父ちゃんの開拓物語

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• アリさんとキリギリス　細谷功

  イソップ物語のアリとキリギリスに現代人をみたてて語った本だが非常に面白かった。アリさんを象徴する言葉が、安定、ブランド、現実、お金、権威、組織、規則、競争、キリギリスは、自由、変化、面白い、理想、新しい、個人前例が無いからやらないのが、アリ。無いからやるのがキリギリス。笑ったのは、「卒業するアリ、中退するキリギリス」アリは一度始めたことは終わらせることに意味があると考え、キリギリスは、過去のしがらみにとらわれず、今ベストと思うことをやる。だから、キリギリスの職歴は次から次へと変化する。私はまさに中学生のころからキリギリスだ。面白いのは、その典型的キリギリスの私が、アリさん社会の典型とも言える、農村に自ら入り、勤勉、粘り強さといったアリさん的資質が最も要求される農業を始めたことだ。その中でも特にその資質が要求される有機無農薬に取り組んだのだから、うまくいかないのも当然といえば当然だ。それで想像だにしなかった強烈な貧乏に深く傷ついたキリギリスは、反動でひたすら安定を追い求めた。それが10年前の私の姿である。そして、まさにアリさん的価値観の総本山である公立小学校の臨時教諭となる。そして、5年前、年齢制限が撤廃されたのを契機に、採用試験を受け続け、落ち続けているわけである。数年前の面接で、圧迫面接というより、ﾊﾟﾜﾊﾗではないかというような面接を受けた。エリートのアリさんの前に、キリギリスがのこのこ現れたようなものだったのであろう。私の経歴を見て、「自分のような公務員には、あなたのような無計画な生き方は理解できない。」とはっきり言われたが、これは、アリさんのキリギリスに対する率直な意見だと思う。自分のやってきたことを分析するにはもってこいの視点だと思った。この視点でもう一度自分の将来を考えて見たいと思う。

  2017.08.06

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• 

  幸福の形

  今朝もつらつら妻と話していて、自分の人生、失敗の連続だったなと。。。高校受験、大学受験、就職、、、農業を始めてからも、稲作の失敗、最近の採用試験の失敗シリーズ。明るい気持ちで迎えられた春のほうが少なかったような気もする。しかし、これは先日写真館で撮ってもらった写真。長女夫婦と妻、双子の孫、彼らの愛犬。失敗の連続であった私の人生の、しかしこれも紛れも無い事実である。私のネクタイは曲がっているが、間違いなく幸福の一コマである。f感謝するばかりである。

  2017.08.06

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• 雑感

  午前中、勤務校の、町内PTAのユニカール大会。そのまま、音戸の墓掃除に行くつもりだったが、昨晩、傷心のためあまり眠れなかったせいか、しんどくなって帰宅した。　こうして文章を書いているときが一番心が落ち着く。　　凹んだ時は、妻にポツリポツリ、感想を言う。妻もよく聴いてくれる。本当にありがたいと思う。　　結婚してから、不安定を絵に描いたような生活の連続だったから、最近の不合格シリーズ以前も、稲の不作など、年に1度はこんな光景を繰り返してきたように思う。　でも、そのおかげで、子供たちはしっかり自立し、妻とも手を取り合ってこれたのかもしれないと思う。　なんというか、こういうときに、じっくりこれまでのことを振り返り、これから先のことを時間をかけて話してきた。もちろん、そこで具体的な将来像が描けるわけではない。でも、なんとなくお互いどうありたいかの確認をしてこれたような気がするのだ。　情けない話だが、私が5年後10年後のビジョンを描く前に、5年後、10年後はやって来て、暮らしのステージはどんどん移っていった。　それでも、なんとかやってこれたのは、本当に幸運だったと思う。　　さて、これからである。　これからの人生、まさに生きているだけで丸儲けの心境である。もうちょっと、のびのびと将来を考えて見たいと思う。

  2017.08.05

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• 5度目の不合格

  教員採用試験である。年齢制限撤廃後5度目のトライも不合格。すべて敗因は面接。受け答えがどうこうではなく、実は経歴、年齢で門前払いではないのかとも少し思っている。40才過ぎて、教員免許の認定試験で3回。採用試験で5回、計8回不合格を経験した。少し成長したと思えることがある。これはうまく使えば長所でもあると思うのだが、僕はこの手のことに全身全霊を打ち込む傾向がある。だから、それに失敗すると、全てがアウトと思ってしまう。人生が終わったかのごとく凹み、思いつめてしまう。それは、大きな間違いであるし、傲慢ですらあると、今は思えるようになっている。先日読んだアドラー心理学の本に同様のことが書いてあったような気がする。つまり、例えば結婚したい思っている人が、それができていない現状は、仮の人生だと考え、現実に正面から向き合おうとはしない。。。大切なのはゴールで、過程は過程でしかないと考える。まさしく自分はこのタイプだったなと思う。今は少し別の考え方を持っている。大切なのは、「今」。「今」を充実させる手段としてゴールがある。この考え方は、僕をとても楽にしてくれた。つまづくたびに、人生が終わったかのごとく嘆き苦しんだことが嘘のようである。そして、つまづきっぱなしだった私が、ここまでやってこれたのも不思議だ。感謝、感謝である。

  2017.08.04

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• 

  お祝い

  長男と次男。我が家はなぜか男子二人が初夏。女子二人が早春で、誕生日がとても近い。今回、男子二人のお祝い。長男は、もうすぐ私が結婚した年齢になる。次男は来春卒業、就職。私にしては珍しく、二人にプレゼントをした。名入りのネクタイピン。大げさに喜んでくれて（笑）私も嬉しかった。感謝　感謝である。

  2017.07.09

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• 長女の新居

  5月1日に娘一家は帰っていった。ついでに女房もついていき、私はいきなり一人になってしまった（泣）　男の私が行っても邪魔になるだけだからとは思ったが、どんなところか一度は見ておこうと、先日訪れて見た。　岡山の山の中の古民家。築140年。田舎の集落の中でもそのまたはずれのほうに位置する。25年ほど前、脱サラして最初にお世話になった口和町の家に、立地も雰囲気もそっくりである。　そのとき長男が1歳、長女は妻のお腹の中だった。そういえば、そこで私たちはヤギを飼い、長女はその乳を飲んでいる。私の初めての田植えを、地域の人と一緒にあぜ端にちょこんと座って見学し、私があぜ越えに失敗しトラクターの下敷きになったときも目の前にいてくれた。（トラクターの下敷きになり身動きができなくなってしばらくして、長女を抱っこした女房が私を発見し、私の目の前にちょこんと長女を座らせて、助けを呼びに走ったということです。）　さて、旦那はここで町おこし協力隊として働く。3年間は国から給料が出るらしいが、その後は自分で起業しなければならない。長女は在宅でwebデザイナーをやるらしい。　経済的に不安定な生活がどんなにキツイものか、私は身をもって示してきたつもりだし、手堅い職業につくようにずっと言い続けてきたはずなのだが。。。　ともあれ、25年前の私たちの姿を見るようであったし、なんとなくそのころの気分を思い出した。先の見通しなんて全く見えなかったけど、不安を感じなかった。それが若いと言うことなのか、単に私が馬鹿なのか、時代の雰囲気も少しあったような気がする。　当時の私は、直接自分の手で暮らしを切り拓いていくような、そういう手ごたえが欲しかったのだと思う。　娘夫婦がどう考えているのかはわからないが、自分たちで選んだ道である。私は応援するのみである。

