野さん。東京、旗の台で一日８０食限定の手打ちうどんの店を作り、育ててきた方で、六泉寺のプロデューサーとは、戦友。（プロデューサーはでら打ちで働いていたことがあるんです）２人の若かりし頃の話から、仕事観、人生観まで話を聞くことができました。先日プロフェッショナルの話をしましたが、この２人もまぎれもない「プロフェッショナル」２人に共通しているのは、「遊び」があるということです。色んな意味で「よい時間」を過ごしてきていることがよくわかります。結局は、その時出会うのはほんの一皿、ほんの一瞬、だけどそこには今までの「蓄積」があります。松井だってイチローだってそう。一打席一打席に今までの人生の蓄積があります。そして人を感動させることができる。料理は、人間にとって一番身近なものだからこそ、そこには色んな「味」があります。人生の蓄積を一皿に賭ける、そんなプロフェッショナルと出会えて良かった。そんな夜でした。（プロフェッショナルを囲んで････）

2006年04月25日
食と健康

昼ごはん買いにいって、こんなもの見つけました。青汁よーぐると。買うつもりなかったのに、つい「お前のために俺はここに並んでるんだ！！」という叫びを聞いた気がしてつい購入。炭水化物を控えても一向に減らない体重の打開策となるか････開けると････言葉につまるとはまさにこのこと。どう見たって美味しそうにない････何か「まだ準備中なのにまだあけないでよ！！」といわんばかりのレイアウト。うーーーーーーん。しかし天下のひまわりさんの出したもの。そんな変なものではないはず、、、、しばらく見つめたあと、勇気を出して････「あれっ！？」「････。」「･･････美味しい。」そうです。美味しいんです。青汁特有の苦味もなく、すっきりとした仕上がり。ぼうしパン、リープルに続く新たな高知名物になれるか！？是非お試しを。今日の増減－200グラム昼の青汁ヨーグルトが効いたか！？

2006年04月04日
新たなるうどん伝説

ついに・・・・以前ブログで紹介した「六泉寺日記」のうどんやが今日オープン！！（このブログのお気に入りに入ってます）早速行ってきました。昼過ぎごろ行ったのですが、ぽつぽつお客さんもおり、いい感じ。味も・・・・うん、いい感じ！！このブログを書いているうどんや立ち上げのキーマンは、長野出身東京で飲食プロデューサーをしていた人。いわゆる高知に「Iターン」ですが、見ず知らずの土地に飛び込み、この短期間で店を立ち上げるという離れ業に脱帽。その意気に感動し、友達に教えたところその友達もここで働くことに。オープンまでは不眠不休ながら、高知のスタッフと、Iターンのプロデューサーが一丸となって頑張っている様子を見てまた感動。人間やりがいのある仕事をしている時は本当に輝いてます。何とかその意識を続けて頑張ってもらいたいものです。特に高知から出て行く人は多いですが、入ってくる人は少ないので知らず知らず「ありがとう」といいそうになります。株式会社高知県の収益源は、住民が増え、税収が増えること。こうやって色んな「面白い」人が沢山高知に来て欲しい。高知に新しい風を吹き込んで欲しい。今日は何か希望を感じた一日でした。（この半熟卵が・・・・）

2006年03月15日
食文化

今日は須崎で打ち合せ。昼食は「八千代食堂」この店なんと開店してから一世紀近く、同じ釜、同じメニューで頑張っているようです。メニューは、1、卵焼き2、親どり卵とじ3、うなぎ4、刺身これにごはんと味噌汁のみという品揃え・・・味は・・・・ごはんといい味噌汁といいおかずといい非常に美味しかったです。決して派手ではないですが、「よくぞ日本人に生まれけり」といった感じです。また須崎はマルキョウ醤油や鍋焼きラーメンなど独自の食文化が豊富。なんにせよこういった「土地独自の食文化」はいつまでも残って欲しいと思いました。

2006年03月09日
鯨カツ

高知の食文化を語る上で欠かせないのは鯨。今日は高知市内の居酒屋「ゆず」で鯨カツを食べました。この店馬路村出身の女将さんがやってるのですが、料理はいい具合に家庭的で、なかなかのもの。ほんわかした気分になります。僕の母は捕鯨で有名だった室戸市出身なので、僕も鯨料理は食べる機会も多かったし、好きな方です。････なんていうと動物愛護団体には怒られそうですが。だけど鯨料理も日本の文化。生き物を食することは人間の業なんだから、そこは鯨にだけ目くじらをたてるのは少し違和感を覚える。（何かネタみたいになってしまった････）最近は保護しすぎて鯨が増え、イワシやプランクトンが減少しそれはそれで自然界に影響も与えているようですし。室戸には昔の捕鯨の様子を描いた絵や、漁に使った船を展示してあるところなんかもありますが、あの勇壮さには驚嘆します。また高知では鯨を本当に皮、内臓、肉と全て料理して無駄なく食べます。みなさんも一度高知に来たらお試しを。何にせよベジタリアンの食べる野菜だって光合成をして生きている立派な生き物。生物は生きるために業を背負って生きてます。感謝、感謝ですね。（この店一押しの「梅納豆」････ダイエットメニュー！？）

2006年03月07日
美味しんぼ

告白します。食べることが好きです。美味しいものが好きです。というわけで高知の美味しい店でも紹介しようと思ったのですが････。今日は悲しいニュースが。。。高知の中心街、堺町の奥にあった中華料理の名店「一壺春」営業休止してしまいました。しかも店の老朽化という理由で。この店、通りの奥にひっそりと、でありながら風情を漂わせて云十年。芸能人やキャンプで来るプロ野球関係者御用達の店として賑わってきました。（王監督は常連）（一壺春）この店、料理の味もさることながら御主人の薀蓄ある話や店にある貴重な美術品（壺や皿、掛け軸など）等々料理だけでない楽しみもありました。創始者は現在の店主のお父さん、湯山愧平。この人がまた波乱万丈の人生を生きた人で、戦前かの※玄洋社の頭山満翁の密命を受け、中国に渡り今で言う「スパイ」をしていく中で、向こうの芸術に傾倒し、帰ってきてからは漢詩人として活躍した。※玄洋社････頭山満ら旧福岡藩士を中心によって、1881年（明治14年）国権主義、天皇中心主義、大アジア主義を掲げて結成された国家主義的な政治団体。単純な右翼とは異なりアジア共同体を構築するために、アジア各国の独立運動家たちを積極的に支援した。1946年（昭和21年）、GHQによって解散させられた。（頭山満）その関係で湯山家も中国と関係が深く、何年か前には湯山家が持っていた中国の宝（張作霖が持っていた「皇帝の衣」）を中国に返還し大きな話題になったりしたこともある。このような高知の中で歴史も深い名店、何とか新しい場所を見つけてでも再開して欲しいと切に願っている。最近東宝裏の「風珍」といい、高知の食の歴史を担ってきた名店の休止が相次いでいる････。早く胃袋を満たして欲しいものです。

2006年02月26日

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