緩めば愛が見えるかも、の月模様
早めに更新します。2月2日、獅子座12度での満月です。しかもこの日、太陽が対角の水瓶座12度、火星が山羊座12度、天王星が魚座12度にあります。12度づくし。この4つの星がつくる形はちょっとクセがあります。ひきつづき、厄介な時になるかもしれません。たとえば、誰かが大騒ぎすることによって(とにもかくにも他人からの影響によって)、仕事が増えるというようなこと。それは本来あなたがすることなのかどうか、いまひとつはっきりしないまま、巻き込まれ、ハマってしまうかもしれません。きっとあなたは一生懸命その仕事に力を注ぐことでしょう。しかし、なんだかあちらを立てればこちらが立たずというような、面倒臭さが漂います。消耗すら感じるかもしれません。逃れがたい力に捉えられたような感じです。切り抜けるうまいアイデアもなかなか浮かんでこないかもしれません。そこはかとない緊張感の中、カギとなるのがこの満月です。わ~これ、占星術によいといわれる恒星のそばにあります。煮詰まったときにはぜひ個人鑑定を!...というのはエゲツないジョークだとしても、神秘的なことや夢や心地よい遊びで緩んでみるのをお勧めします。ヒーリングやインナーチャイルドワークも助けになるでしょう。少なくともお酒や薬に頼るのよりましなはず。ともあれ、キーワードは「リラックス」とのことです。この時期、ありがちな感覚として見えるのは、「もらえるもの、与えるものには限りがある」という恐れです。確かに物質世界に生きる以上、限界はどうしようもなくありますね。問題はむしろ「それゆえにしがみつく」ところにあるようです。私たちはいろんな場面で、「私の分はないかもしれない!」という強迫観念を感じています。そのために、必要以上に力を注いで疲れてしまったり、行動を制限し自ら孤独に陥ります。世の中の富は限られているから、それを得るには争い奪い合わなければならない、とか。あの人に愛してもらうには、あれもしてそれもして、それからこんなことまでしないとだめなの、とか。逆に、利用されて裏切られるに違いないから、頑張っても損するだけ、とか。でもね、愛と豊かさは本来無限大なのよ、と魚座の金星は言います。そこのところを信じることができたなら、何も頑張る必要はないし、奪い合う必要もないわけです。実際今、求めている「それ」はふんだんにあるようです。ううむ。...まあ、あくまでも目標として、心にとどめておきたいものです。