  2017.05.07

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• 

  初孫

  4月6日、入学式の日、無事孫が産まれた。双子の女の子。心香（このか）と心春（こはる）長女はさくらという名前だから、なんとなくみんな春めいていて良い名前をつけたものだと思う。　初産で双子と言うことで本当に心配した。母子ともに健康で、感謝しかない。　先日、末娘が成人。子育てに一段落着いたと思ったところで、爺様デビューである。　1年先も見通せないような不安定な、まさに手探りの生活で、よくぞここまでたどり着いたものだと思う。本当にありがたいことである。

  2017.05.07

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• がんばれ！

  先日結婚した長女がしばらく前から出産のため帰省している。なんと双子である。　小柄な長女のお腹は日に日に信じられないくらい大きくなっていき、見ているこちらがハラハラしてしまう。　6日に帝王切開の予定だが、昨日、お腹が張るというので、病院に連れて行った。そのまま入院。点滴をしながらなんとか6日までもたせたいとのこと。1日1日ものすごい勢いでいろいろな器官が出来上がっているのだろうから、（しかも二人分！）母子ともに1日の持つ意味はとても大きいのだろう。　男の私は、ただオロオロするばかり。せめて少しでも快適な環境をと、コツコツ日曜大工。　母子ともに無事に出産が終わることを切に祈る。

  2017.04.01

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• 

  長女結婚

  　娘が洗礼を受けた三次のカトリック教会で家族だけの結婚式。感慨無量である。オルガンは末娘が弾いた。とても良い式だったと思う。思えば、このブログも最初の話題はこの娘の盲腸の入院騒ぎだった。http://plaza.rakuten.co.jp/totyan/diary/200402240000/娘がまだ小５のころの話だ。　時の流れの速さにただただ、呆然とするばかりである。ところで、ひそかに楽しみにしていたバージンロードのエスコートは、なかった。（笑）あれはカトリックではないのかも。式の後、ささやかな宴会。相変わらず仲の良い兄弟だ。これだけは自慢できる。これに新しい息子が加わり仲の良い５人兄弟になってくれれば幸いである。　そして、無事に元気な赤ちゃんを生んでくれることを願うばかりである。

  2016.11.20

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• あきらめること

  あきらめの悪さが自分の良いところでもあると思ってもいるのだが、あきらめる力も必要だと最近思うようになった。あれもやりたい、これもやりたい、で、どちらも中途半端。やりたいことの日程が二つ重なると、なんとか時間をずらすとか、片方は早退、片方は遅刻でのりきれないかとか、無理してでも両方やろうとしてしまう。それが無理となると、どちらかに決めきれず、フリーズしてしまう。そういう性格だから、物も片付かないのだろう。自分にとって本当に必要なものを精選する力を養って生きたいと思う。

  2016.10.16

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• ぎっくり腰

  今回は、重い本箱を少し持ち上げた時になってしまった。多分、その前のトレイルランでちょっと無理して、弱ってるところにこの付加がかかったのが原因だと思う。レントゲンの診断では、骨にも椎間板にも異常はないそうだ。五十肩でずっとお世話になっている理学療法士さんの話と総合すると、筋肉疲労が蓄積して、肩凝りならぬ腰凝り状態なのだと思う。昔、マラソン大会の会場について車から降りようとしたときにグキッとなり立ち上がれなくなった。四つ這いでフェンスにたどり着き、立ち上がった。なんとか歩けるようになったので受付まで行ったらだんだん楽になり、とうとうマラソンも走りきった経験がある。多分動くことで血流が良くなったのだろう。その代わり、翌日はまた立ち上がれなくなってしまった。（笑）それで、生まれて初めて鍼灸院に行ったら、腰よりも首周りにたくさん針を打たれ、うそのように楽になった。その経験があるから、今回も1週間の治療のあと、まだ痛む腰をかばいながら15km走ったら、ほぼ治ってしまった。僕は、肩甲骨周りと股関節周りの筋肉が、とても固いそうだ。だから、そこが動かない分、肩や腰が無理をしているのだそうだ。大体、僕は長座も苦手だし、体操座りはもっと苦手だ。立位体前屈はぎりぎり指が床に届くが、これも腰が曲がらない分を背中の途中が曲がってカバーしていることに気が付いた。この際、徹底して改善していこうと思う。

  2016.10.09

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• 近況

  先日、54歳の誕生日を迎えた。妻と二人、ショートケーキを二人で分けて、まさにささやかな誕生会。（笑）まさに綱渡りのような生活で３0年。家族揃って元気で、よくぞここまでこれたと、感謝しかない。そこで、これから先のことをぼんやり考えてみる。ベースになるモデルは、映画「二人の桃源郷」のおじいさんである。老いて、足腰が弱っても、なおも畑で働こうとする姿である。おばあさんと一緒に、外で仕事後の缶ビールを実にうまそうに飲む姿である。そこは見失わないでいたいと思う。

  2016.10.08

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• 度量

  先日、私的にちょっと大きな問題があって、友人に相談したところ、「そこは、度量の大きさが試されるところ」と言われ、ハッとした。私の小さいころは、「大きいことはいいことだ～♪」というCMが流れていたりして、度量の大きい事も人の魅力の大きな要因だったような気がする。だから、自由闊達、豪放磊落、天衣無縫なんて言葉も、とても魅力的に見えたし、そういう大人になりたいと思っていた。ところが、学生時代くらいに、重厚長大から軽薄短小へ、なんて言葉が流行りだしてからだろうか、あんまりこういう価値観は聴かなくなったような気もする。今はどちらかというと、丁寧、几帳面、誠実、細やかさ。まあ、百姓仕事にしても、小学校の先生にしても、求められるのは丁寧路線だから、自然に自分をそっちの方に仕向けてきたのかもしれない。勿論、大胆にして繊細、どちらも兼ね備えることはできるわけだから、そこを目指せばいいのだけれど、なんとなく、心を広くもとうというような方向にはしばらく自分を向けてこなかったなあと思い当たったのだ。結果、若い頃馬鹿にしていた、世間の「常識」を基準にしか話ができない大人になってきたような気もする。それが楽ならそれでもいいのだけれど、今回の問題はそれでは乗り切れない。「度量の広さを試されている。」そう思って臨んでいこうと思う。

  2016.09.10

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• 「ふたりの桃源郷」

  昨日妻と二人で見に行った。涙が出てしょうがなかった。これまでの自分たちの姿とも重なるし、将来の姿の指針ともなった。妻は親の介護の問題としても捉えながら見たようだ。とにかく、「じいちゃん」が、カッコ良かった。本当に良い映画を観る事ができて良かった。

  2016.09.04

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• 大学講座

  夏休みの最後、教員の免許更新の関係で、広大の講座を受けた。「特別活動指導法」と「発達心理学」1日　90分×４こま。2日で1単位。僕は2単位取ったので、4日間連続となった。これが実に面白かった。味気ない基礎理論や、学習指導要領の文言でさえ、自然に自分の経験とリンクするからだ。学生時代であれば間違いなく爆睡していたと思うし、10年前でも退屈していたかもしれない。どちらの講座も十数名の少人数だったからゼミ形式のようだったのも良かった。僕自身はマンモス大学の人気ゼミだったから、ゼミでさえ40名近かった。だから、本当の学生時代のゼミよりもそれらしい学習をさせてもらったと思う。全員教員だけど、年齢はバラバラだから、例えば、親子間の葛藤なんてテーマでも、僕は親の立場で考えるし、若い先生は自分の思春期を念頭に議論になる。そこに専門家の示唆が入るわけだから、面白くないわけがない。人文系だからかもしれないし、僕に限ってのことかもしれないが、10代のころより、今のほうがよっぽど学問に向いてるなと思った。

