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マーケット概況
――――――――――――――――――――――――――――――――――― ・日経平均 14500.55(-190.86)・東1部売買高 20.59 (億株) ・同先物 14460 (-200) ・同売買代金 25,410 (億円) ・TOPIX 1392.71 (-19.2) ・同時価総額 449 (兆円) ・東証2部 3187.71 (-33.55) ・値上がり 442 ・日経JQ 1695.54 (-19.32) ・値下がり 1187 ====================================================================== 7日の東京市場は続落。安値圏でのもみあいに終始した。先週末の米国株 急落を受けて、朝方は売り先行。日経平均は寄り付き直後に14500円を割り 込み250円超下落した。その後、押し目買いが入り急速に下げ渋る場面もみ せたが、前日終値手前で失速。後場は再び下げ幅を拡大した。 年初から海外市場を取り巻く環境が急速に悪化している。NY原油が史上 初の100ドル台乗せたのを皮切りに、12月米製造業景況指数が好不況の境で ある50を割り込み(11ヵ月ぶり)、先週末発表の12月米雇用統計では失業率 が5%(2年1ヵ月ぶり)に達した。サブプライム問題が実体経済に悪影響を 及ぼし始めたことで、「スタグフレーション」や「リセッション」などの言 葉が飛び交い、NY株は急落を余儀なくされている。今週9日のアルコアから 米10-12月期決算がスタートするが、厳しいとの見方が多く当面は厳しい状況 が続きそうだ。 新興市場動向 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 謄落幅 出来高 値上り 値下り 変わらず JASDAQ平均 1695.54 -19.32 7860万株 168社 418社 100社 マザーズ指数 737.02 -9.56 326万株 60社 116社 12社 ヘラクレス指数 1129.29 -10.47 130万株 46社 105社 11社 ====================================================================== 7日の新興市場は、日経ジャスダック平均が続落し、07年12月21日に付けた 昨年来安値(1699.22)を更新。マザーズ指数とヘラクレス指数は4日続落。 米国株安を受けて下落する日経平均株価に連れ安する形で、新興3指数は売り が先行。マザーズ指数とヘラクレス指数は前場中頃にかけて反発する場面も 見られたが、手掛かり材料に乏しく、買いが続かなかった。 ジャスダック市場では、利益確定売りが出たJ・TECや楽天、アイビー ダイワ、Eトレード、中間決算を下方訂正しストップ安となったテレウェイ ブ、マクドナルドや竹内製などが下落。ウェブマネーやユビキタス、NFK、 インテリ、未にブログの世界最大手に出資するデジタルガレージなどが上昇 した。 マザーズ市場では、ngiやミクシィ、フルスピード、ACCESS、 e-まち、トレジャー、今年期待の銘柄首位のNPCなどが高く、サイバー AやOTS、CCI、ソネットエンタ、アルデプロ、Vテク、アプリックス などが安い。 ヘラクレス市場では、大証やASSET、ストップ高のナチュラムやシナ ジーM、地域新聞社、ゼンテック、日本通信などが人気化。一方、ダヴィン チやマネパ、マネースクウェア、CDS、ハドソン、ターボリナックス、U SENなどがさえない。 ≪NY株式相場は雇用鈍化・インテル引き下げで急落≫ □ダウ平均 :12800.18(▼256.54) □ナスダック : 2504.65(▼ 98.03) □日経225先物 :14505 (▼155:大証比) □為 替 : 108.55-65 □金価格 : 865.70 (▼3.40) □WTI原油先物(期近): 97.91 (▼1.27) □売り :3300万株 □買い :3000万株 □売越し: 300万株 市場では、「戻りが鈍い。海外要因に不透明感が強く、素直に買い上がれない状 況だ。サブプライムローン問題が米景気に悪影響を及ぼし始め、本格的な景気対策 が見えるまでは下値模索が続くのではないか」(準大手証券)、「納会、発会で大 きく下げ、反転しても不思議ではないが、いかんせん現物、先物ともに活力がない。 目先のプレーヤーだけで指数がフラ付いている。政治、経済全般にわたる日本の地 盤沈下の表れではと勘ぐりたくなる」(中堅証券 ・値上がり率上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 前比率| 1| 6937|古河電池 | 243| 50| 25.91| 2| 5721|エスサイエンス | 14| 2| 16.67| 3| 6731|ピクセラ | 730| 100| 15.87| 4| 8201|さが美 | 131| 11| 9.17| 5| 7937|ツツミ |2130| 165| 8.4| 6| 4708|もしもしホット |5820| 410| 7.58| 7| 8203|MrMax | 449| 27| 6.4| 8| 8981|JHR投 |400000| 24000| 6.38| 9| 9916|バイタルネット | 654| 39| 6.34| 10| 