専業トレーダー　DaTsU

マーケット概況
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・日経平均 17292.39(+128.35)・東1部売買高 20.62 (億株)
・同先物 17280 (+170) ・同売買代金 27,236 (億円)
・TOPIX 1741.36 (+11.05) ・同時価総額 558 (兆円)
・東証2部 4278.56 (+27.46) ・値上がり 1295
・日経JQ 2162.42 (+9.73) ・値下がり 341
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　12日の東京市場は続伸。終日堅調に推移したが、上値も重かった。ＧＤＰ
改定値の上方修正や、円安進展が追い風となり堅調に推移した。ただ、戻り
待ちの売りも多く上値追いの展開には至らなかった。

　日経平均は後場弱含む場面もみられたが、引けにかけて持ち直した。3月
限の幻のＳＱ値（17290円）を辛うじて上回ったことで、ＳＱ通過後の相場
上昇という、これまで数ヶ月間のアノマリーを踏襲する可能性は十分考え
られる。

ただ、2日連続で陰線となるなど上値は重く、市場エネルギーもやや停滞
気味なのが気掛かり。東証1部の売買代金は、先週末比43.5％減の2兆7236
億円と落ち込んだ。9日がメジャーＳＱだったため単純比較は出来ないが、
2月20日以来、約3週間ぶりの3兆円割れとなった。


新興市場動向　　　
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JASDAQ平均 2,162.42 +9.73 値上がり 値下がり 変わらず 値付き率
Ｊ-STOCK INDEX 1,786.07 -0.82 427社 269社 112社 89.8%
マザーズ指数 1,060.48 +3.40 84社 78社 23社 100.0%
ヘラクレス指数 1,740.36 0.00 83社 55社 18社 97.6%
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　12日の新興市場では、日経ジャスダック平均が反発、マザーズ指数は3日
続伸、ヘラクレス指数は小反落となった。買いが先行した日経平均株価に
連れ高する格好で新興3指数は揃って上昇スタート。主力銘柄に買いが入っ
たことから、日経ジャスダック平均は堅調に推移したが、マザーズ指数と
ヘラクレス指数は寄り高後に上げ幅を縮小。両指数ともマイナス圏に転落
したが、マザーズ指数は辛うじてプラスを維持。商い低迷のヘラクレス指数
は浮上のきっかけが掴めなかった様子。

　ジャスダック市場では、ＴＢＳの株高を好感した楽天が大幅高で6万円を
回復。ＡＱインタやＪＣＯＭ、プロパストなどが買われ、Ｅトレードやイン
テリ、テレウェイヴ、ソリトン、スパークスなどが売られた。

　マザーズ市場では、ＧＣＡやアクロディア、日本Ｍ＆Ａ、アルデプロ、
アプリックスなどが高く、ネットエイジやＡＣＣＥＳＳ、ＣＣＩ、サイバー
Ａ、新華Ｆなどが安い。フレームＷやセキュアード、レイテックスなどが人
気化する一方、下方修正のＣ4Ｔがストップ安し、アウンコンサルやシステム
インテ、ストリームなどが値を崩した。

　ヘラクレス市場では、Ｄダイニングやガーラがストップ高。ＡＳＳＥＴや
ＯＤＫ、デジアド、ウェブドゥなどが上昇し、ゼンテックやプレステージ、
ターボリナックス、エン・ジャパンなどが下落した。


≪ＮＹ株式相場は雇用統計で安心感・ダウ小幅続伸、ナスダック小反落≫
□ダウ平均　　 　 ：１２２７６.３２（△１５.６２）
□ナスダック　　　 ： ２３８７.５５（▼　０.１８）
□日経２２５先物　 ：１７２００　　　(△９０：大証比）
□為　替　　　　　 ：　　１１８.３０－４０
□金価格　　　　　 ： ６５２.００ (▼３.５０)
□WTI原油先物(期近)： 　 ６０.０５ (▼１.５９)

□売り　：3070万株
□買い　：2390万株
□売越し： 680万株


市場では、「業績上方修正、増配が期待され、基本的には強気。日足一目均衡表
の抵抗帯『雲』の上限（１万７３２５円３７銭）に接近し、上出来な方だ。ただ、
鉄鋼を旗印とした大型株は飽きた感があり、電機にバトンタッチできるかがポイン
ト」（準大手証券

＜値上がり＞
No.　　銘柄名　　 　コード　　現在値　　前日比
1　　セシール　　　　9937　　　645　 　　65
2　　ＴＢＳ　　　　　9401　　　5200　　　500
3　　インボイス　　　9448　　　5360　　　500
4　　紀州紙　　　　　3882　　　247　 　　21
5　　ＴＳテック　　　7313　　　3890　　　330
6　　日ケミコン　　　6997　　　1043　　　80
7　　イオンディラ　　9787　　　3660　　　280
8　　ホシデン　　　　6804　　　1619　　　122
9　　Ｄ　Ｉ　　　　　4310　　　281000　　21000
10 　川島織セル　　　3009　　　209　 　　14

＜値下がり＞
No.　　銘柄名　 　　コード　　現在値　　前日比
1　　菱洋エレク　　　8068　　　1640　　　-102
2　　ジャックス　　　8584　　　503　 　　-27
3　　タクマ　　　　　6013　　　798　 　　-40
4　　共栄タ　　　　　9130　　　322　 　　-16
5　　太平電　　　　　1968　　　828　 　　-33
6　　大　丸　　　　　8234　　　1639　　　-65
7　　ドワンゴ　　　　3715　　　157000　　-6000
8　　ＵＦＪニコス　　8583　　　352　 　　-13
9　　飯野海　　　　　9119　　　1238　　　-44
10 　アイフル　　　　8515　　　3030　　　-100


