日本自動車工業会が25日発表した2008年11月の国内自動車生産実績は、前年同月比20.4%減の85万4171台となった。自工会が月次生産統計を集計し始めた1967年1月以来、過去最大の下げ幅となった。各社が減産を進めた結果、トヨタ自動車など大手全12社がマイナスとなった。輸出も18.1%減(49万1990台)となり、11月から世界的な自動車販売の不振が一段と加速した実態が鮮明になった。
生産の前年同月比マイナスは2カ月連続。08年1―11月の生産は同2.0%増の1083万8077台だった。
1月の生産はトヨタ自動車が27.2%減、日産自動車が35.6%減と大幅に下落。車種別でも乗用車が20.3%減、トラック20.9%減、バス16.3%減と、いずれの車種も2ケタ減となった。
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最終更新日
2008.12.25 14:43:52