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カテゴリ:花より男子
どろどろです。
滋は道明寺とつくしの関係を知っても諦める気配はなく、 類もつくしに本気の模様。 そんな中、救いは道明寺のまっすぐな牧野への思いと、 つくしの道明寺への消し去れない気持ち。 西門は道明寺の心理をよく分かってる。 美作はいらん気を使いすぎ。 たぶんあきらくんは道明寺が結婚を決めたことで、ほんとに牧野との仲は終わったって考えているのかな。或いは優紀の言うように、これ以上道明寺がつくしを振り回すのは良くないと考えているのか。 でも病室で類とつくし二人きりを演出してあげるのは余計なお世話です。 滋もたいがいしつこいよ。 原作と比較してもせん無いことだけど、 原作で滋が人気のキャラクターだったのは、その潔さゆえだったのでは? 道明寺の気持ちを知って、つくしの気持ちも知って、それで身を引く。 道明寺に想いを残しつつも、その後は二人の仲を応援し続ける。 その姿が読者の心を掴んだんだろうと思うんだ。 それを、二人の決定的な場面を見てさえ、諦めるどころか想いをぶつけ続けようとするキャラクターにしてしまうのは如何なものだろう。 今回初めて滋をかなりうざったいと思った。 その点だらだら未練を残し続ける道明寺も同じだけれど、作中でのポジショニングが違う。 どう転んでも「花より男子」は道明寺と牧野の恋物語であることに変わりない。 道明寺がしつこく粘り強く牧野を思い続けるのがこの物語の醍醐味である。主題である。 脇のキャラクターが未練がましくまとわりつくのとは意味が違うと思うのだ。 加藤夏希さんの演じる滋が嫌味なく可愛かっただけに、 できれば引き際を美しく演出していただきたいと思う。 どろどろ昼ドラみたいな展開を続けていては、 花男原作ファンは離れていくんじゃないかな。 コミカルな「ドラマ」のファンは、 あの戯言満載のチープな脚本にそろそろ愛想を尽かすのではないだろうか。 道明寺がF4ラウンジで動揺する場面は、松潤君の演技に救われていた気がしないでもない。 とすれば、松潤ファンではない視聴者が見れば、陳腐で耐え難い場面だったのではないだろうか。と、危惧してしまう。 道明寺グループの凋落にしてもそうだ。 株価下落の理由が不用意な発言であるというのはありうることだと思うけれど、 あまりにもいい加減な説明台詞で流してしまっているから、 肝心なところでのリアリティが欠如している。 少女漫画が原作だからといって、ドラマがオールファンタジーOKなわけではないのだ…。 でもまあ私は原作も好きなので、とにかく いい加減ドロドロ展開を切り上げて、 道明寺とつくし二人で社会と楓の荒波に立ち向かっていく姿を見せていただければ、 どんなファンタジーでもついていけます。 & 松潤ファンなので、寒いギャグにもついていきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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