5月29日大引け
14,326.46円
前日比
+14.48円
出来高概算
39億1,082万株
ドル円相場1ドル= 102.27円
長期国債先物価格=141.58円
JGB10Y=0.930%(+0.025%)、
JGB5Y=0.420%(+0.025%)、
JGB20Y=1.700%(+0.010%)(15:00現在)
本日の日経平均は小幅続伸。前日に発表されたS&Pケースシラー指数が約7年ぶりとなる高水準の伸びとなった事を好感し、米国株高となった流れを受け、朝方の日経平均は買い優勢でスタートした。寄り付き直後に、日経平均は14,500円台を回復する場面も見られたものの、先物主導でじりじりと下値を切り下げ、前場中ごろにはマイナス圏に沈んだ。ただ、売り一巡後は為替の円安基調を背景にじりじりと値を戻し、再びプラス圏を回復した。後場に入ってからも上値追いの展開となり、日経平均は高値圏で確りの推移が続いた。大引け間際には先物主導で、日経平均は急速に値を消し、再びマイナス圏に沈む場面も見られたものの、辛うじてプラス圏をキープし、14円高の14,326円で本日の取引を終了した。
物色面では、政府がインドで高速鉄道計画の共同調査に入る事への合意が伝わったことから、川重や日車輛などの銘柄が受注への思惑から買われたほか、前日にまとめられた成長戦略の工程表でハローワークの情報を開放する方針が盛り込まれたことから、テンプHDやリブセンスなど人材サービス関連銘柄も賑わった。 また、大引けにかけては、タカラバイオや信用規制が解除されたJ・TECなど、バイオ関連銘柄にストップ高となる銘柄が目立った。
半面、為替の円安基調を受け、トヨタやキヤノンなどの輸出株の一角が、確りとした推移が続いたものの、大引けにかけて反落となった。個別では、昨日アインファーマシが発表した14/4期業績見通しが市場予想を下回ったことから、10.2%安となった。
値上がり銘柄数は1,288、値下がり銘柄数は342
◎ダウ工業株
15409.39(+106.29)△0.69%
◎ナスダック
_3488.89(+_29.75)△0.86%
◎NY原油先物
__95.01(+0.86)
◎NY金先物
1378.90(─7.70)
◎寄付前の外資系動向
売 1070万株
買 1740万株
差 _670万株の買い越し
市場からは「為替にらみの動きながら、前週に急落した余波はまだ残っている。
オプションの権利行使価格とも絡み、1万4500円からは上値が重い。来月の
メジャーSQ(特別清算指数)算出までは先物に振らされる展開が続くとみられ、
再度1万4000円トライの可能性もあるのではないか」(銀行系証券)との声が
聞かれた。
9509 北海電 1,405 +151
大幅続伸 泊原発の再稼動を3機同時申請へ。
9433 KDDI 4,820 -65
反落 「LTE」で障害発生。
9413 テレ東HD 1,289 +116
3日ぶりに急反発 三菱UFJMSが目標株価引き上げ。
5017 AOCHD 335 +27
大幅続伸 三菱UFJMSが投資判断「Outperform」へ引き上げ。
7980 重松製 700 +100
ストップ高 新型コロナウイルスの広がりで思惑。
4229 群栄化 308 +80
ストップ高 3Dプリンター開発計画に参加。
9627 アインファーマシ 3,915 -445
急反落 14.4期営業利益予想113億円でコンセンサスに届かず。
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最終更新日
2013.05.29 16:53:59