進化するポンチョ 【メキシコ】
荒野とサボテンを愛し、「明日のことは考えない」が合言葉のワイルドなメキシカン。素敵だ。そんなメキシカン気質とは無縁と思われていた言葉が「洗練」である。これ↓メキシコ先住民の伝統的な織物や刺繍を見直し、デザインを洗練させてモード界へいざ!という流れがメキシコで台頭しつつある。これも↓観光客向けの「わー!え・・・えすにっく~っ!!」「いつ着るんだ、それ?!」的な柄ではなく、現代のファッションの中で楽しめるメキシカンテイストのアパレル。これを着てニューヨークを歩いても恥ずかしくない。↓肥満が多いメキシカンとは打って変わって、モデルも痩せている。商品の製作は先住民女性によるハンドメイドで、フェアトレードとしても成り立っているとのこと。フェアトレードは、ヨーロッパを筆頭に先進国の間ではメジャーになりつつある存在だ。普通、貧困国が作るフェアトレード商品を先進国に輸出する、のが一般的なフェアトレードの流れかと思われるが、メキシコは貧富の差が激しいため、自国の貧困層の商品を自国のアッパー層に向けて販売できる国でもある。「かわいいなあ、欲しいなあ・・・」と思って値段を見ると、ポンチョ13万円・・・。・・・私には高すぎるんだけど、どう?日本で本格メキシコ料理を味わうならここ!お友達スー店長のお店エル・ボラーチョ!