メキシコの台所 【メキシコ】
これ↓メキシコの台所だ。日本昔話ならぬ、「メキシコ昔話」にでてきそうなレトロな雰囲気だが、数年前にお世話になった、田舎のおばさん宅、21世紀である。そして、メキシコの田舎ではまだまだ現役で活躍している焼き窯(↑写真左下)。この窯に薪や炭を入れる。↓村の炭屋さん。「備長炭、ありますか?」↓ついでに関係ないがヤシの実屋さん。あまりにも大量かつ無造作な陳列だったもので、つい・・・。窯の上でタコスの皮や具を焼く。↓タコス用鉄板。関西人のたこ焼きセットと同様、タコス用鉄板はメキシコ人にとって命の次に大切な宿命的アイテム。↓焼いている様子(これはガスレンジだけど)右下の三つ足の四角いアイテムは「メタテ」と呼ばれる石臼。水と消石灰でやわらかくしたとうもろこしを長方形の石ですりつぶし、タコスの皮を作る。(ちなみにこんな感じ。←Wikipediaより)ところで、田舎のおばちゃんが手作りしたアツアツのタコスの皮はおそろしく美味い。「おかず、要らないぐらいおいしい!」とほおばる私。ほおばったとたん、なんと、あまりのおいしさに、ほっぺたがポタっと落ちてしまったのじゃ。すると不思議なことに、落ちたほっぺたからまばゆい光が出たかと思うと、米ドル紙幣がハラハラと降ってきたのじゃと。二人はお金を分け合うと、「これで老後は安泰じゃ」と頷き、抱き合って喜んだそうな。めでたし、めでたし。(メキシコ昔話「不思議な米ドルタコス」のお話)日本で本格メキシコ料理を味わうならここ!お友達スー店長のお店エル・ボラーチョ!