8月29日前引け
16,727.52円
前日比
+366.81円
出来高概算
7億7,349万株
ドル円相場1ドル=102.10円
長期国債先物価格=151.44円
JGB5Y=-0.165%(+0.010%)
JGB10Y=-0.065%(+0.010%)
JGB20Y=0.280%(+0.010%)
JGB30Y=0.350%(+0.005%)
(11:30現在)
前場の日経平均は3営業日ぶりに大幅反発。円安ドル高を背景に買い先行でスタートした後も堅調推移が続き、日経平均の上昇幅は350円を超えている。
イエレンFRB議長などのタカ派的な発言を受け、円が対ドルで下落したことを好感し、朝方の日経平均は16,600円台まで上昇して取引を開始。寄り付き後も主力株を中心に幅広い銘柄が買われ、日経平均は16,700円台を回復した。その後は、利益確定売りをこなしながら16,700円台前半で推移し、結局、日経平均は366円高の16,727円で前場の取引を終えている。
東証1部全銘柄の8割近くが上昇し、ほぼ全面高商状となっている。円相場の下落を受け、トヨタ(7203)やヤマハ発(7272)、アルプス(6770)などの主力輸出株が買い戻されているほか、三菱UFJFG(8306)や野村HD(8604)、第一生命(8750)などの金融株も強い。また、JFEHD(5411)や住友重(6302)などの中国関連株、三井不(8801)や住友不(8830)などの不動産株が堅調に推移している。個別では、国内証券が投資判断を引き上げた三菱ケミHD(4188)が高く、大腸がん治療に関する新規化合物を創出したと発表したカルナバイオ(JQ4572)がストップ高買い気配となっている。
半面、明治HD(2269)やトリドール(3397)、イオン(8267)などの消費関連株が軟調に推移し、ぐるなび(2440)やエムスリー(2413)などネット関連株の一角が冴えない。個別では、外資系証券が目標株価を引き下げたアダストリア(2685)が急落し、先週末に発表した8月の既存店売上高が冴えなかったクスリのアオキ(3398)や、株式売出しを発表した日本ライフL(7575)も大幅安となっている。
値上がり銘柄数は1,515、値下がり銘柄数は362。
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最終更新日
2016.08.29 11:53:25