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マーケット概況
――――――――――――――――――――――――――――――――――― ・日経平均 12525.54(-294.93)・東1部売買高 18.39 (億株) ・同先物 12490 (-350) ・同売買代金 21,371 (億円) ・TOPIX 1212.96 (-30.85) ・同時価総額 389 (兆円) ・東証2部 2741.84 (-11.9) ・値上がり 305 ・日経JQ 1454.46 (-1.44) ・値下がり 1359 ====================================================================== 31日の東京市場は大幅反落。日経平均は後場一段安となった。米国株安を 受けて、終日軟調に推移した。日経平均は小安く寄り付いた後もジリ安の展 開となり、後場は先物主導で下げ幅を拡大。引けにかけて若干下げ渋っとは いえ、一時400円近くに下げる場面もみられた。 東証1部の売買代金上位21社が下落する、文字通りの全面安となった。先週 末急騰した反動に加え、先週末から後場の下げ渋りを演出していたドレッシン グ買いが不発に終わったことが失望売りを招いたとみられる。日経平均の3月 末終値は心理的な節目の12500円を辛うじて上回ったが、昨年3月末に比べ27.5 %もの下落。昨年末比で18.2%の下落となった。この株価下落を受けて、減損 処理適用(有価証券評価損の計上)に対する警戒感が強まりそうだ。特に決算 発表を間近に控える3月期決算銘柄の場合、3Q決算(4-12月期)の基準は12月 末で、年初からの相場急落は考慮されていない(3月末の数値が確定した段階で 業績予想を見直す)とみられ、今後下方修正が相次ぐ公算は大きい。 あすは寄り付き前に発表される、3月日銀短観が注目されよう。代表的な指標 である大企業製造業DIの市場予想は+13(前回比-6)だが、これを下回る着地 となれば投資家心理はさらに冷え込みそうだ。 新興市場動向 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 謄落幅 出来高 値上り 値下り 変わらず JASDAQ平均 1454.46 -1.44 7120万株 249社 315社 86社 マザーズ指数 620.90 -9.47 2110万株 56社 119社 9社 ヘラクレス指数 957.30 -8.28 428万株 57社 87社 14社 ====================================================================== 31日の新興市場は、日経ジャスダック平均とマザーズ指数は続落、ヘラク レス指数は4日続落。売り先行で始まった東京市場を受けて、新興3市場も揃 って軟調な滑り出し。マザーズ指数は前場中頃まで堅調な動きを見せたが、 全体相場が一段安となった後場はマイナス圏に転落。マザーズ指数とヘラク レス指数はともに25移動平均線に上値が抑えられる格好となった。 ジャスダック市場では、楽天やセブン銀、ユビキタス、増額修正のNES TAGE、ワークスAP、J・TEC、カウボーイなど売買代金上位銘柄は 上昇が目立つ。カシオの完全子会社となるカシオマイクロはストップ高とな った。ウェブマネーやファンコミュ、プロデュース、ジャレコ、マイクロニ クス、オプト、インテリなどは下落した。 マザーズ市場では、ミクシィやngi、サイバーA、アクセルマーク、日 本風力開発、アルデプロ、ビリングシステム、フルスピードなど上位銘柄が 軒並み軟調。ACCESSやVテク、アクロディア、ムコ多糖症治療薬の製 造販売承認を取得が好感されたアンジェスMG、ザッパラス、ネットイヤー などには買いが入った。 ヘラクレス市場では、テックファームやダヴィンチ、ASSET、シナジ ーM、夢真、マネパ、博展、デジアーツなどが安い。反面、ぐるなびやウェ ブドゥ、大証、ガンホー、トリケミカル、モスインス、アパマン、ネクスト ジェンなどが高い。 ≪NY株式相場は消費・企業業績に不安・ダウは4日続落≫ □ダウ平均 :12216.40(▼ 86.06) □ナスダック : 2261.18(▼ 19.65) □日経225先物 :12685 (▼155:大証比) □為 替 : 99.60-70 □金価格 : 936.50 (▼17.5) □WTI原油先物(期近): 105.62 (▼ 1.96) □売り :2320万株 □買い :1880万株 □売越し: 440万株 市場からは、「先物への仕掛け売りで押された格好。一部の大口プレーヤーによ る売りがうわさされ、警戒感を強めた。前週末28日にスタンダード・アンド・プ アーズ(S&P)がモノライン(金融保証会社)大手FGICの財務力格付けを 『BB』に6ノッチ引き下げたことも不安感をあおっている。