修法とは何か?
蜆汁硯海さんより質問をいただきました。~~~~~~以下質問~~~~~~~~~~今回「修法」という言葉が出ましたが、その中味もしりません。僧侶は一体何をされているのでしょう。~~~~~~以上質問~~~~~~~~~~質問ありがとうございました。お返事が遅くなりすいませんでした。真言宗における修法というのは多くは仏様を供養する方法のことです。さまざまな仏様を招いてその仏様に供養し、その一方で、自らが仏様の体になり、仏様の言葉を話し、仏様の思いを浮かべることにより仏と一体化する。そして、その功徳をすべての人間・動物・植物などなどありとあらゆるものに振り向けるというのが修法です。すなわち、自分のための行とそれを他者に施する行が一体化しています。文字で書くとよくわかりませんね!(汗)修法で目に見える(見せている)行として代表的なものが護摩です。護摩はさまざまな供物を燃やしているだけのように見えますが、実はまず、自分自身が仏となり、そして勧請した仏様と一体化し、その上で供物をささげる(燃やす)ことによって、すべての仏・菩薩・神様などに供養して、その功徳をあらゆるものに与えています。余計難しくなってきたような気がします(汗)簡単に申しますと乱暴かも知れませんが、「仏様の功徳を行者(修法をしている人です)が集めて皆に分配している。」のが修法といえます。 中身については具体的に説明しても何をしているかわからないと思います。もし、どうしても知りたいということでしたら、専門書をお読みください。 素光『中院流の研究』掲示板・コメント以外にメールで問い合わせをされる方はこちらからどうぞ。ブログランキングに登録していますクリックにご協力お願いします。 ↓人気blogランキングへ