  2016.09.01

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• カラオケ

  先日帰省中の次男、次女と妻とでカラオケに行った。私以外、皆、歌はうまい。夜に行ったのだけど、小さな子供連れが多かった。我が家は、家族揃って行ったのは子供たちが小学生のころに一度。大きくなってから一度くらいか。料金も高かったしなあ。。それにしても、歌声を録音しておけばよかったと悔やまれる。今更とは思ったが、便利なスマホがある。数十年後誰かが懐かしむかもと思い、録音しておいた。ちらっと聴いてみたが、やっぱり私一人が下手っピーだ。（笑）

  2016.08.17

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• 「夜と霧」　ビクトール・フランクルの言葉

  本当は「夜と霧」を注文したつもりだった。先日読んだ日野原さんの本で紹介されていたからだ。アウシュビッツ収容所を生き抜いた精神科医の著作だ。届いたのは、訳者の諸橋さんの著作で、「夜と霧」を含めたビクトールフランクルの著作のダイジェスト版のようなものだった。入門編としては、かえって良かったのかもしれない。「正しく悩みぬかれた苦悩だけが人に成長をもたらす。」「苦悩に値する」人間になる。苦しむことや悩むことからは、なるべく距離をおきたい。苦しむことや悩むことは何かに失敗した結果である。そんな風に考えていたような気がする。目から鱗である。是非、「夜と霧」も読んでみたいと思う。

  2016.08.15

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• 同窓会

  高校の同窓会。割りによく集まる学年で、ミニ同窓会のようなものは毎年恒例のように行われている。500人近い同窓生だから、知らない人も多いし、逆に同窓会で仲良くなった人もいる。今回は少し大掛かりなもので100人規模。僕は3次会からの参加とした。前回、前々回と、ホテルでの一次会ですでに酔っ払い、2次会あたりでもう爆睡モードになってしまったからだ。ちょっと緊張した状態で、適切にコミュンケーションとりながら、程よく飲むということがなかなかできない。今回の作戦はよかった。場が和んでいるところに素面で参加できるわけだから、朝までとても気持ちよくすごせた、それにしても、こんなに安心しきって話せる場もそうそうないであろう。本当に幸せなことだと思う。不思議なもので、○○くん、とくん付けで、女子に呼ばれるだけで、元気がでるのだ。（笑）

  2016.08.14

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• 墓参り

  恒例の墓参り。父母と、弟家族、我が家、総勢13人の大移動。弁当持って、帰りは海水浴がしばらくの定番だった。子供たちが大きくなるにつれて揃わなくなることも多くなり、今年は欠席3名。2日に分かれての墓参りとなった。我が家の墓は音戸大橋を見下ろす山の上にある。細い急な上り坂や階段を10分ほど上るのだが、これが結構きつい。高齢の父母が上るのを見て、たいしたものだと感心していたがさすがに今年はちょっとしんどそうだった。墓に刻まれた年齢。祖父は、父方も母方も50代、叔父二人も50代で他界している。皆、脳梗塞とか、血管系の病気だったと思う。先日第2の人生のスタートなんて書いたが、50代でさようならの可能性も頭に入れておかねばなるまい。

  2016.08.13

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• 雑感

  妻に頼まれていたトイレの改装完了。板張りの外装の裏側が内装という状態だった。しかし、わざわざ板張りの内装を施すのもどうかなと思っていたが、昨日、季節はずれのコーナーに、簾を発見。これを内装材とした。まあまあ、いい感じに仕上がったのではないかと思う。　そんなことをしていたら、なんと水泳の金藤選手が金メダル。僕が通っていたプールが、金藤選手が小学校から？通っていたスイミングスクールの練習場でもあったから、練習風景を何度も見ている。イベントでスクールの選手が一般の人にコーチをしたことがあって、僕は直接平泳ぎを習ったこともある。多分、彼女は中学生くらいだったと思う。そんな身近な人が金メダル！すごいの一言に尽きるが、なんだかとても不思議な気分だ。

  2016.08.12

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• 久々の読書

  2冊。柴田トヨさんの「くじけないで」という詩集。随分話題になったようで妻も良く知っていた。日野原重明さんの「生き方上手」たまたま手にとって買ったのが、どちらも高齢の方が書かれた本だった。どちらも読んでいてとても清々しい気持ちになれた。私はもうすぐ54歳になるが、これは実はかなり魅力的な年齢なのではないかと思えるようになった。どちらかというと人生の終盤というか、まとめに向かっていく時期だと思っていたのだが、2つ目のスタートの時期だと考えたほうがいいのかもしれない。今後、一つ目の人生の帳尻を無理に合わせていこうとしなくても良いのではないかと思ったのだ。良くぞここまで連れて来てくれた。そんなふうに考えて、じゃあ、今度はどんなふうに、どこに向かおうか。そんな風に考えると、気持ちが高揚してくる。なんせ2回目である。進学、受験、就職、結婚、子育ては、もう考えなくていい。つまり、そのための競争はしなくていいし、損得も考える必要はないのだ。自分が充実していると思えることをやればいい。なんと贅沢な境遇であろうか。勿論、定年まで勤め上げ退職金や貯えもきちんとある人とは立場は違う。でも、その分、しがらみもないし、借金もない。何より、食，住を含め、自給の知恵と技と経験は身に着けた。不安定極まりない貧乏生活であったが、一番大変な時期は乗り切ったと思っている。そして、身体もこわさずここまで来れた。なんと幸運だろう。1回目の人生では自分の夢や適正と職業をきちんと見出すことはできなかった。でも、あれこれ試行錯誤したおかげで、自分が何をしているときが充実していられるのかがなんとなくわかってきた。びっくりするようなことだが、「考えること」が好きなのだ。これを軸に今後の暮らし方を考えていこうと思う。

  2016.08.12

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• 休日

  今日は夏季休。久しぶりにゆったりした気分ですごしている。さっきまで、味噌の樽洗い。炎天下なのでむしろ気持ちの良い仕事だ。午後は倉橋の海に泳ぎに行こうかと思う。明日は広島で研修なので、今晩は熊野の実家にお泊りの予定だ。なんと贅沢な一日であろう。残りの時間は畑の世話と車の整備。4月に中古で買った愛車のFITの燃費が急に悪くなった。初代の最後の型式であるが、カタログではリッター23km。私は21kmちょっと。なんせ40km近い通勤距離で信号は2つである。カタログより上が出てもおかしくない環境だ。しかし、最近19km前後になっている。プラグは代えたばかり、とりあえずエアフィルターを交換してみる。これで駄目なら多分足回りだろうから本職に任せる。

