つんくママは闘う歯科衛生士

今夜遅番で帰宅すると、食卓にきなこの入ったお皿があった。

小正月で昨日ついたお餅できなこ餅を作って食べたらしい。

・・・がもう売り切れ？できなこだけが残っていて、ありつくことはできなかった（泣）

ひとり食事していると、義父が席を立ちキッチンを出るなり、

待ってました！とばかりに、義母がまくしたてるように言った。

「今日、おじいちゃんたら、

きなこ餅を食べてたと思ったら急に苦しそうにして

うっ、うっ、なんて言っててね、

首の後ろに手をやって叩いてくれというようなしぐさをするから

もうびっくりして、前かがみにさせて思いっきり何度も背中をたたいたんだよ。

そうしたら、大きめの餅がポンと吐き出されて出てきてねえ。

ほんっとに慌てたよ！！

二人きりだったし、青くなったよ！」

げ！！そりゃあ、驚いたに違いない。。。

きっと二人で青くなっていたんだろう

「でも、一緒にいる時でよかったですね。

おじいちゃん一人のときだったら危なかったですよね」

と言ったら、義母の言いたいところはこれからだった。

「だけど、少しくらいお礼言ってもいいと思わない？？？！

おかげで助かったとかなんか言ってもいいと思わない？？？

ありがとうの『あ』の字も言わないんだよ。

どうして、ああいう性格なんだろうね」

腹がったって、学校から帰宅した孫にも愚痴を聞いてもらったと言っていた

「あーーー、でも感謝してると思いますよ。

そういうところは昔からじゃあないですかー(^_^;)」

昭和一桁生まれはそんなものでは？？？

「わかっていても腹が立つ！！！」

義母の怒りはなかなか収まらなかった。。。

でもとにかく無事でよかった。

しかし。。。餅をのどにつまらせ・・・という事故は老人の口腔機能低下が

原因となっている場合が多い、というのは歯科衛生士の研修などでもおなじみだ。

元気そうだけどやっぱり義父もかー。。。と思いながらも

口腔機能向上の指導は（とくに頑固な）身内にはしにくいものなのだ。。。

ちなみに、餅を詰まらせてしまった時の対処は。。。

http://www.rescuenow.net/one_point/28_suffocation.html

こちらに載ってます。