令和4年 年頭にあたり
明けましておめでとうございます!令和4年、壬寅(みずえのとら)の年が始まりました。昨年は一昨年から猛威を振るっているコロナ感染症と戦いつつ、ウィズコロナの新たな取り組みも随所でスタートした年になりました。壬寅の壬という漢字は「生まれる」寅は「育つ」という意味であることから、今年は昨年始まった新たな取り組みを更に成長させていく一年にしなければなりません。【県議会の任期も第4コーナーへ】2019年春に県議会に復帰させて頂いてから約3年になります。任期4年の間に県議会では16回の定例会がありますが、そのうち11回が終わり、残すところあと5回となりました。そのうち本会議に登壇出来るのはおそらく後3回、県政の発展に繋がる実効性のある質問が出来るように、日頃の政策調査なども更に注力して行く所存です。次回は2月定例会、3月3日の本会議で登壇予定です。是非県議会においで下さい!【今年の最重要政策】その中で、今年私が最も注目している政策が「デジタル田園都市構想」です。岸田総理の所信表明演説でも重要な位置を占めていましたが、デジタル✖️地方、新技術の活用を図りつつ、コロナで流れが出来つつある都市部から地方への人の流れを加速化させ、更に地方における社会課題の解決に繋がる可能性を秘めたこの政策はこれからの高知県にとっても非常に重要です。また、田園都市構想という言葉を初めて使った大平正芳総理は、田園都市構想は都市と地方の対立ではなく共存のために行うべきと論じました。まさにこのデジタル田園都市構想は、その観点で新たな都市と地方の連携の形、そして新たな国家全体の成長に繋がる形を目指さなければなりません。具体的に今後高知県では、医療や公共交通、農林水産業など資産と課題の洗い出しと新技術との融合、そして人材の確保、更には他都市との連携などやるべき仕事が山積しています。具体的な政策のスピード感ある実行が何より大事です。圏内の産学官連携を進めつつ、市町村の現場での様々な取り組みをサポート出来るよう、県議会議員として力を尽くして参ります。 【一燈立志の会】また、今年は県議会に新会派一燈立志の会を立ち上げてから3年目になります。会派としては、○中山間対策○新産業創出といった政策を重点課題として県下各地の調査と政策提言を行なって来ました。令和4年は1、コロナ経済対策2、公共交通問題3、県と市町村との連携4、デジタル化推進といった政策課題について重点的に取り組んでいく所存です。 【身近な県政のために】昨年はまた、情報発信という意味で、YouTube「大石宗の土佐日記」、クラブハウスでの「地方最興・地方のキーマン✖️高知県議会議員」などの番組配信に加えて、県下各所での県政巡業(県政意見交換会)も重ねて来ました。youtube登録者数も少しずつですが増えて来ました。今年は音声メディアなど新たな取り組みにも挑戦して行きたいと思っています。チャンネル登録など引き続きの応援何卒宜しくお願い致します! 【青年の志】最後に、今年は42歳。25歳から始まった政治人生も早17年目に差し掛かりますが、課題山積の今、これまで以上に情熱を持って仕事に全精力を尽くさなければなりません。そのような中、今朝は実家近所の植木枝盛旧邸前を通りました。明治第二の改革であった自由民権運動をリードした枝盛は、その著書無天雑録で以下の言葉を残しています。老年の胸中に過去の世界あり青年の胸中に未来の世界あり過去がその胸中にあるもの之を老年と云う未来がその胸中にあるもの之を青年という明治22年 2月18日私もこの思いを胸に、青年の志を貫いて今年も一歩一歩前進して参ります。これまで以上のご指導何卒宜しくお願い致します!令和4年 壬寅 元旦大石宗 拝