  2016.08.09

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• 成長するために　覚書

  53歳の親父が少しでも成長するために、何ができるのだろう。目の前の仕事、与えられた仕事には主体的に全力で取り組むー当然のことであるが、小器用にこなしてしまうこともある。勿体無いと思う・読書の習慣を持つ。－寝る前の数十分あるいは起床後の数十分。それにしても本の虫のようだった私がいつのまに読まなくなったのだろうか･･。まずは良い本に出合えるようアンテナをたてることだ。興味のある講演会、美術展、コンサートなどには積極的に参加する。ーこれは今でも結構やってるつもり。運動習慣ー水泳、マラソン。水泳はもう少し上手になりたい。毎回テーマを持って泳ぎに行くようにする。マラソンは毎日2kmくらいでもいいので走る習慣を取り戻したい。実は十数年来の練習コースの途中に、ドーベルマン２頭飼っている家が新築され、こいつらの吠え立てる声に辟易して走り辛くなっている。コースや時間を工夫したい。寝る前のストレッチも忘れない。体重は68kg台をキープしている。運動習慣が整えば65kg前後で安定するのではないかと思っている。身の回りの整理整頓ー昔から苦手。欲張らずに少しずつ整理していく。音楽ーブルースハープ。通勤途中の10分間、往復は、必ず練習する。お正月くらいには友人のライブに乱入できるようにしたい。この日記。更新していないときは、ある意味平和で幸せなときでもあるが、なんとなく日々をすごしているときでもある。振り返り、文章にする時間を持つことはとても大事なことだと思う。ざっと、思いつくところはこんなところか。あれこれ、外に向かうよりも、まずは今あるものを整えていくことが大事なような気がする。まずは1年間、きちんと継続していきたい。

  2016.08.09

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• さあ、これから

  試験は予想通り残念な結果となった。これは気長にトライしていけばよい。これを機に、今後のことをじっくりと考えて見たいと思う。率直に、成長したいと思う。もっと視野を広げ、もっと深い考えを持ち、端的に言えば、もっといい男になりたいと思う。そのために何をすればいいのか、今からがスタートである。

  2016.08.08

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• 試験について

  採用試験は今年4回目のトライである。1.2回目は２次の面接でアウト。３回目は１次の集団面接でアウト。２回目以外は自分ではそれなりにうまくいったと思ったし、手ごたえもあったので、今もって何故落かははっきりとわからない。　ただ、原因は答えた内容ではなくて、そつのない言い方がいかにも面接用に用意した答えのようであったり、必死さが自分の生活のために向けられているように受け取られたり、そういうことではないかなと今にしては思う。それも含めて大きく「縁」というものだと思うようにしている。　この日記のおかげで、過去、試験に失敗したときの自分の気持ちが振り返れるのだが、どのときも、地にめり込むぐらい落胆している様子が読みとれる。今思えば認定試験なんて通信教育でとるという手もあるわけだから、そんなに身も世もないほど落ち込むようなことでもないのだが。。。　どの試験のときもそれだけ自信があったということなのかもしれないし、自分自身の生き方まで否定されたように感じるのかもしれない。今回はこれまでで、一番可能性が低い。集団面接は完璧に失敗だった。だから不合格でも納得がいくと思う。　試験結果は通知が来る前日にHP上で公開されている。今回はなんとなく見るのをやめた。実は先ほど届き、玄関のポストには通知が入っているのだが、それも見ていない。これまでは、１秒でも早く良い結果を見たかったのだが、今回悪い結果の可能性が高いこともあって、できるだけ平静でいられるうちに試験についての考えを書きとめておこうと思ったのだ。　４年前、講師経験者の受験の年齢制限がなくなり、いきなり私にも資格ができた。たまたまやらせてもらった仕事であるが、とても楽しくて、できたらずっと続けたいと思っていたから夢のような話だった、必死になって準備してこれまで臨んできた。自分のことを立派な先生とは思わないが、子どもや保護者が、ほっとするような先生ではないかなと思っているし、小学生にとってはそれはとっても大事なことではないかなと思っている。だから、これからもトライを続けるつもりだ。　もう一つ、頭の中の面接官と自分との問答の堂々巡りが、自分の考え方や価値観に向かい合うことにもなっているような気がする。だから、対処としてではなく、本当に答えを見つめていきたいと思うのだ。　面接官はいわば、私とは対極の生き方をしてきた人たちのなかのエリートである。２回目の面接では私のような生き方は無謀すぎて自分には全く理解できないとはっきり言われた。しかし、本当に無謀であれば、家すら建てられずに路頭に迷っただろうし、本当に勝手きままなら、サラリーマンをやめたりはしない。逆に生真面目すぎるのだと自分では思っている。　この年齢である。ほかの人たちと同じように受験できるだけでも幸せなことだと思う。実際、今回のグループワークで一緒にやった人たちは皆私の息子くらいの年齢の先生たちである。私は試験管の方の世代なのだ。　必死になることが悪いことだとは思わない。実技や模擬授業の準備は喜んで必死でやるつもりである。しかし、採用試験に臨む心の持ち方は少し大人になろうと思っている。　

  2016.08.06

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• 近況

  久しぶりの更新だ。私はどちらかというと心を静めるために文章を書くことが多いから、良くも悪くも、平和な日々をすごしているということになる。でも、性懲りもなく受けた採用試験の一時の発表が今日だから、心が平和なうちに近況を書き留めておこうと思う。本年度は前勤務校の隣の学校に勤務。全校30名にも満たない小さな学校で、2年生の担任。なんと3人のクラスである。雑務に追われることもなく、体育主任として、思う存分全校の体育行事に携わらせてもらっている。連日のプール指導で、今年は額に水泳帽の日焼けの痕がついた。まるで小学生である。これ以上幸せな環境はないのではないかと思っている。マラソンと水泳は、大会が練習代わりのような状態であるが、体重が少し落ちた分、過去最低記録更新の流れからは脱することができている。一時75kg近くまで増えた体重が、今は68kg台になっている。糖質制限のダイエットの成果。65kg台で安定させることが目標だ。家族は皆元気だ。長男は相変わらず隣町で農業に従事している。聞けば私なら一日で寝込んでしまいそうな激務のようで心配であるが本人は大して気にもしていないようだ。彼女との一日も早い結婚を願うばかりである。長女は婚約騒ぎの彼氏とは別れ、会社も辞め、今は岡山での就農？を考えて準備中とのこと。この子が一番心配だ。性格もやることも私に一番似ているような気がする。真面目すぎるのだ。真面目すぎて、固すぎて、すごくがんばっているのに、どこかちょっとズレてしまう。でも、この子には私にはない粘りと辛抱強さがある。大丈夫だ。それにしても、私自身がどれだけの心配を親にかけたか、、、、次男は高専の専攻科に進み次女は4年生、今は二人仲良く一緒にアパート暮らし。仕送り額は増えたような気がするが、二人とも学業優秀。しばらくは安心して見ていられるのではないかと思っている。そんなこんなで、妻と二人、山の中で穏やかに暮らしている。この先、どこへ向かうのか、どこへ向かいたいのか、私にも良くわからない。ひょっとすると私にはついに職業という視点からではなく、暮らし方という視点からでしか自分の方向が見えてこないのかもしれない。まあ、ふつうにサラリーマンをしていたにしても定年まであと6年？という年齢である。第二の人生のスタート準備の期間であろうか。一足先に実践してきたという捉え方もできなくはない。（笑）ここまでなんとかやってこれたことにまず感謝、感謝である。次は、目の前にあること、できることを一生懸命やることだけかなと思う。多分、それが私に向いたやり方なのだ。感謝、感謝である。

