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カテゴリ:TSの思いetc
自然素材の床材はできるだけ無垢の材料をおすすめしています。
木の香りには「フィトンチッド」という物質が含まれています。 これには、抗菌・殺菌・鎮静等の作用があり、心身をリフレッシュ&リラックスさせてくれます。 まさにアロマテラピーそのものです。 この作用は、森の音を聞いたり、木に触れたりしただけでも起こります。 ヒトは体の奥深くで木の良さを知っているのかもしれません。 また、目に優しい素材でもあります。 金属やガラスなどの光りを反射する素材は目を疲れさせます。 目に優しいのは、光りの反射率が50~60%くらいです。 色であらわすと肌色が当てはまります。 ちょうど白木や畳の持つ色がこの範囲です。 木や畳は、紫外線を吸収し、目に心地良い光を作り出してくれる優しい素材なのです。 無垢の木ですので、反ったりすいたりすることもありますが、これは上記のような木の優しい効果の表れなのです。 風家で主に使う床材は、フィンランド産のパイン材です。 厚さは28mmと12.5mmをご用意しています。 特徴は、 ●寒い国フィンランド産である→寒い地域で育ったパインは木目が詰まっていて美しく質が良い。 ●赤い節のあるレッドパインである→カナダパインとは違った高級感がある=時を重ねるほど味がでる。(カナダパインは、フィンランドパインに比べて節が抜けることが多く、フィンランドパインの方が好まれることが多い) ●熱を伝えにくい→断熱効果がある=一年中一定の温度(アルミなどの熱を伝えやすい素材は、冬は身が凍る程冷たくなったり、夏は火傷しそうな程熱くなったりする) ●梅雨時は室内の湿気を吸収し、乾燥時には吐き出す効果がある→天然の調湿効果がある。 フィンランドパインは洋風ですが、和風には杉の無垢板が良いですね。 杉は、キズがつきやすいですが、あたたかく、柔らかいので、足に負担がすくないです。 このように床材は体にも優しい無垢材をおすすめしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
March 28, 2012 01:13:44 PM
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