インフレの進行で中国の貧富の格差は一段と拡大している――。中国政
府系シンクタンク中国社会科学院は、2008年の「中国社会情勢の分析と
予測(社会青書)」でこんな見解を示した。
青書は「(1978年の)改革開放以来、商品価格と資産価格が同時に大幅
な上昇を示したのは初めて」と指摘。商品価格の上昇は食品の値上がり
が主因であるため「家計に占める食費の割合が高い低所得者層が最も大
きな損害を被っている」との見方を示した。
日本経済新聞 1月8日
ジャパンシンドロームとは、「人口過密国に急速な工業化が起きると
穀物消費量が増え、耕地面積が減り、穀物生産量減少の3つが起き、
穀物輸入が大きく増えるという現象。」
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最終更新日
2008.01.08 13:48:10