  2016.08.06

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• 整える。

  今年のテーマはこれだと思っている。物も心も。今ある散らかっているものを一つ一つ整えていく。不要なものは勇気を持って捨てる。あきらめていいものはさっさとあきらめる。あれもこれもと欲張らない。この1年徹底して取り組むつもりである。

  2016.02.13

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• 糖質制限その後

  11月にスタート時73kg程度だった体重が今69kg前後になっている。思ったほど劇的には減らないが、まあまあいいペースではないかと思っている。これのいいところは、全然無理をしている感がないところだ。炭水化物を極力摂らないようにしているだけで、食べる量を制限しているわけでもないし、酒も普通に飲んでいる。ダイエットではご法度のイメージの揚げ物やマヨネーズも全然気にしない。ラーメンはアウトだが、たまに欲しいときはとっとと食べることにしている。とりあえず、65kgが当面の目標である。ウエットスーツが楽に着られるようになるはずだ。

  2016.02.13

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• 謹賀新年

  1月1日、久しぶりに大阪にいる長女が帰ってくることになった。たまたま東京のLVEに行っていた次男を空港にに迎えに行くことになっていたから、どういうルートで二人を拾うか考えていたら、いきなり長女から彼氏に送ってもらうことになったと連絡。狼狽しながらも、それではと空港で待ち合わせ、妻、私、長女、次男と、長女の彼氏の初対面となった。父ちゃん顔が固まっとると、揶揄されながら少し皆でお茶を飲みながら話をした。実に落ち着いたさわやかな好青年だった。 長女とはアジア学院で知り合い、来年の就農をめざして今は研修中とのこと。昨年末は長男、今年始めは長女。怒涛のごとく我が家の風景も変わっていく。    

  2016.01.04

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• 

  家族旅行

    先週末家族旅行。USJに行きたいという妻の声と、長女が大阪勤務ということも会って、大阪旅行に決定。私としては珍しく、1月前から情報を集め、子供たちとも念入りに連絡を取り、計画を練った。ところが、土壇場で長女に出張が入り不参加。なんだか残念だと思っていたら、長男の彼女が参加表明。にぎやかな旅行となった。絶対に体調を崩すなという指示を早くから厳命していた当の私が、1週間前にのどに違和感。のどスプレーを使い果たすほど念入りにケアしたにもかかわらず木曜日は悪寒がして職場を早退。金曜日朝は39度近い熱が出て欠勤。土曜日は早朝5時前には出発の予定である。さすがの私も観念した。金曜夜、子供たちが家に集合したときはまだ病人状態だった。が、ここからが親父の意地である。土曜出発前には見事に平熱。ツアーガイドとしての役割も無事果たせた。旅行そのものは,JRのぐるりんパスを利用。USJの主だったアトラクションは効率良く制覇し、夜の宴会は新世界の串かつ屋、宿泊はそのまま新世界のスパ、翌朝通天閣ー天王寺動物園ー昼はたこ焼きパーティーとディープな大阪を体験し、海遊館ークルージングと、実に内容の濃い、リーズナブルな旅となった。しかし、そんなことはどうでもいい。私は、こういう世間並みの家族サービスはこれまでほとんどできなかった。勿論、経済的な余裕が持てなかったというのが一番の理由である。だけではなく、もう一つ、ディズニーランドに連れて行くより、我が家を ディズニーランドより面白いところにする。というポリシーを持っていたことも事実である。 「毎日がリゾート」というのも確かに私のポリシーでもあった。 しかし、そんなこともどうでもいい。 そんな私が、妻と、わが子たちと 、そして新しい子になるかもしれないことともに、今、こういう旅行ができたこと。それが、奇跡のようにありがたいと思えるのだ。  　

  2015.12.10

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• 糖質制限ダイエット

  始めてみることにした。たまたま目にした記事がとても説得力があったからだ。慎重168cmで、体重80kgをこえたあたりからさすがにこれはマズイと思い、食事に気を遣いはじめた。10年ほど前の話だ。マラソンも始めたばかりで、プールのほかに毎朝平均5kmほど走っていたから運動量もかなりあった。1年ほどで68kg、一番やせたときで65kgくらいまで落ちたが、標準体重は62kg。人間ドックでは決まって、運動してくださいといわれ、そのたび、これ以上できませんと、答えていた。（苦笑）それにしても、これだけ運動して、これだけ食事に気をつけていれば、もっとすっきりしてもいいのにと思っていた。その後、だんだん走らなくなり、走るのはレースのときだけ。食事は相変わらずだったが、徐々にタイムは落ち、体重は増え、今74kg近くになったしまった。で、ここへきて疑問が解けたような気がした。私が気にしていたのはカロリーだ。だから、油や肉は極力控えたし、そういう意味であまりご飯も食べないようにしていた。糖質という視点はまったく持っていなかった。だから、カロリーは気にしていても、うどんはてんぷらさえのせなきゃいいと思っていたし、ラーメンはチャーシューやスープを残せばいいと思っていた。それに果物は思い切り食べていた。夕食時、欲しくないと思っても半ば強制的にご飯は妻に食べさせられた。太るはずである。妻は懐疑的だが、私には確信がある。以前、ダイエットの方法を詳しく説明し、まず油から絶つと宣言した途端に妻が用意したのが油でギトギトの焼きそばで、さすがに、ﾁﾗと離婚の二文字が浮かんだが、（笑）今回は私が主食を食べなければ済む話だから、トラブルもないだろう。4週間で結果が出なければやめる。それまでは思うとおりにやると妻には宣言してある。結果が楽しみだ。

  2015.11.03

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  帝釈峡と白竜湖

  帝釈峡のクロカンは先週。8km。タイムは47分23秒。アップダウンのきついところだし、久しぶりのランなので、まあ、満足。楽しみは、その後のバーベキュー。参加賞は神石牛だ。そして観光。今年は妻と、たまたま帰省していた次男と一緒の。そして、先日は白竜湖。20km。タイムは2時間16秒。とうとう2時間をこえてしまった。ピーク時より30分も遅くなっている。何とかしたいが、明日から毎朝走るといっても嘘になる。とりあえず、ダイエットからはじめることにした。

  2015.11.03

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• 誕生日

  昨日、無事53歳になった。いつものように、末娘は一番にラインでメッセージをくれ、次男はたまたま帰省の用事があり、プレゼントをくれた。妻は帽子のプレゼントをくれ、ファッションに全く関心のない私が、なぜ、帽子？という顔をするとーなぜなら、作業用のクボタとかヤンマーとか書いてある帽子はたくさんあるし、ランニング用の帽子もいくつか持っている。－明らかに不機嫌になり。怒らせてしまった。（苦笑）いつもと違うのは、長男が彼女を連れてきたことだ。結婚を考えているという。よく笑う、とても素直な可愛い子だった。一緒にお祝いし、我が家に一泊した。これから、我が家の風景もどんどん変わっていくのだと思う。。

