|
テーマ:吹奏楽(3400)
カテゴリ:吹奏楽
開催日:2023.10.14(土) 14:30開演
場所 :まちなかキャンパスうえだ 上田ブラスフェストまちなかコンサートへ行ってきました。 プログラム 1.高木夏子&平間美羽 トロンボーン2重奏 ・「美女と野獣」よりひとりぼっちの晩餐会/アラン・メンケン ・「千と千尋の神隠し」よりふたたび/久石譲 ・カントリー・ロード/ジョン・デンバー 2.長野医療衛生専門学校音楽療法士学科・学生の皆さん ホルン2重奏 ・山の音楽家/ドイツ民謡 ・「美女と野獣」より美女と野獣/アラン・メンケン ・上を向いて歩こう/中村八大 3.長野医療衛生専門学校音楽療法士学科・学生の皆さん フルート&打楽器2重奏 ・Fantasia Arabesque/Herman Beeftink 4.長野医療衛生専門学校音楽療法士学科・学生の皆さん 金管3重奏 ・愛をこめて花束を/多保孝一 5.上田市民吹奏楽団 サックス4重奏 ・ウォルタイムトラベル/高橋宏樹(編曲) 6.上田ブラスフェスト・スペシャルトリオ with k/sHinO ・ムーンライトセレナーデ/グレン・ミラー ・駅猫diary/宮川成治 ・情熱大陸/葉加瀬太郎 レポート トロンボーン2重奏 上田ブラスフェスト実行委員長の高木氏のお弟子さんの現役高校生平間氏によるデュオ演奏となりました。ディズニー、ジブリとおなじみの楽曲を取り上げ、親しみ感もあり、トロンボーン特有のハーモニー感がよく出ていて、長年子弟関係を結ぶお二人の息のあったところも素晴らしいと感じました。 ホルン2重奏 3年生のお二人による演奏でしたが、ホルンの楽器紹介の際にお子さんから「ホルンって何?」とつっこみが入った際も冷静に話を進め、そこは貫禄の3年生らしいと感じました。演奏もトロンボーンと同じ美女と野獣で曲違いがありましたが、こちらもうまく違いを紹介されており、息の合ったお二人のハーモニーを楽しませていただきました。 フルート&打楽器2重奏 静岡と沖縄から来られたお二人ということで、特に沖縄の学生さんは自己紹介の時に琉球言葉を披露して独特の文化を垣間見ることができました。演奏曲は、アラビア風の楽曲とのことでしたが、冒頭の波の音を意識させるパーカッションと有名な吹奏楽曲である呪文と踊りを連想させるフルートの低音部が強く印象に残るものでした。 金管3重奏 1年生3人によるトランペット、ホルン、トロンボーンによるアンサンブルでしたが、音符が多くて管楽器で演奏するにはいかにも難しそうなおなじみのJ-POPをよく吹きこなしているという印象がありました。 サックス4重奏 これまで定期演奏会等で何度か拝聴している上田市民吹奏楽団のサクソフォーンカルテットによる演奏となりました。楽曲名のウォルタイムトラベルのウォルはウォルトディズニーを意味し、ディズニーの世界へタイムトラベルするといった面白い曲で、おなじみのディズニー音楽を息の合った4人で次々と展開する感じがとても面白いと感じました。 上田ブラスフェスト・スペシャルトリオ 地域で活躍するプロ奏者3人による演奏となりました。お三方ともこれまで何度も演奏を聴かせていただく機会があり、親しみ感がありましたが、ムーディーな1曲目のムーンライトセレナーデを皮切りにフルート・クラリネット・サクソフォーンの編成のために書かれたネコの日常を描いた6曲からなる駅猫diary。フルート渡辺氏の18番という印象のある情熱大陸と聴きどころ満載のひとときになりました。 まとめ 2018年に発足した上田ブラスフェストですが、吹奏楽の楽器を使って地域の音楽文化を盛り上げてゆこうという活動をされており、これまでサントミューゼでの公演などに足を運んだことがありましたが、聴き手に近いところで音楽を届けようという意思がとてもよく伝わってきて素晴らしいものがあると感じます。そして今回は初のまちなかコンサートの開催となりましたが、上田ブラスフェストメンバーと地域の学生さん、一般団体との交流という、音楽を届ける人たちとの交流も同時に行っているところが素晴らしい企画だなと感じた次第です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 19, 2023 06:29:43 AM
|