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演 奏 会 の 旅

演 奏 会 の 旅

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元帥閣下@ Re[2]:2013 柳町中学校吹奏楽部演奏会 第3部(10/16) ぅ〃*さん 演奏会お疲れ様でした! 10月1…
ぅ〃*@ Re:2013 柳町中学校吹奏楽部演奏会 第3部(10/16) 2014.10.12(ホクト文化ホ-ル.中…
ぅ〃*@ Re[1]:2013 柳町中学校吹奏楽部演奏会 第3部(10/16) わざわざお返事ありがとうございましたっ!…
元帥閣下@ Re:2013 柳町中学校吹奏楽部演奏会 第3部(10/16) ぅ〃*さん、詳細なレポートありがとうござ…
ぅ〃*@ Re:2013 柳町中学校吹奏楽部演奏会 第3部(10/16) はじめましてっ…でいぃのかな〃 柳町中学…
March 25, 2024
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テーマ:チェロ(40)
カテゴリ:吹奏楽

​​​​​​​​​​​​​開催日:2024.3.25(月) 19:00開演月
場所 :上田市交流文化芸術センター サントミューゼ小ホール(320名収容)

宮田大チェロ・リサイタル with山中惇史へ行ってきました。ぺんぎん

プログラム
前半
1.山中惇史:うたをうたうとき
2.ピアソラ/山中惇史編:天使の組曲
  1.天使の導入部
  2.天使のミロンガ
  3.天使の死
  4.天使の復活
後半
3.ビル・ウィーラン/山中惇史編:Riverdance
4.ヤナーチェク:おとぎ話
  1.コン・モート-アンダンテ
  2.コン・モート-アダージョ
  3.アレグロ
5.ジョン・ウィリアムズ/山中惇史編:John Williams Fantasy Trip

アンコール
6.坂本龍一/篠田大介編:星になった少年
7.ジョン・ウィリアムズ/山中惇史編:アメリカン・コレクション



レポート
うたをうたうとき
1月25日に行われたアナリーゼワークショップの締めで演奏され、今日のリサイタルのスタート曲というつながりを感じつつの鑑賞となりました。楽曲解説によれば、音楽にまつわる4つの詩で構成されている「まど・みちおの詩による4つのうた」という歌曲集の終曲であり、山中氏がチェロとピアノの編曲版として作曲し、2分という尺も手伝ってまずはお二人のあいさつ代わりの演奏という形で楽しませていただきました。マイク

天使の組曲
アナリーゼワークシッョプで宮田大氏がご自身が奏でるストラディヴァリウスについて、できるだけ小さな音で弾きたい楽器であるとのお話がありましたが、この曲の冒頭ではまさにそれが実践された形で、耳を澄ませてようやく聴こえるピッチカートから曲が始まったのがとても印象的でした。また今回のコンサートでは物語を感じていただきたいというコンセプトも敷かれており、4楽章を聴き進める中での展開が素晴らしくドラマチックに感じられました。いて座

Riverdance
楽曲解説によれば、上半身を直立の姿勢のまま動かさず、タップとステップとジャンプという下半身の動きだけで繰り広げられるパフォーマンスがリバーダンスであり、山中氏による変化に富んだダイナミックなアレンジが聴きどころとのことですが、山中氏は自分が弾く訳じゃないからあれもこれも詰め込んじゃえ!と編曲してしまったそうで、その後「まさか自分が弾くはめになるとは…。」と本気で練習した節があったようです。そんな裏話があった曲ですが、自作自演の山中氏のピアノと宮田氏のチェロのダイナミックさは本当に素晴らしくその演奏に釘付けになりました。ドレス

おとぎ話
演奏にあたって昆布ダシのような楽曲で、噛めば噛むほど味が出る楽曲とのお話がありました。そこから関連づける形で上田での食事の話も出て駅近の老舗のトンカツ屋さんである力亭に話題が及びましたが、同店には私も30年ほど前から定期的に食べに行っており、メニューは串カツがお気に入りですが、最近は開店前に行っても行列ができている人気店になっています。そんなこんなで私の中では、おとぎ話の曲のイメージがすっかり力亭のトンカツになってしまった次第です。仕事かばん

John Williams Fantasy Trip
ジョン・ウィリアムズのファンタジー要素の強い楽曲をあつめた楽曲で、1月25日のアナリーゼワークショップ時点ではまだ出来上がっていなかったという程、出来立てほやほやの新曲で世界初演こそ譲ったものの、今回2回目の演奏になるとのことでした。また山中氏よりジョン・ウィリアムズについてのお話もあり、93歳となった今も生きて活動している姿に感銘を受けたこと、そんな伝説の作曲家に対する尊敬の想いが詰まった曲であるとのお話があり、聴き手側もそんな気持ちを受け止めながらの鑑賞となり、中でもE.T.の下りは感動の一言でした。飛行機

星になった少年
アンコール1曲目は、ゾウ使いを目指してタイに留学し修業を積んだが、交通事故により20歳で死去した坂本哲夢(1972年 - 1992年)の半生・家族や動物達との交流を描いた作品の楽曲となりましたが、若くして亡くなってしまった無念さのようなものが、曲に表現されているようで心に来るものがありました。星

アメリカン・コレクション
アンコール2曲目は、おそらく日本では知られていない楽曲であろうが、山中氏一オシの楽曲で宮田氏も聴いてすぐに虜になったというとてもステキな楽曲でした。まさにチェロの音色をとてもよい感じで響かせてくれる感があり、まさに宮田氏のチェロで歌うが手に取るように感じられたひとときになりました。パレット

まとめ
サントミューゼのリサイタルシリーズは、小ホールという小ささを生かしてアーティストを間近に感じられるところが魅力の1つですが、特に今回の宮田大氏はビックアーティストということもあり、そのチケットは発売からわずかな期間で完売となり、普段は使われないバルコニー席のステージ横・奥も開放して最大定員の372名収納での公演となりました。私の記憶の中では、コロナ禍の50%定員での完売はあったが、100%定員で完売となった公演は初めてではなかったか?という感じです。そして今回のコンサートでは、お二人の演奏もさることながら、トークも楽しく、時折笑いが沸き上がるのがとても印象的でした。さくら
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Last updated  March 29, 2024 12:12:11 AM



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