川島セルコン（3009・東1）209円＋14円
　ＪＲ各社が新幹線の全席禁煙化などをとらえて内装の更新を順次、実施する
中で、大型案件の受注を住江織物（3501）と争っているとか。

○三浦工業（6005・東1）3270円＋230円
　日興シティ証がレーティングを新規「１」と。

○東亜建（1885・東1）125円＋6円
　業界再編の波が早晩、建設にも及びコアになるとの観測。

○ケミコン（6997・東1）1033円＋76円
　ＪＰモルガンがレーティングアップし目標値を1000円から1250円へ。

○エスプール（2471・ＨＣ）114000円＋14000円
　一時Ｓ高。コールセンター事業や携帯マーケティング事業が選挙関連と。

○ワットマン（9927・ＪＱ）230円＋45円
　家電量販店の再編に関連説。

○ナトコ（4627・ＪＱ）1840円＋175円
　前週末9日発表の第１四半期業績が好調。
　　
●クレセゾン（8253・東1）3650－150円　
　ジャックス（8584・東1）500円－30円
　前週末にかけてその他金融が一斉高した反動との見方。ＯＭＣカード（8257）
　の株式移動観測を機に買われたが、週明けはＯＭＣカード851円－5円、ＵＦＪ
　ニコス（8583）351円－14円、ポケットカード（8519）678円－20円など全面安。
　
●協栄タ（9130・東1）320円－18円
　10日付一部報道で今期大幅減益の観測。

●菱洋エレ（8068・東1）1647円－95円
　9日に1月期業績の着地見通しを下方修正。

●大丸（8234・東1）1636円－68円
　戻り相場2連騰で1700円回復したため一服程度との見方。

　


　先週末の日経平均株価は、続伸。現状は、3月5日の安値16532円を底値とした上昇
トレンドが見られる。そして、９日は3月2日の安値17160円からのマドを埋め、上昇
基調が一段と強まった。さらに昨年来高値18300円（2月26日）～16532円までの下落
に対し、38.2％戻しとなる17208円を突破した。したがって、次の上値の節目として
は、50％戻しとなる17416円がある。ただし、3月のＳＱ値17290円も上値の節目にな
りそうだ。一方、下値は9日の安値17100円がポイント。これを下回ると、目先では9
日の高値17246円を天井として、下値を探る動きになりそうだ。その場合、心理的な
節目の17000円が最初のサポート。さらに、100日移動平均線の16918円も支持線にな
る。なお、9日は前日の高値（終値）17090円からマドを明けて寄り付いた後、この
マドを維持したまま取引を終了した。そのため、3月5日～8日までの日足が、マドに
はさまれて安値圏に取り残されるアイランドリバーサルが形成された。すなわち、
相場が底を入れたとのチャート面での裏づけがまた1つ増えた。

・２月の米雇用９．７万人増　失業率、小幅改善４．５％
・中国、輸出優遇の融資廃止　米は歓迎表明、追加策期待
・イラク安定化会議開催　治安回復、多国間で模索
・ＥＵ、先進国の二酸化炭素３０％削減を提唱　主導権狙う
・首相、参院選前の内閣改造否定　郵政造反組復党は今後も
・三角合併「厳格化」見送り、５月解禁へ　自民、合同会議
・電機大手、大卒初任給を月額１５００円上げ　人税確保へ
・東北電も原発の原子炉緊急停止を報告せず
・住宅ローン、金利変動リスクの説明徹底　大手銀行
・タクシー値上げ申請急増　全国４７地区、上げ幅１―２割
・みずほコーポ銀、海外で資産運用事業　米に来月新会社
・ミレア、変額年金の再保険会社　ＪＰモルガンと合弁
・ＴＯＢ価格、引き上げを　日興株主の加ファンドが意向
・キヤノン、川崎に７月新拠点　低コスト生産ライン開発へ
・ＫＤＤＩ、ＪＲ東と光回線事業　新幹線沿い１２万世帯向け
・ジュピターＴＶ、松下・東芝系買収　衛星放送、画質競う
・イオンとダイエー、資本・業務提携を正式発表
・ダイエー、07年２月期業績予想を下方修正
・丸紅、ダイエー株をイオンに売却――丸抱えリスクを回避
・コマツに課徴金4300万円――自社株巡りインサイダー
・レジャー好調、暖冬の恩恵――遊園地・レジャー施設の１月売上高
・不二家の今期、最終赤字５０億円強　特損は１００億円強
・東急百、テナント拡大　町田店・港北東急など郊外店
・松下、ビクター売却へ入札実施　米ファンド２社、一騎打ち
・三菱ＵＦＪ銀、コンビニＡＴＭ手数料19日から無料
・日立、企業向けパソコンの生産から撤退
・東レ社長会見、炭素繊維の新工場「増設進む」
・英ガラハー、ＪＴによる買収を承認――臨時株主総会で
・東電、中国広東省でガス排出権購入
・東エレクの今期、営業益78％増――半導体製造装置伸びる
・菱洋エレクの07年１月期、一転最終減益に――ＩＸＩ関連の特損響く
・東急建、第三者割当増資で60億円調達
・共栄タの来期、経常益67％減――燃料費・修繕費響く
・ラオックスの今期、減損33億円計上――本店を減損処理
・国内合板、卸値が一段高――05年末安値の２倍に
・ニッケル、連日の最高値――在庫なお減少傾向
・住友大阪、セメントの追随値上げを表明――燃料の石炭高にらむ
・松下、早期退職希望者募集で5000人リストラ
・大和、今夏めどに夜間取引市場を開設――大手証券で初

・新規公開　イー・キャッシュ<3840> 公開価格15万円