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カテゴリ:ライブ
日曜日に新派「夜の蝶」を三越劇場で観ました。
昭和30年代、日本が高度成長だったころの 銀座のバーのお話しで、 二人のママの対決、ドロドロした人間模様 バーのお客である政治家たちの暗躍・・・ 若い世代の暴走など、盛りだくさんの内容で 観客をあきさせない舞台でした。 あ~あの時代ってこうだったんだな~と とにかく懐かしく、 夜の銀座を生き抜くバーのママのしたたかさ逞しさ、 でも純粋に恋もしたりというかわいさや、 こきみのいいタンカや・・・ 主役ふたりの魅力あふれる舞台でした。 笹井英介さんのファンなのと物語が面白そうだったので チケットを買ったのですが・・・ 河合雪之丞さんの魅力にやられました オーラがすごい! かっこいい!美しい! 所作が素晴らしい! おじぎひとつとっても完璧! さすがに歌舞伎出身・・・ イキで品格があり・・・ もうとにかく素晴らしいのです。 すっかり虜になりました。 篠井英介さん、もちろんよかったのですが 私はこの方は新劇の方がその魅力をより出せるんじゃないかと思いました。 それと、ごめんなさい、今回雪之丞さんと対決するには 年上過ぎる感じがして。。。 でも若い医学生を少女のようにいちずに思う、 かわいさとはかなさは十分出ていました。 以前見に行った、新劇の舞台がとても素晴らしかったので・・・ 河合雪之丞さんと対決するには優し過ぎるような気がしました。 いや、ほんとに篠井さんって普段も優しい人なんじゃないかって 別れた息子を思う母の気持ちがとってもよく出ていたし・・・ とにかく河合雪之丞に酔いしれました。どうしよう・・・ この人はたしか市川猿之助一門でしたよね~ 元は市川春猿でしたっけ。 いろいろあって新派に行ったのでしょうが・・・ 正解だった気がします。 雪之丞さん扮するバーのママが口ずさんでいた歌がなつかしかったんです。 ♪客だ、客だと笑わせやがら~、玉代返せば・・・♪ これって美空ひばりの「べらんめぇ芸者」じゃないですか! 思い出したんです。いや~懐かしい~~ ノスタルジックな気持ちにもなれたし 雪之丞さんの魅力を発見したし とっても楽しい舞台で、満足でした。 新派ってやっぱりトシがいかないとわからないものなのかも・・・ね。 若いころはあまり興味なかったし・・・ 三越劇場。40年ぶりですかね~ たしか佐久間良子さん主演の絢爛豪華な舞台でした。 何度も何度も着物を着換えるのです。 江戸時代の衣装比べみたいな物語でした。 バブルの頃ですよね~ こじんまりとした舞台ですが、こういうところもいいですね。 売店におにぎりもサンドイッチもなく お昼をたべそこなってしましましたが・・・ ロビーのお花は胡蝶蘭ばっかり! なんでぇ~~~!? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.06.19 17:41:46
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