GOSICK II-ゴシック・その罪は名もなき-
<購入理由>ヴィクトリカ・・・。<感想>イラストが凄い!!ヴィクトリカの寝ぼけた顔とか、涙ぐむ顔とか、必死な顔とか、マジヤバ、死にそう・・・。しかしいつ見ても、ブロア警部のドリルは凄いとしか言いようがない・・・。前回よりも、ボリュームたっぷりの本編と後書き。後書きのすごさと言ったらもう・・・これだけで一冊書けるのではないかと思えてしまう位の凄さ!!だからといってそれだけで買う人はいないでしょうが・・・。ヴィクトリカの母が過去に犯した罪の冤罪をはらすために母の故郷に向かうヴィクトリカと、一弥。閉鎖的な村の祭りの最中に起こる殺人事件とか、名探偵行く所事件ありってな感じで、ミステリとしても十分楽しめる内容だと思うのです。まあ、この密室トリックはどうなんだと言う意見もあるようなのですが、個人的には、ヴィクトリカと、一弥のやりとりを見ているだけで楽しい作品なので、これで良しなのです。ただ、占いで出た、二人の未来の結果にものすごく切なくなってしまいました。内容的にも十分面白いのですが、結局、自分にはヴィクトリカのかわいさばっかり目立ってしまったかなとちょっと反省。GOSICK II-ゴシック・その罪は名もなき-著者:桜庭一樹出版社:富士見書房発行年月:2004年 05月サイズ:文庫 / 411p本体価格:660円 (税込:693円)