<日経平均>
13,395.28 ▼466.01
<東証一部>
出来高 8億9,854万株
値上がり銘柄数 139
値下がり銘柄数 1,532
<為替>
106.84 ▼0.38
米国景気刺激策への失望感から軟調、日経平均大幅反落
寄り付き前の外国人売買動向(市場筋推計、外資系13社ベース)は小幅買い越しと伝えられましたが、18日の米国市場が軟調となったことや、シカゴ市場の日経平均先物が軟調となったことから、売り優勢の展開となりました。日経平均は寄り付き後もじりじりと下げ幅を拡大、日経平均の心理的な節目とされる13,500円辺りでは下げ渋る動きが見られたものの、買い気に乏しく、先物へのまとまった売りなどから一段安となりました。引けにかけても特に目立った買戻しは見られず、日経平均は下げ幅450円を超える大幅下落となっています。
主力株はほぼ全面安となりました。株式市場の低迷が続き業績悪化が懸念され証券株が大きく下落、世界景気の不透明感から機械株や海運株、商社株も見切売りなどから軟調となり、自動車株やハイテク株などの輸出関連銘柄も値を下げています。薬品株や陸運株などのディフェンシブ銘柄も、下げ幅は比較的少ないものの戻り売りや利益確定売りから軟調です。小型株も見切売りがかさんで値を下げており、日経ジャスダック平均は軟調、東証2部株指数や東証マザーズ指数は先週末の上昇の反動もあり大幅下落となっています。
米国景気刺激策への期待から先週末の日本市場は続伸となりましたが、その内容が市場の期待に届くものではなかったという失望感から米国株が軟調となり、その流れを引き継いで日本市場も大幅反落となっています。為替動向は比較的落ち着いているのですが、本日米国市場が休場ということや、日銀の金融政策決定会合の結果が明日に控えていることから積極的な買い気に乏しく、後場も手じまい売りや見切売りなどに押される展開となりそうです。日経平均の終値ベースで昨年来安値である13,500円の水準を保てるかどうかが注目されます。
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最終更新日
2008.01.21 12:23:15