1090499 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

演 奏 会 の 旅

演 奏 会 の 旅

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

元帥閣下

元帥閣下

Favorite Blog

Comments

元帥閣下@ Re[2]:2013 柳町中学校吹奏楽部演奏会 第3部(10/16) ぅ〃*さん 演奏会お疲れ様でした! 10月1…
ぅ〃*@ Re:2013 柳町中学校吹奏楽部演奏会 第3部(10/16) 2014.10.12(ホクト文化ホ-ル.中…
ぅ〃*@ Re[1]:2013 柳町中学校吹奏楽部演奏会 第3部(10/16) わざわざお返事ありがとうございましたっ!…
元帥閣下@ Re:2013 柳町中学校吹奏楽部演奏会 第3部(10/16) ぅ〃*さん、詳細なレポートありがとうござ…
ぅ〃*@ Re:2013 柳町中学校吹奏楽部演奏会 第3部(10/16) はじめましてっ…でいぃのかな〃 柳町中学…
March 24, 2024
XML
テーマ:吹奏楽(3400)
カテゴリ:吹奏楽
開催日:2024.3.24(土) 13:30開演晴れ
場所 :飯山市文化交流館なちゅら大ホール(500名収容)

Musikkapelle Nagano 特別演奏会に行ってきました。ぺんぎん

プログラム
前半
1.春の猟犬(9分)
2.勇気の旗を掲げて(4分)
3.フロンティア・スピリット(4分)
4.スパルタクス(15分 )

※ゲストとの合同演奏:飯山高校吹奏楽部、中野西高校ウィンドアンサンブル

後半
5.鷲の舞うところ(5分)
6.天使の糧(5分)
7.シンフォニックバンドのためのパッサカリア(7分)
8.風がきらめくとき(4分)
9.歌劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より第1幕への前奏曲(約10分)

アンコール
10.さくらのうた


レポート
春の猟犬
アルフレッド・リードのアルメニアンダンス・パート1、エル・カミーノ・レアル、春の猟犬は、私の中では有名曲御三家としてイメージされていますが、その中で唯一季節感があるのがこの春の猟犬ということで、まさに今の時期にふさわしい楽曲と感じました。音楽は、演奏をするにも聴くにもイメージが大事と常々言われることですが、この曲を聴くにあたっての私のイメージは、真っ白い雪の平原と針葉樹林がベースとなっており、そこに猟犬がいるという感じです。そうやってイメージを膨らませてゆくとより曲を楽しめるのかなと思いました。犬

勇気の旗を掲げて
2024年度の全日本吹奏楽コンクールの課題曲を初めて生で聴きましたが、タイトルから連想するに双頭の鷲の旗を掲げてをリスペクトしているのかなと思いました。冒頭の旋律は、ひねりが効いていて演奏者泣かせ?とも思いましたが、そこは課題曲なので運指的にちゃんと演奏しやすいよう考えられているのかも?というところです。旗

フロンティア・スピリット
こちらも2024年度の全日本吹奏楽コンクールの課題曲ですが、フロンティアというとアメリカの西部劇のようにどこか野性的で荒々しい感じを連想するところですが、この楽曲は語り掛けるような旋律がとてもほのぼのとしていて、トリオもやさしい感じであり、ある意味洗練された都会的な雰囲気を感じるところもあるように感じました。傘

スパルタクス
現在、68歳になるベルギーの作曲家ヤン・ヴァンデルローストは、現在までに多数の吹奏曲を世に送り出しており、巨匠と言われていますが、その作品といえばフラッシングウインズ1988年、カンタベリーコラール1991年、アルセナール1995年などが真っ先にイメージされるところです。そしてスパルタクスは、ヤン・ヴアンデルローストが若かりし頃の1988年の作品ということで、楽曲を聴いていて、どこか若々しい挑戦的な感じを受けました。今回の特別演奏会は、演奏者として学生をメインに構成というコンセプトなので、コンサートのコンセプトと選曲が素晴らしくマッチしている!と感じずにはいられないところでした。炎

鷲の舞うところ
ゲストの飯山高校吹奏楽部と中野西ウィンドアンサンブルの皆さんとの合同演奏ということで、藤井先生よりみんなで楽しく演奏できる曲ということで選んだとのお話がありました。この楽曲は吹奏楽の演奏会ではよく耳にする楽曲であり、おなじみ感も手伝って聴く側の私もおおいに楽しんで聴かせていただくことができました。ひよこ

天使の糧
ここ数年でフランクのヴァイオリンソナタを何度か聴く機会があり、そのたびにこの天使の糧を想い出していた訳ですが、ようやく本家本元の天使の糧を聴くことができ感無量なひとときになりました。この曲は、本日の演奏会の指揮をつとめる藤井先生と12年前に出会って初めての演奏会で演奏した楽曲の1つであり、当時よくこの曲で合奏をスタートさせウォーミングアップをしていたことを懐かしく想い出しました。王冠

シンフォニックバンドのためのパッサカリア
日本の吹奏楽の黎明期である1968年に吹奏楽の研究を目的として指導者たちを中心に発足した名古屋ディレクターズバンドに高校生で参加したという細谷照代氏によるお話があり、そこで作曲者で故人の兼田敏氏のことにもふれられ、この名曲の歴史の一旦を感じることができました。そして私自身この曲は、コンクールの自由曲でひと夏取り組んだという特別な曲の1つということもあって感慨深いものがありました。パレット

風がきらめくとき
こちらも2024年度の全日本吹奏楽コンクールの課題曲ですが、どこか無機質な感じがあり、題名の通り風を感じながら聴く曲という印象を受けました。これまでもこういった毛色の曲が課題曲の中に1つは入っていることが多かった気がしますが、静かでスローテンポの曲ほど演奏者に集中力と緊張感を強いるものなので、この曲を演奏するとしたら、空気感が張り詰めたものになりそうだなと感じました。ダッシュ

歌劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より第1幕への前奏曲
ワーグナーの名曲で、冒頭のフレーズは特におなじみですが、それをフルで聴く機会はじつはあまりない気がしていて、今回は吹奏楽の重厚なサウンドで10分におよぶ名曲の全てを堪能させていただきました。仕事かばん

さくらのうた
アンコールは、少し早いものの来週には開花するであろうさくらをモチーフにした作品で季節感ぴったりなこちらの楽曲となりました。おそらく歴代課題曲の中でコンクールが終わってからの演奏回数はトップクラスの人気曲であることに間違いないと思いますが、私にとって特別感は、12年前にこの曲で藤井先生の指揮のもとコンクールに取り組んだという想い出が昨日のことのように回想されたことで、改めて音楽と想い出の結びつきの強さを感じた次第です。さくら

まとめ
Musikkapelle Naganoの演奏会は、藤井先生の曲紹介とそれにまつわるエピソードを生の声で聴くことができるのがとても貴重なものと感じました。また私事ながらかつて一緒のステージで演奏したメンバーが何人か演奏者として出演しており、変わらずに活躍しているのを知ることができたこともうれしい出来事となりました。きらきら





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  March 26, 2024 11:51:15 PM



© Rakuten Group, Inc.