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なんちゃってなすびの柔道整復師 への道 改 仙人&聖者への道

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2006.10.07
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カテゴリ:柔道整復

今日は朝から予約の患者さんが来ていません・・・怒ってる 

寝坊?若い女の子なんでゆるしてあげるかスマイル

今まで土曜日、学校は休日でしたが、臨床実習が始まり、月1回の土曜日は実習のため仕事の調整をする必要ができました。 

いつもは夜間の授業ですが本日はお昼から機能訓練実習です。どんなことをやるのでしょう?

そんなことで時間が空いてしまったので、10月24日の再試験に向け、先日の続きで今回は肩関節脱臼です。

先日の試験では「肩関節脱臼の整復やってみて」と言われ、よっしゃコッヘルや!ラッキーグッドと思って臨みましたが、結果的には撃沈でした 泣き笑い

以下口頭試問にも備えてだらだらと自己満足日記になりますので興味がある人のみどうぞ。

肩関節脱臼

1肩関節脱臼の脱臼はもっとも頻度が高い。(全脱臼の約52%)

2成人に発生して小児に発生することはまれである。(小児は骨折になりやすい)

3反復性脱臼や習慣性脱臼に陥りやすい。(固定を早期除去しない、約3週間の固定。固定除去後も2ヶ月ぐらい脱臼発生肢位への運動を制限する指導。再発予防のため、肩の筋群を強化する。前方脱臼の場合は肩の内転、内旋、屈曲の筋群=三角筋、肩甲下筋、広背筋)

発生頻度の高い理由

・上腕骨骨頭に対して関節窩が極端に小さく浅い(3:1または4:1)

・各方向にきわめて広い可動域を持つ

・関節包や補強靭帯に緩みがある

・関節の固定を筋肉に依存している

・体表面上の突出した部分にあって外力を受けやすい

分類

前方脱臼(烏口下脱臼 鎖骨下脱臼) ほとんどが前方脱臼97%その中でも烏口下脱臼が95%をしめる

後方脱臼(肩峰下脱臼 棘下脱臼)

下方脱臼(腋窩脱臼 関節窩下脱臼)

上方脱臼(烏口突起上脱臼)

肩関節前方脱臼 (烏口下脱臼)

発生機序

直達外力 (少ない)後方からの外力によって

介達外力 (多い)

1、墜落・転倒して手掌を衝き、肩関節に過度の伸展力が働いて起る

2.肩関節過度外転により大結節が関節窩上縁または肩峰に衝突して梃子の支点となって起る

3.物を投げる際などの自家筋力によって起る

症状

肩関節は約30度外転し、その結果上腕軸はやや外転内旋位を呈する(弾発性固定)

三角筋部の膨隆消失、肩峰が角状に突出し三角筋胸筋三角(モーレンハイム窩)は消失

肩峰下は空虚となり、烏口突起下に骨頭を触知できる(骨頭の位置異常)

やや外転位の上腕を胸壁につけても手を放すとただちにもとの位置に戻る(弾発性固定)

合併症

1.骨折  大結節骨折(もっとも多い) 関節窩縁骨折

2.神経損傷 腋窩神経麻痺(三角筋麻痺のため肩関節外転不能) 筋皮神経麻痺

3.血管損傷 腋窩動脈の損傷(橈骨動脈の拍動消失)

鑑別診断

肩関節前方(烏口下)脱臼と上腕骨外科頚(外転型)骨折との鑑別

脱臼では

1.三角筋部の膨隆消失

2.骨頭の位置異常のため肩峰下に骨頭を触れず空虚を認める

3.上腕は軽度外転位(約30度)に弾発性に固定される

kata1

骨折では

1.出血のため三角筋部が腫脹する

2.肩峰下に骨頭を触知できる

3.肩関節の運動はある程度保たれ軋轢音を聴取できる(実際は痛いのでこんな調べ方はしない)

kata2

 時間がなくなったので整復法は次回、予約の女の子から電話がかかってきてやはり寝坊のようで月曜日の午後に変更になりましたスマイル

 

 






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Last updated  2006.10.07 11:38:49
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