9234|国際航業HD | 545| 31| 6.03| ・値下がり率上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 前比率| 1| 4723|グッドウィル |10440| -2000| -16.08| 2| 1980|ダイダン | 430| -64| -12.96| 3| 2792|ハニーズ |2360| -265| -10.1| 4| 7606|Uアローズ | 933| -104| -10.03| 5| 3225|東建物不動 | 496| -49| -8.99| 6| 9449|GMOインタ | 326| -32| -8.94| 7| 9037|ハマキョウレ |2095| -200| -8.71| 8| 9358|宇徳 | 372| -34| -8.37| 9| 4046|ダイソー | 342| -31| -8.31| 10| 8571|NISグループ | 200| -17| -7.83| 6796 クラリオン 278 +6 切り返しに転じる。需給警戒感などを背景にして、朝方は急落スタートとなったも のの、本日は主力製品より3割安い低価格カーナビを発売するとの報道もあって、シ ェア拡大などへの期待感も高まる状況に。また、日立系列メーカーの一角が再編期 待など背景に堅調な展開となっていることも追い風となる。 9694 日立ソフト 2110 +75 朝方から逆行高の展開。三菱UFJでは第3四半期も業績の好調は続き、決算発表時 に通期業績は上方修正される可能性が高いとしており、本日の買い材料につながる 格好のようだ。主力のシステム開発に加えて、注力中であるサービス事業の受注が 好調と指摘、今期営業利益は会社計画123億円に対して132億円を予想。また、日立 製作所はHD事業の整理終了後、情報通信グループの再編に動きだす可能性として いる。 海運セクター 年末の全面安に続いて、本日も飯野海運を除いた全銘柄がマイナス圏で業種別下落 率のトップになっている。原油市況の上昇傾向に加えて、バルチック指数が10営業 日続落となっており、先行きの収益悪化警戒感が台頭する状況。バルチック指数は 11月13日の高値から21%強の下落となっている。 6752 松下電産 2190 +15 底堅い動き。GSでは第3四半期の決算をプレビュー、営業利益は前年同期比18%増 の1600億円を予想し、市場コンセンサスを上回るとみているようだ。年末商戦での PDPシェア向上などを背景としている。また、ワーナーによるブルーレイ支持を 受けて、プラットホームホルダーである同社にはプラスとの見方も。 9983 Fリテイ 8050 +240 切り返す。先週末に12月の月次売上動向を発表している。既存店売上高は前年同月 比で6.4%増、3ヵ月連続のプラスとなり、伸び率は今期に入って最大となってい る。各社の冬物衣料販売が全般的に低調と伝わる中で、相対的な回復力の強さに見 直しの動きが強まる格好へ。 ・米ボーイング、07年の民間機受注35%増――過去最高を更新 ・アブダビ公社総裁、油田開発で日本の権益延長示唆 ・三菱化学、住友商に原料調達打診――火災で設備停止、海外から確保急ぐ ・イオン、3回のCFS株主向け説明会で160人の委任状受理――CFSと アインファマの統合阻止狙い ・トヨタ、低価格車で新興国開拓――ブラジルに第2工場、高い利益率を期待 ・マクセル、光学レンズ生産能力1.8倍に増強――新世代DVD用も量産 ・米ワーナー、ソニー陣営のブルーレイ単独支持 ――次世代DVD規格争い早期決着も ・新世代DVD、東芝陣営が米見本市での会見中止 ・東電、東通原発の着工1年延期へ――耐震審査長引き09年度に ・TDK・太陽電、それぞれコスト半減の太陽電池参入――シリコン使わず ・ソニー・コンピュータエンタテインメント、PSPで無料ネット電話 ――スカイプと提携 ・積ハウス、ソニー本社跡地にオフィスビル――1フロア面積、日本最大 ・仏ルノー、ロシア提携先で日産自の車の生産を検討 ・川崎汽、大型の自動車専用船を3隻投入――北米向け6100台級 ・百貨店や衣料品専門店の冬物衣料販売、12月も低調――ユニクロは6.4%増 ・持田薬、後発薬を2倍以上に――3年以内に売上高30億円、製品群の補完狙う ・三菱紙、写真用インクジェット紙の生産体制強化――100億円投資 ・三井造が石化プラントを3件受注――過去最大規模 ・セブン&アイ傘下のセブン銀行が上場へ――2月にも ・オービックの07年4―12月期経常益17%増に――今期末に記念配40円 ・東電、社債発行枠を1兆5000億円に拡大 ・山九の08年3月期末の自己資本比率30%超に――財務改善が進む ・ケーヨーの07年3―11月期純利益54%増――自社製品が好調 ・明星工業、LNG船タンク保冷パネルの生産能力を倍増 ・東芝が新型キャパシター、携帯の送受信回路を小型化 ・デジタルガレージ、「ミニブログ」最大手の米社に出資 ・三菱重工、「H2A」3割値下げ・09年にも、欧米ロケット並みに ・トヨタ、国内新車販売24年ぶり低水準・07年、6%減の158万台 ・フジテレビ、音楽番組をネット配信・iチューンズ利用 ・大成建設、中国事業を拡大――受注2割増めざす お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.01.07 19:53:51
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