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今日は芸術鑑賞教室でした。

もちろんカテゴリーは歌舞伎です。
朝8時半に家を出ました。

8時51分の西武車の各駅停車新木場行きに乗ってそのまま永田町へ。
電車が4分ほど遅れていました。

小竹向原では3分遅れの発車でした。

4分遅れで永田町に到着。
そこから少し歩きます。

先生が交差点や信号で案内していました。
10分して到着。まだ来てるのは少なめ。
先生たちに挨拶をして、ほかの人を待ちました。
20分ほどすると大体の人たちが来ました。

永田町から来る人あらば、半蔵門から来る人有り。
30分して黒岩君も到着。
さらに15分後会場。席に着きます。

今日の過程は「歌舞伎のみかた」と
「彦山権現誓助剣(ひこさんごんげんちかいのすけだち)~毛谷村(けやむら)~」でした。

まずは歌舞伎の見方ということで、市川男女蔵(いちかわおめぞう)さんが
国立劇場の歌舞伎俳優養成所の研修生の皆さんと立ち回りを行ってから
いろいろ解説してくれました。

これがなかなか面白いもんでしたね。
歌舞伎は若い人も俳優になりたいと門を叩いているそうです。
歌舞伎というと年寄りがやっている、難しいとかいうイメージがありますが
決してそうではなくて若い人が演じたり、ストーリーとしては
比較的簡単なものが多いんですね。

そしていよいよ本気で歌舞伎鑑賞です。
彦山権現誓助剣から、豊前国彦山杉坂墓所の場と、毛谷村六助住家の場を鑑賞しました。

簡単にストーリーを申しますと、豊前国彦山のふもとに、
大力無双の六助という若者が住んでいました。領主からも家臣に望まれていましたが、
六助はわけあって断り続け、山で暮らしていました。

六助は以前に神の使いと名乗る不思議な老人と出会い、
剣術の秘伝を受けていました。
その時に老人が言った「自分より強いものに出会ったら家来になれ」という
言葉を守っていたのです。
この老人こそ八重垣流の達人吉岡一味斎でした。
六助が断り続けているうちに、領内には「六助との試合に勝てば侍として召抱える」
というお触れが出てるようになりました。

母をなくしたばかりの六助は、そんなことなど知る由もなく、
四十九日の通夜していると・・・。貧しげな浪人が老婆を連れてやってきました。
男は微塵弾正と名乗りました。この男は後になって、
六助の師匠である吉岡一味斎を殺した人物だと分かるのですが、
この男、お母さんに孝行したいから試合で負けてくださいって頼むんです。

心の優しい六助ですから、断るわけにもいかず、引き受けました。

帰ろうとすると老人と小さな子供が現れて、山賊においかけられていました。
老人は重傷を負い、「この子を頼む」といって息を引き取りました。
後でこの子は微塵弾正に殺された、吉岡一味斎の娘の子供の弥三松だと分かります。

そして六助の家で微塵弾正と六助の試合が行われました。
本当に試合で負けてしまいました。
領内の家臣には少しバカにされましたが、
六助はいいことをしたと喜んでいました。

そこへ1人の老婆が現れました。
旅をしていて疲れたというので休ませてあげていました。
すると老婆は・・・「親子になりませんか」と言ってきたのです。
何を唐突にと六助は半ばいたずらなのかと考えていました。

そこへ1人の虚無僧が現れます。
しかし被り物をとると・・・なんと出てきたのは女の人。
いきなり六助に刀を向けました。
「父の仇なるぞ」と。

後々聞くとなんとそれは吉岡一味斎の娘で六助のいい名づけのお園でした。
そしてこの老婆は、吉岡一味斎の奥方であるお幸でした。

そして後々聞けば、全てのことは微塵弾正の仕業と分かり、
六助と弥三松は仇討ちへと出かけるのでありました。

とまあ少し長くなってしまいましたがこんな感じです。
歌舞伎って本当に人情味あふれるドラマだなって見たとき感じました。
現代人の心が薄れてきてしまっている今日この頃。
やはりこういうものを見てもういちど心を取り戻したほうがいいんじゃないかと思いました。

今日は大変貴重な時間を味あわせていただきました。
キャストの皆さんや、今回企画してくれた先生方に深く感謝申し上げます。

ちなみにキャストは、歌舞伎に関して詳しい方は知っているかもしれません。

毛谷村六助・・・中村梅玉(ばいぎょく)
微塵弾正・・・中村松江
一龍斎妻お幸・・・中村歌江
一龍斎娘お園・・・中村芝雀(しばじゃく)

いやぁ、また歌舞伎を見に行きたいですね。





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Last updated  July 7, 2006 10:06:19 PM
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