日本株の上値は追い づらく、先行きは昨年来安値近辺まで弱含む可能性があると見ている」(米系証券 ・値上がり率上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 前比率| 1| 4725|シーエーシー |1200| 140| 13.21| 2| 4116|大日精化工業 | 427| 49| 12.96| 3| 6213|オーエム製作所 | 755| 74| 10.87| 4| 4919|ミルボン |2180| 199| 10.05| 5| 4614|トウペ | 130| 11| 9.24| 6| 5915|駒井鉄工 | 190| 16| 9.2| 7| 1334|マルハニチロ | 155| 13| 9.15| 8| 7246|プレス工業 | 500| 40| 8.7| 9| 2659|サンエー |3070| 245| 8.67| 10| 3738|テレパーク |96800| 7700| 8.64| ・値下がり率上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 前比率| 1| 6793|山水電気 | 8| -1| -11.11| 2| 8194|ライフコーポ |1430| -150| -9.49| 3| 9037|ハマキョウレ |1774| -176| -9.03| 4| 8772|アサックス |111000|-11000| -9.02| 5| 5481|山陽特殊製鋼 | 450| -44| -8.91| 6| 3002|グンゼ | 420| -40| -8.7| 7| 9740|セントラル警備 | 949| -90| -8.66| 8| 6368|オルガノ | 739| -68| -8.43| 9| 1964|中外炉工業 | 440| -40| -8.33| 10| 5721|エスサイエンス | 11| -1| -8.33| 4201 日本合成 731 +47 活況。国内素材各社が液晶テレビ向けデジタル素材を一斉に増産との報道が伝わっ ている。液晶用フィルムなどを展開する同社の物色にもつながっているようだ。な お、丸三では来期も営業増益が続くと予想、経常利益は2ケタ増益を見込んでいるよ うだ。三角保合い上放れや信用取組妙味などテクニカル妙味も手掛かりに。 電子部品業界 日興シティとモルガンが揃って大手各社の業績予想を引き下げている。日興シティ では、為替前提変更(1ドル=105円→95円)により、大手12社合計の営業利益を 08.3期の7201億円から09.3期は6350億円、前期比12%減益に下方修正。前回予想か らは12%の下方修正へ。モルガンでも、円高や足元の需要回復の鈍さからコンセン サス以下の水準まで各社業績予想を下方修正、競争力のある企業でも20%程度の減 益が想定されると。 2450 一休 70300 +5000 ストップ高。一部で特集記事が掲載されており、買い材料につながっているもよう だ。上場ネット企業の中でも、経営効率では群を抜く企業などと紹介されている。 ほか、傘下に収めたい企業が多いと指摘されており、大手との資本関係締結が具体 化すれば株価の支援材料になる可能性などとも。 5915 駒井鉄工 190 +16 急伸。一部報道では、風力発電機の海外販売を開始すると報じられている。新興国 や途上国向けに、3年後に年間50基の販売を目指すと伝わる。メキシコ向けに発電能 力300キロワットの中型機の納入が決まったとされており、同事業の成長期待が一気 に高まる展開へ。 6665 エルピーダ 3320 +70 買い先行。DRAMを4月から20%値上げの方針と一部CEOインタビュー報道で伝 わっている。DRAMスポット価格の底打ち推移を受けて、来月の前半と後半で 10%ずつの値上げを求めていく模様。来期の収益改善期待が一段と高まる格好にな っている。 ・米政府、住宅ローンの借り手救済に公的資金検討 米紙報道 ・欧米中銀、巨額資金供給を継続 欧州23兆円、FRB10兆円 ・S&P、米モノライン大手を投機的に格下げ ・首相、ガソリンにかかる暫定税率を維持 再可決の方針示す ・道路除く特別措置「道連れ増税」回避 与野党つなぎ法案合意 ・08年度予算が成立 参院で否決も、衆院可決を優先 ・石綿労災、2167事業所公表 厚労省認定、05年夏以来 ・企業別CO2排出量公表 京都議定書の実行、4月からスタート ・日本企業、イスラム金融の活用広がる 中東事業、資金源に ・三菱重工、自動車用ターボを増産 タイに工場を新設 ・国産旅客機40年ぶり始動 三菱重工、事業化を発表 ・三菱商事、子会社の明治屋商事を支援 増資引き受け ・マンション大手、サービス競う 健康相談や防犯対策など ・ダイキン、エアコン用の金型工場を中国に設立 ・TOTO、家庭用燃料電池に参入・価格、3分の1に ・三菱電、2009年3月期の1株利益4%増へ ・ヤマハ発、2010年12月期に最大74円配当 ・東ソー、樹脂添加剤7割増産 200億円投資、中国向け強化 ・松下電工、インドに配線器具の新工場 住宅建設急増に対応 ・JパワーやIHI、火力発電所からのCO2を地下貯蔵・豪州で ・大京、不動産流通事業を拡大――オリックスから仲介子会社買収 ・レナウン、機能性素材で顧客開拓――主力のカジュアル衣料ブランド ・駒井鉄工、風力発電機を海外販売――新興国など狙う ・双日、カナダで鉱山拡張――モリブデン増産で100億円 ・ユニクロが北京に再進出・13年までに中国全土で100店体制へ ・東京製鉄、営業益58%減・今期単独、鉄スクラップ高で採算悪化 ・トーセイ、営業益5.1倍に・12―2月 ・ジーンズメイト、81%減益――前期単独、競争激化や天候不順で ・日立線、純利益108億円――今期下方修正、液晶部品で減損損失 ・井筒屋、経常益56%減――前期、高額雑貨の販売落ち込む ・ナイガイ、婦人服など2事業から撤退 ・洋カン、今期純利益19%減――一転減益に ・三越伊勢丹、09年3月期の連結純利益330億円 ・アンジェスMG、日本初の遺伝子治療薬を承認申請 ・丸紅、英資産運用子会社が176億円の損失・サブプライム問題で ・ヤクルト、海外の2009年度3月期営業益が国内並みに ・山陽鋼、経常益30%減――今期、鉄スクラップ高騰で ・AMI、今期最終赤字34億円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.03.31 19:23:50
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