7月10日大引け
19,779.83円
前日比
-75.67円
出来高概算
27億6,193万株
ドル円相場1ドル=121.92円
長期国債先物価格=147.23円
JGB10Y=0.430% (-0.015%)
JGB5Y=0.105% (+0.005%)
JGB20Y=1.195% (±0.000%)
(15:00現在)
本日の日経平均は反落。値嵩株の下落などを背景に小安い水準でスタートした後は、中国市場を睨んだ不安定な相場展開となり、日経平均は19,800円を挟み一進一退の動きとなった。
昨晩の欧米株は上昇したものの、値嵩株の下落や中国市場への不透明感などが重しとなり、朝方の日経平均は売り優勢で取引を開始。その後も寄り値近辺で方向感のない取引が続いたが中国市場が上昇に転じたことをきっかけに、日経平均も先物主導ながら切り返す動きとなった。ただ後場に入ると、週末を控えていることなどから徐々に売りの流れが強まり、日経平均は再びマイナス圏に沈んだ。大引けにかけてはやや下げ渋ったが、戻りは鈍く、結局75円安の19,779円で取引を終えた。
物色面では、村田製やアルプス、日東電など電子部品株の下落が目立ったほか、イオンやニトリHD、ローソンなどの小売関連株も軟調に推移した。また、コーセーやラオックスなどのインバウンド消費関連株が弱含んだ。個別では、昨日引け後に発表した15/8期3Q業績が市場予想に届かなかったファーストリテイが売られ、昼休み中に16/2期1Q業績を発表したトレファクも、目先の材料出尽くしで急落した。
半面、三菱UFJFGや横浜銀などの銀行株が堅調に推移したほか、JR西日本や東急などの鉄道株、富士重やマツダなどの自動車株が上昇した。そのほかでは、KDDIやNTTなどの通信株、キッコーマンや日本ハムなどの食品株が強含み、第一三共やアステラス薬、小野薬などの医薬品株が買われた。
値上がり銘柄数は860、値下がり銘柄数は932。
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最終更新日
2016.08.26 16:28:52