  2015.10.04

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• 一番好きなこと

  最近、心屋仁之助さんの文をよく読んでいる。なるほどと思うことが結構ある。好きなものがない、やりたいことがないと思う人は、一番やりたいことを一番最初に排除している。意味がないとか、食べていけないとか。やりたいこと、好きなことと、職業が直結しないことのほうが多いだろうし、たとえあっても、たとえばそれが野球や音楽だとして。プロになれるのはごく一部。私もそうだったから、紆余曲折。ここで、いったんリセットして、いろんなしがらみや、見栄や、体裁をとっぱらって、残り10年以上はあるだろう職業人生をどう生きたいかを考えてみた。「本当にやりたいこと、本当はやりたかったこと」探しだ。もう、大半は何とか乗り切って、今すぐ食べるに困っているわけではないし、まずは言ってみるだけ、考えてみるだけだ。しかし、これが、なかなか難しい。すぐに見栄やプライドが邪魔をする。「海外」それも「アジア」というキーワードはすぐに浮かんだが、その後がなかなかでない。それにしても、と思う。農業にしても、小学校の先生業にしても、適性という面では、間逆のことをよくもやってこれたと思う。緻密さ、丁寧さ、計画性、根気、器用さ、すべて私には苦手なものばかりだ。せっかくのシルバーウイーク、そんなことをボーッと考えながら、作業をしてみようと思う。

  2015.09.20

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• 吃驚！　ユンボの修理

  ユンボエンジンが突然かからなくなった。セルが回らなくなったのだ。このシルバーウイークは、ユンボを使って裏庭を整備する予定だったから、これは困る。バッテリーかと思ったがフル充電状態である。キーをオンにすると、ランプがつき、カタカタ音はするのだが、回そうとするとパッと切れてしまい、当面はランプすらつかなくなってしまう。最近僕は悪あがきはしないから、すぐ馴染みの農機具屋さんに来てもらい、キーボックスを交換する事にした。でも、力がかかると、突然切れてしまい、しばらくすると復活するという症状や、水温計だけは切れたときも反応しているということが、どうも、キーボックスとは違う原因のような気がしていた。それに部品が来るのは休み明けだから仕事ができなくなる。昨晩たまたま地域の集まりがあったので、定年で引退した整備士さんに、聞いてみた。すると、事も無げに、バッテリーの端子を磨けと言う。古くなると、端子や、特にボディーアースの接点が錆びて電流が流れにくくなる。そういうところは熱を持つから触ればすぐわかると。説得力があったので、今朝早速やってみた。帰省中の次男も手伝ってくれた。こいつは私と違い、仕事が丁寧だ。結果はビンゴ！　見事に復活である。さすがベテラン整備士。それに、古い機械のことだから尚更なのかもしれない、電気に疎い私には、結局、なぜ電流が投げれにくくなると、突然切れてしばらくすると復活するのかはわからないままだが、とにかく、仕事ができることになった。ありがたいことである。

  2015.09.20

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• 転機

  事情があって、今までのような米つくりができなくなることになった。29歳で初めてチャレンジし、ずっと1年も休まず続けてきた米つくりが、ここにきてやめるかどうかの選択を迫られる事態になったということになる。見ず知らずの土地に飛び込んで、借り物の田でやってきたわけだから、常にこういう事態は想定済みであるし、これまで続けてこれたことの方が奇跡的な幸運だとも思っている。それに、収入的にも、かけている時間も、今は先生業の方がメインになっているから、暮らしに与える影響はそれほど多くはない。それに、条件がとても厳しくなることを度外視すれば、継続する可能性もないわけではない。問題は、私の気持ちだ。コストが跳ね上がっても、続ける気があるかどうか？　当初の子供たちにまっとうなものを食べさせたいという目標は達成した今、それを続ける気があるか？　家族で働くという状況ではなくなった今も続けるか？普通、いきなり事業の中断ともなれば、お金の問題もいろいろ出るのだろうが、私の場合、借金やローンは皆無。当の昔に償却の終わったオンボロ農機具が残るだけだ。幸い長男は別のところで米つくりをしている。彼に受けつでもらったと考えても良い。あるいは、先生業が終わるまでのお休みと考えてもよい。悲観する理由は何もないわけだ。。。それにしても、転機といえば、私には毎年転機が訪れているような気もする。普通の人なら、リストラとか、転職を考えるとか、一生のうちに数度あるかないかの、選択を迫られるような場面に何度会えばいいのだろう。もう、いい加減慣れたら？と妻は言うのだが、そりゃ、無理だ。（笑）ただし、私の気の持ち方は大きく変化しつつある。タイトルの「転機」は、今回は私の気持ちの「転機」である。とりあえず、自ら望んだ土地への呪縛から今回、解放してもらったということなのかもしれない。

  2015.09.19

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• 貧乏性について

  末娘がPCを買った。MACの14万円。同じく高専生の先輩である次男は、たしか6万円くらいのものをかなり私に遠慮しながら買ったから、この14万円は、我が家としては破格である。勿論、どちらもバイト代で買っているのだから私には異存はない。ちなみに私は常に2万円前後の中古品。その代わりPCを使い始めてこの20年の間に10台は買い換えている。これはこれで良かったと思う。新品で10数万円もするpcを買う余裕はとてもなかったし、費用対効果的に考えても適切な選択だったと思っている。ただし、今は新品でもそこそこのものがかなり低価格になってきているので、状況は変わってきているかなと思っている。車は20万円前後の中古。10年、10万キロ前後のものを購入して、10万キロくらい乗って廃車というパターンできていて、これも費用対効果という点では正解かなと思っている。普通車ならとてもきれいなものが手に入るし、走行も全く問題ない。なにより、少々の傷でどうこう考えずにすむ。ただ、軽トラだけはこの限りではなく、中古は同程度のものなら普通車の2倍以上の値段が相場だ。これは新車かそれに近いものが正解かなと思っている。末娘に比べて私は貧乏性で、安物買いの銭失い的ではないかというテーマで書き始めたつもりだが、こうしてみると、私もただのケチではなく、それなりに良く考えていることに気がついた（笑）貧乏も私にそれなりの知恵をつけてくれたわけだ。

  2015.09.06

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• ダイビング

  18ｍくらいまで潜った。島根県の太田市、日本海。小さな魚の群れや、手のひらくらいのハゲヤ、ヒゲダイなんかもいた。水の中で長時間息をするのも、息を吸ったり吐いたりすることで身体が上下する浮遊感も、とても不思議な感じだし、気持ちがいい。苦手な耳抜きも何とか慣れた。筆記のテスト。シュノーケリング1本、ビーチでの潜水2本。ボートで沖合いに出ての潜水2本。これで、ダイビングのライセンス取得ということになった。若いころから憧れてはいたが、お金持ちの道楽のような気がして自分には縁がないとどこかで思っていた。テレビで四国のさんご礁のことをやっていて、近くでもこんなきれいな海があるのだと知った。で、あれこれあって、まあ、採用試験がんばった自分へのご褒美として申し込んだのだ。結局、試験には落ちたので、ご褒美というよりは、心のリハビリとなってしまった。（笑）でも、やって良かったと思う。世界一周旅行とか、富士山に登るとか、沖縄の海に潜るとか、ハワイに行きたいとか、漠然とやってみたいと思っていて、でも、まあ無理だろうなと思っていることはたくさんある。ダイビングもその中の一つだった。僕は変に生真面目なところがあって、遊びにもいちいち意義付けをしようとしたがる。今回も採用試験の言訳つきだ。おまけに手ひどい貧乏も体験したから、生活に直接必要のないものにお金を使うことにもひどく抵抗がある。それはそれでいいと思う反面、息苦しい奴だと思うこともある。もうちょっと、肩の力を抜いていこうと思う。昨日、実技講習を終わり、ＰＡＤＩのダイビングライセンスをとった。若いころから、テレビで、さんご礁なんかみると、いつかはああいうのを見てみたいなんて思っていたのだが、お金のかかりそうな南の島も、ダイビングも自分には縁のないものと思っていた。

