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高知と私と素敵なもの

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2012年12月06日
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カテゴリ:家族・日常の事
勘三郎氏の死去

歌舞伎に親しみのない一般市民の私でさえ衝撃でした

入院直前の映像も流れ癌とは思えない健康な姿

手術から4ヶ月の闘病でお亡くなりになったとか・・

癌の治療には前から色々と考える事があります

一番鮮烈に記憶にあるのはその当時50歳の女性

母娘でうちのお客さんでした。

膵臓に極小さな癌が見つかり、初期で見つかってよかったと。
高知では癌治療にたけた病院のひとつに入院治療を始めました

抗がん剤の治療を初めててからその副作用で悶絶されたとか
食事が出来なくなり体重は30キロ前後に

「こんなはずでは・・苦しむ姿を見ていられない」

お母さんのそういう言葉が胸に残ってます

「医大に良い専門医がいて手術すればなんとかなるかもしれない」

そういってそのお母さんはセカンドオピニオンとして医大へかかりました

衰弱しすぎていて、もうちょっと早ければ・・
  手術に絶えられないと言われたそうです

結局亡くなるまで相当な苦しみだったそうです

入院するまでは元気だったのに。
あのまま治療しなければ結果は同じでも苦痛が少なく
もう少し長生きできたのではないか

今回の勘三郎氏の正確な診断までは分りませんが
「初期の食道がん」
「入院するまではまったく分らないほど元気」
「治療を始めた途端衰弱 苦痛を伴う死」

我が家も父が鼻の癌と肺がんを患いました

鼻は手術の後放射線治療で治りました

肺がんは6センチもある大きな腫瘍でしたがリンパに転移していなかったのが幸い
ステージは2B期でした
肺の4分の一を切除しました。

ただ、抗がん剤の治療は受けませんでした
高齢であること、脳梗塞の既往歴があるのと本人の性格、そして軽い認知症で抗がん剤の治療の苦痛を治療の過程と認識できそうに無かったので家族で話し合って決めました

運が良かったのでしょう
老いによる老化で色んな小さな疾患は抱えていますが
癌の経過は「完治」と言ってもらうほどです
 
もし自分が癌になったら

もちろん早期発見を目指します

手術をして取り除いてもらいます

でも・・抗がん剤は受けないかも。

あくまでも結果論

一人の人間がふたつ同時に選択できない

もし先がわかってたら勘三郎氏は手術を受けただろうか

がん治療って何が最善なんでしょう

患者のQOL

お医者さんは選択史を与えて自分で選べる・・

ただ、家族は治療を受けてもらいたいと思うよね

絶対治ると信じて治療する

美徳ですが、奇跡もあると思いますが

難しいです。




娘さんを先になくしたお母さんは2年後に癌で亡くなりました

疲れきっていました



 













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最終更新日  2012年12月06日 11時42分11秒
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