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テーマ:吹奏楽(3459)
カテゴリ:吹奏楽
開催日:2023.11.11(土) 13:00開演
![]() 場所 :上山田文化会館(952名収容) 今年で15回目を迎える千曲音楽祭・第1日目へ行ってきました。 ![]() プログラム みんなでうたいましょう「翼をください」 1.堀口鉄久<尺八独奏> 古典的喜遊曲 Jupitar いのちのうた 2.カルテット「shin」<アンサンブル> ヴォーカル:北澤克枝、梅原俊和/ヴァイオリン:中村八重子/ピアノ:廣田香里 雷神~天使の子守歌~ アニーローリー 見上げてごらん夜の星を 3.中村はま子<ヒアノ独奏> マズルカ Op.17-4 トルコマーチ 4.高山賢人<二胡独奏> ピアノ:高久史子 風林火山 Sol solotario 5.吉池春子<ピアノ独奏> エリーゼのために ワルツ変イ長調 Op.39-15 小犬のワルツ 6.アニージョ・ブランコ<ケーナデュオ> 内山裕三 長坂ひろ子 情熱大陸 糸 7.更級小学校4学年<斉唱・二部合唱> 指揮:安藤晴夫 ピアノ:田中亜紀 宝島 小さな勇気 8.グリーンメイ コーラス<合唱> ピアノ伴奏:北川彰子 夢をあきらめないで アイノカタチ feat.HIDE 9.ぽぷり<合唱> 指揮:丸山ゆかり ピアノ:河辺由美子 アイノカタチ feat.HIDE 世界はあなたに笑いかけている 10.緑風二胡楽団<二胡合奏> ピアノ:高久史子 風笛(かざぶえ) Forever Love 11.ウィローウインドオーケストラ<吹奏楽> 指揮:七澤秀星 レ・ミゼラブル さいごに うたいましょう 「夢の世界を」 レポート みんなでうたいましょう「翼をください」 コロナ禍以降、千曲音楽祭のトレードマークだったみんなで歌いましょうがついに復活となりました。感慨深いものを感じつつ、それでもまだ大声でとはいかず、中くらいの声でまずその雰囲気を感じることかできました。 ![]() 堀口鉄久<尺八独奏> 尺八というと昨年の和楽器オーケストラむつのを。そして今年の第97回サンテラスロビーコンサート 和洋が織りなすきらめく音世界での演奏が回顧されますが、今回の選曲を見ても和楽器でJ-POPを吹くということがごく自然なことになってきているのだなと感じました。 ![]() カルテット「shin」<アンサンブル> ばっちりきまったステキな衣装で登場したカルテット「shin」は、とてもムードのあるアンサンブルで、思わず身を乗り出して楽しませていただきましたが、きっとこれまで多くのステージを踏んできたのたろうなという貫禄とともに「私たちの音楽はこうです!」という型が確立しているように感じました。 ![]() 中村はま子<ヒアノ独奏> ピアノにしかないテイストであるショパンよりマズルカ。そしてモーツァルトのトルコマーチという演目でしたが、改めて1人で音楽を完結できるピアノの優れた表現力を感じたひとときになりました。 ![]() 高山賢人<二胡独奏> だいぶ前の大河ドラマの風林火山ですが、この曲はとても高揚感を掻き立てられる力があると感じました。そして二胡独特の醸し出す波形音が風、林、火、山を表現しているイメージがあり、曲と楽器の音色のマッチングが素晴らしいと感じました。 ![]() ※出演順の関係で5~10番の演奏を聴くことができずレポートできないことをご容赦下さい。 ウィローウインドオーケストラ<吹奏楽> 今回の演奏曲レ・ミゼラブルは、森田一浩版で、コンクールやスクールバンド、一般バンドの演奏会でもよく耳にする人気曲で、演奏会のメイン曲として取り上げられることが多い印象があります。ウィローでも第10回定期演奏会で演奏したことがあり、その名曲を23名という小編成吹奏楽でどこまでやれるか…ということへの挑戦でもあったのかなと感じました。またこの曲は7曲のメドレーになっているので、曲のつなぎをいかにうまくリレーさせるかということや、ピッコロのソロから始まる曲の時にあえて指揮をやめ、自由な表現を誘引し、存分に聴かせてから、再び指揮で伴奏テンポを出すといった音楽的な演出も試みた演奏となりました。 ![]() さいごに うたいましょう 「夢の世界を」 コロナ禍前は、希望する出演者の皆さんがステージに上がってみんなで夢の世界を歌って音楽祭を盛り上げてきましたが、今回はまだそこまではいかず、最後に演奏したウィローウインドオーケストラの23名に伴奏と指揮を担当する数名の演奏者の方が加わっての公演となりました。私自身この曲は、ソプラノ・アルト・テノール・バスに分かれて練習した経験から、歌いながら「そういえばこのパートはこの音だったっけなと想い出しつつも忘れてしまったパートはソプラノの主旋律を拾いながら楽しませていただきました。 ![]() まとめ 今回、出演者として参加ということもあり他の出演団体の演奏を一部分しか聴くことができず残念でしたが、毎年感じることではありますが、この千曲音楽祭の魅力は、独唱・独奏・アンサンブル・合唱・合奏と音楽であればジャンルを問わないというスタイルにあるのかなと感じました。また楽器を習い立てのアマチュアからプロとして活動されている(と思われる)方までが同じステージで音楽を表現しあうというシチュエーションも素晴らしい機会と感じた次第です。 ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 17, 2023 11:42:32 PM
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