  2015.09.06

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• 姿勢を正す

  ぎっくり腰後1週間経ち、なんとか痛みもなくなってきた。多少贅沢になっている私はその間、鍼治療3回、理学療法3回。身体の専門家の話を聞くのはとても興味深く楽しい。私は、骨盤が前傾しているそうだ。特に右側。で、正しい姿勢を指導してもらいー下腹部を突き出すような感じーやってみるとなんとぽっこりお腹が見事に引っ込む。見た目、実にかっこよくなるのだが、私的にはかなり不自然。何十年も悪い姿勢を続けて、それに慣らされているのだろう。とりあえず1ヶ月、正しい姿勢を意識してみようと思う。

  2015.08.25

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• 幸不幸？

  水曜日、材木の買出しに出た。何年ぶりだろうか。我が家を建てるときにお世話になった森林組合である。これまた久しぶりに乗る軽トラで、帰省中の末娘を誘って出かけた。ぎっくり腰になったので、介助役を頼んだのである。スタートしてしばらくして、電圧の警告ランプが点いた。発電機不良と判断して、とりあえず、ガソリンスタンドへ。アウトなら、給油後再始動しないはず。それならチャージしてもらい、ホームセンターに走ればよい。予想通りの結果となり、ホームセンターでバッテリーを買い、駐車場で交換。これで、発電機がアウトで、とりあえず今日一日は大丈夫。森林組合で材木を積み込み、感動の再会を果たし、（私の家作りの師匠は八十歳を超えている）、帰途へ。数キロ走ったところで、再度電圧低下の警告ランプ。そういや、昔、家族で旅行に行って同じ状況になり、家まであと20ｋｍ1のところで、バッテリーが力尽き、ヘッドライトが消え、朝まで車で明かしたことがあったなーなんて（ディーゼル車だったので止まるときには必ず坂の上にして、押しがけでエンジンかけながら戻ってきたのです。勿論、クーラーもオーディオもオフ）娘と話してたら、水温が異常に上昇していることに気がついた。すぐ浮かんだのが、ラジエターの水切れ。もう少し先にホームセンターがあったことを思い出し、なんとかこの坂を上ってくれと祈りながら運転。どんどんﾊﾟﾜｰﾀﾞｳﾝし、シート下から異音。とうとう、完全に止まってしまった。よりによってインター近くの交差点近く。たちまち後ろは車の列。ハザード出して、すいませんと頭を下げながら、ロードサービスに電話。すぐ行きますの言葉に安心したのもつかの間、手元にカードがないと駄目だという。カードは普段乗っている乗用車にある。家まで曳航してもらえば、そこで提示するからといっても駄目の一点張りだ。もういいですと逆切れ？して電話を切り、深呼吸。反対車線は、インターへの進入路があり、そこに路側のスペースがあることに気がついた。上り坂なのでバックをしながらハンドルを切ればそこに突っ込めると判断。バックなので、上りは下りとなる。一押しすれば惰性でそこまでいけると判断した。私が押そうとしたが、なんせ腰痛。娘もハンドル握ったことがないから押すほうが良いという。車の流れが途切れたところを見計らって、せーのでＧＯ。見事にうまくいった。とりあえず、渋滞の元ではなくなったので、次の策を考える。近くに昔世話になった車屋さんがあることを思い出し、電話。すぐに来てくれた。結局、ファンベルトが切れかけていたと、カバーがしてあるため、覗いてみたくらいではわからない。その場で修理してくれて帰宅。ところが、自宅まで数キロのところで同じ症状。変えたばかりのベルトがもうアウトか。数分待ってエンジン冷えたところで再スタート。これを繰り返し、最後は畑に突っ込み一気に林を越え、自宅にゴール。思わず拍手。さて、この出来事は、幸なのか、不幸なのか。。。

  2015.08.21

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• ぎっくり腰

  月曜日、登校して車から降りようとしたら、腰に激痛。腰を伸ばせないまま、何とか職員室にたどりつき、シップを張ってもらうも痛みは治まらず。夏休みとはいえ、指導案検討の日。私自身の検討も午後あり、帰るわけにもいかず、なんとか一日がんばった。車に乗る時間を1分でも縮めたいし、どうせ医者にいってもシップを貼るぐらいのことしかできないだろうから、そのまま帰宅。火曜の朝は、腰が抜けたようになって、ベッドから降りたまま動けない。痛みでどこにどう力をいれたらいいのかわからない。四つんばいのままトイレへ。しかし、この日は出張で、私は役をもらっていたので休むわけにはいかない。幸い、だんだん楽になってきたので、杖を持って出張。午後から休みを取り病院に行った。その後鍼治療3回。なんとか痛みは半減した。しかし、まだ普通には歩けない。やっぱり、健康第一である。

  2015.08.21

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• お盆

  実に幸せだと思うが、毎年のように同窓会がある。普通の同窓会のほかに、ライブもある。どういうことかというと、私が高校時代に組んでいたバンドの、ギターとキーボードはプロになっている。盆、正月に帰省ライブをする。それにいつも声をかけてくれ、それが、ミニ同窓会状態にもなるということだ。前々回は、ゴスペルをかっこよくアレンジしてくれて、ボーカルをさせてもらった。前回は、30年ぶりにベースをにぎり、高校時代のレパートリーを演奏した。今回はビートルズ特集ということで、LET IT　BEを歌った。リハーサルでは全然声も出ず、その上歌詞もきちんと覚えていないからしどろもどろ。これでは、お客さんは勿論、バンドの皆さんに袋叩きにされてもおかしくない。辞退を申し出たが、それでもいいから歌えという。ただし、途中でやめずに最後まで歌いきろと。お店の人に頼んでマジックと裏紙をもらい、歌詞を書き、本番はそれを見ながら歌いとおした。情けないほどの下手っピーだが、みんな拍手をくれた。実に幸せな男である。

  2015.08.16

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• あきらめること

  　私は、あきらめるということをほとんどしてこなかったなあとフト思った。勿論、そんな高望みはしてこなかったということもある。ネバーギブアップはすばらしいことだとも思っていた。しかし、あきらめるというのも、立派な生き方の知恵ではないかと気がついたのだ。今更ではあるが、これを知らないと、バックのできない車みたいなものだと。今、自分がこだわっていることの中で、あきらめるべきことはないのか。あきらめることは悪いことではないという前提できちんと見つめてみたいと思う。

  2015.08.16

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• 生きるヒント

  　今日は終日恵みの雨。おかげでほぼ一日町の図書館で読書。町の図書館も数年ぶりだし、こんなに落ち着いて読書するのも久しぶりだ。読書といっても悩める人への処方箋のような本ばかりだが、一気に4冊ほど読んだ。ナルホドと思ったことをいくつか書いておく。○将来のビジョンは必要ない。なんと、私をあれほど悩ませた将来のビジョンは、職業のものを含めて必要ないと。なぜなら、それは今の私が描けるものでしかなく、むしろ限度を設けるものでしかない。未来はもっとダイナミックに動くものだ。それより今に集中することだ。目の前のことを一生懸命やってれば、神様が自然に行きたかったところに連れて行ってくれる。○天職だからやるのではなくてやるから天職になる。そういえば、若い頃は普通にそんな風に考えていたような気がする。続きはまた。

