<日経平均>
8,553.13 △36.03
<東証一部>
出来高 4億6,244万株
値上がり銘柄数 918
値下がり銘柄数 626
<為替>
90.53 △0.17
米国株高を受けて買い優勢の展開続くも、商い薄く上値は限定的
24日の米国市場が堅調となり、日本市場の買い先行の始まりとなりました。日経平均は寄り付き後8,600円を試す展開となりましたが、寄り付き前の外国人売買動向(市場筋推計、外資系12社ベース)が売り越しと伝わったこともあって上値は重く、伸び悩む展開となりました。ただ、前日比下落に転じることはなく、日経平均は50円程度の狭い値幅での小動きとなりました。
主力株は総じて堅調となりました。このところ底堅い値動きの続いた電力・ガス株や食品株の一角に軟調な銘柄が見られますが、米国株高を受けて業績悪化懸念から売られていたハイテクや自動車の一角に買戻しが入ったほか、海運や商社などの他の外需関連銘柄にも値ごろ感から堅調となる銘柄が多く見られました。小型株は高安まちまちの展開となり、日経ジャスダック平均や東証2部株指数は堅調となりましたが、東証マザーズ指数は大幅安となりました。
米国市場が6日ぶりの反発となり、昨日の大幅下落の反動もあって日本市場も買い優勢の展開となりました。しかしながら、欧米市場がクリスマス休暇ということもあって市場参加者も少なく、日経平均の上昇も外需関連を中心とした売られ過ぎ銘柄への修正という程度にとどまっています。商いもかなり薄く、方向感のない展開となりましたが、為替が大きく変動するなどの材料がない限りは、後場もこの動きが続くのではないでしょうか。
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最終更新日
2008.12.25 12:19:40