|
カテゴリ:ファッション
今月17日、日本衣料管理協会50周年記念行事のひとつとして同協会中国支部が開催するセミナーで講演させていただきました。会場の児島市民交流センターに入る前、幹事役の吉村恒夫さん(元ビッグジョン)の案内で畳縁専業メーカーの高田織物とデニムのキャピタルを訪問しました。
高田織物は明治25年(1892年)創業の老舗メーカー。畳のある暮らしがどんどん減っていく中で畳縁(タタミヘリ)を専門に織っている会社なんですが、その織物を畳に合わせるだけでなくバッグやリビング雑貨などいろんな用途に活用しています。訪問した土曜日の午前中、本社敷地内ショップには多くの買い物客がいらっしゃいました。畳の生活自体は減少傾向でも、畳縁の新たな展開で元気な会社、素晴らしいです。 一方のキャピタル(KAPITAL)は昭和60年(1985年)創業の比較的新しい会社。ジーンズ発祥の地アメリカでもいまこんな空気感のこだわりジーンズショップは少ないのではないでしょうか。ジーンズマニアには欲しいものがいっぱい見つかるショップでしょうね。商品それぞれにひとひねりありましたが、中でもこの深緑藍染デニムが私には魅力的でした。カイハラのデニム工場見学のとき、染料プールから綿糸を出したときの深緑色(時間の経過とともに藍色に変色する)がなんとも印象的でしたが、それをふと思い出しました。いい色していますよね。 児島地区のある倉敷市はもともと繊維産業で栄えたエリア。学生服やユニホーム、そしてジーンズの製造産地であり、ジーンズショップが建ち並ぶジーンズストリートもあります。ゆっくり街を歩くといろんな発見がありそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.08.27 14:19:50
[ファッション] カテゴリの最新記事
|