  2015.08.12

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• 雑感

  ○○になりたいと思ってがんばって夢をかなえる。みたいな生き方に憧れつつもそれはかなわなかった。この○○を具体的な職業としてつかむことができなかったからだ。だから、結婚してからは目標を、職業ではなくて、暮らしに置き換えてこれまで生きてきた。そういう自分が人生の落伍者のように思える時もある。教員を夢見て教員になった。という人たちに囲まれて日々仕事をしているわけだし、子どもたちにも、そういう大人になれるよう指導しているわけだから、よく考えると不思議な環境に身をおいていることになる。ましてや遅ればせながら自分も仲間入りと採用試験を受けて面接で不合格になれば、自信を失うのも無理はない。しかし、私のような生き方があっても良いのではないかとも思う、目の前にあること、与えられたことを、とにかくは一生懸命やり、紆余曲折、躓いたり、引き返したり、立ち止まったり、いろいろありながらなんとか生きて、振り返ってみて、自分がしたかったことがわかる。後付の夢や目標といってもいいかもしれない。いいとか悪いとかではなく、そうせざるを得なかったから、そうしてきたわけだ。あとは、それを自分が認めるか否定するかであろう。否、認めるべきなのだ。まず自分が認めてやらないと。とにかく、自分が大切にしたかったこと（子供たちとべたべたしたいとか、衣食住の自分でできることはなるべく自分の手でやってみたいとか、お金に縛られたくないとか、そういう甘っちょろいことです。すいません。）は大切にし、4人の子供たちはほぼ自立し、農業経営はうまくいかなかったけど借金もなく、貧相だけど自作の家もあり、くたびれたその家をちゃんとする技術と経験もあるつもりだ。田畑は借り物だけど、家のある山林は自分のものだ。それに考えてみれば、職業人生を20歳から60歳までの40年間として考えればそのうちの33年間をそうしてきたわけだ。明確な職業観を持てなかった「無謀、無計画」な落第生としては、よくがんばったと思う。妻が「今更」というのももっとである。自分が失敗だと思えば失敗だし、成功だと思えば成功なのだろう。今一度、今の自分にあるもの、ないもの、あきらめてはいけないもの、あきらめてもいいもの、を整理してみる。そして、どうせなら楽しくなってくるような未来を思い描いてみたい。

  2015.08.12

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• 初ダイブ

  試験に落ちて凹んでるときに何やってんだと思いつつ、これは前から申し込んでいたこと。というか、一次には多分通るだろうからこれは、これまでがんばってきた自分へのご褒美のつもりで申し込んでいたのだ。今更断るわけにもいかず、元気を奮い起こして昨日、今日と行ってきた。場所は日本海。我が家からちょうど100km。昨日はフラフラになりながらなんとかたどり着き、学科とシュノーケリング。今日は、気力体力、多少は復活して、再び100kmのドライブ。いよいよ、タンクを背負って海岸部でダイブ。海岸部といいながら6mほどもぐった。いろいろなスキルを学びながら午前、午後で1時間以上もぐった。何十分も潜りっぱなしというのは実に不思議な気分だった。水中で体のバランスを保つのはとても難しかったけど、ダイビングそのものは思ったより楽だったし楽しかった。次回は船で18mまでダイブ。そしてライセンス取得。悶々としているよりは良かったのではないかと思う。

  2015.08.10

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• 採用試験不合格

  昨日発表。職場の飲み会だったので,もし駄目で雰囲気を悪くしてはいけないと思い、今朝確認した。今年で3回目。早々と一次で敗退。今年は小論文がなく、集団面接とグループワークだった。自分としてはまずまずだったと思ったが、よっぽど縁がないのだろう。さすがに凹んだ。悔しいけれど、結果は結果だ。仕方がない。今回は厳しい日程の中でやれることはやったつもりだ。筆記ならともかく、評価の基準もわからない。この10年間で、教員免許の認定試験で3回、この採用試験で3回の不合格を経験した。我ながら、この年齢でよくもがんばったと思う。さすがに気持ちの切り替え方も少し上手になった気もする。この年齢になって、こんなに苦しい思いをしてなぜ本採用を望むのかといえば、母親や妻を安心させたいというのが大きな理由だ。しかし、妻からは一笑に付されてしまった。若いうちならともかく、お母さんは逆に心配するかもしれないし、自分も全然気にしない。むしろ、今更、試験を受ける気持ちが理解できない。なぜなら、子育てでお金のかかる一番大変な時期はなんとか乗り越えたではないか。それより、父ちゃんらしさを捨てていっているようで寂しい気がする。だと。これは、考えさせられた。私は若いころから、具体的なやりたい仕事、職業のイメージをつかむことができなかった。ただ、田舎でのびのびと子供を育てたいという、暮らしのイメージは明確にもてた。だから、そこに向かってがむしゃらに突っ込んだ。次々といろいろな貴重な出会いがあり、家族にも恵まれ、こうしてほぼ、子育てもゴールが見えた。親馬鹿かもしれないが、4人とも私には出来過ぎの子供たちである。私が育てたというつもりではなく、私と妻が用意した環境が育ててくれたと思うのだ。私にとっての農業は、職業というより、この暮らしの延長線上にあった。妻に言わせると、この子育て真っ最中、農業中心のころは、とても貧乏だったし、大変だったけど、父ちゃんの周りにはいつも色んな人が集まってくれて、それに答えて、父ちゃんも存分に父ちゃんらしさを発揮していた。今、どんどん自分の世界を狭めているようで寂しいと。学校の仕事はとても楽しいし、自営のしんどさや怖さは身にしみているから、何かを我慢しているわけではないし、世界を狭めているつもりもないのだが、将来こうしたいとか、こうなりたいとか、そういう夢をもてずにきているのは確かだ。この堂々巡りは、農業専業で行き詰ってから、もう10年以上自分のなかで続いている。問いの立て方そのものが間違っているのかもしれない。別の切り口で自分の将来を考えることが必要なのかもしれない。まあ、とにかく前向きに考えていきたいと思う。

  2015.08.08

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• バイクのこと

  先日、次男が400ccのバイクを買った。しっかりした子であるが、親としては、とにかく心配である。私自身も、学生時代から30歳くらいまでバイクに乗っていたのに。まあ、私の場合は走りを楽しむというよりは、コスト重視で、安く遠くに移動するための手段であった。叔父からもらったカワサキのZLTD、ヤマハのSR250、ホンダのレブルと250ccのアメリカンタイプのばかり乗り継いだ。京都の大学と広島の実家の行き来もこれだし、学生時代も結婚後も後ろに女房を乗せていろいろなところに行った。息子たちの年代が、そのころの私の年代にさしかかっている。とても不思議な気分である。

  2015.07.11

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• 感慨無量

  先日長男が24歳の誕生を迎えた。もう、立派な大人だ。その少し前は次男が二十歳の誕生日。この頼りない親父の下で、よくぞ立派に育ってくれたと思う。ちなみに我が家は男子二人が夏、女子二人が2月生まれである。夏は男の、冬は女の、家族そろって誕生日会をやっていた。今回、食事でも行こうかと、妻に誘ってみろと言ったが、彼女との約束があるとのこと。まあ、それもめでたいと、妻と二人で乾杯である。

  2015.07.09

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• 父の日に

  末娘からクロックス、長男からバーボンが届いた。感謝、感謝である。

  2015.07.01

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