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テーマ:障害児の親として(1435)
カテゴリ:自閉症
ホテルは、「ドリームゲート舞浜」、 舞浜駅の真下の、あの辺ではお手頃価格で宿泊できるところだ。 荷物は預け、いざモノレールに乗ってディズニーシーへ! こんなに空いているシーは経験ないってくらい、午前中のせいか空いていた。 まずは昼食を、ということになり、近くのレストランで食事した。 インディージョーンズは兄弟で楽しみにしていたのでファストパスでもとるかー と思い、レストランを出るとすぐそこでキャラクターのショーが始まる寸前。 「今なら、最前列をご案内できます!」との声が。。。 えー、うそみたい、とせっかくなので最前列で見ることに。 ショー中、リスキャラ?のデールに頭をなでられ、ウレシイつんくママ。。。 スチーマーラインもすぐ乗れて、ファストパスも4時半~5時半の枠でゲット。 (パーク内は空いているけどインディージョーンズは混んでいた。。。) 「まあ、ゆっくり歩いて楽しもう。こういう楽しみ方したことないでしょ?」と夫。 はい、確かに。。。それに今日はにいに中心の旅だー (いつもなら、目的地から目的地まで忙しく回ってるもんなー) アラビアンコースト方面に向かい、待ち時間の少ないマジックランプシアターに。 その後、ぱやたんのソルトアイスのリクエストでマーメイドラグーンへ。 これまた待ち時間少ないマーメイドラグーンシアターへ。 にいには、このショーはお気に入り?のようだった(5年程前に見たことあり)。 夫は、その精巧なマシーンや高所で演じる人たちの様子に興味津々だった。 シアターを出てアイスを食べていると、なにやらにいには落ち着かない。 どうも、あのマーメイドラグーンの騒がしくて狭い環境が嫌だったようだ。 気持ちが悪い、というので早々に出て、喫煙希望の夫に合わせ 喫煙場所で一休み。 すると。。。 にいには、財布からお金を取り出し数え始めた 「俺、7000円持ってるよ、これでインディージョーンズに乗ったら一人で帰るから」 え?これは、大変、本気モードだ。。。 「でも、7000円では帰れないよ。お母さんは明日の切符しかないし あとお金はもってないよ」、と言った。 その後夫には、新幹線ではなく在来線なら帰れるか、とも聞いたらしい。 「そうか。。。」 と言って、涙を流し始めた。さすがに周りの目を気にしてかあまり大げさには 態度に表さなかったが、とても哀しそうだった。。。 「俺は帰りたいんだよ、ひとりでも帰れる、 インディージョーンズに乗ったら泊まらないで帰りたいよ!」 何度も繰り返したが、そのたびなだめた。 (インディージョーンズははずせないのね。。。) とったファストパスの時間にはまだ余裕があったので、 説得して海底2万マイルに並ぶことにした。 まだグズグズ帰りたいを連発していたが、夫がそんなにいにに言った。 「まず、黙ってろ!!みんな静かに待ってるぞ。終わったら聞くからまず黙ってろ!」 にいにはなぜかそれで黙った。 そして、つんくママに言った。 「今黙ってろってお父さんに言われた。今静かにするから。 黙ってたら俺の願いを叶えてくれる?」 そんなの、聞かなくてもわかるよ。。。 つんくママ、毅然とした態度で言った。 「叶えられる願いと叶えられない願いがあるよ!」 すると・・・あれ、スイッチ切り替わった??? 「あのホテルは俺のためにとったのか? 電車好きの俺のために駅下のホテルをとってくれたのか?」 すかさず、「そうだよ!!」(ホントは安くて便利だから~) すると、「そうか、じゃあ、俺ホテルに泊まるよ! 明日は、俺の言うとおりの電車で浅草に行こうな!」 あらびっくり、なぜか急に納得した。 あとはすこぶる機嫌が良くなり、アクアトピアに乗り、 うきわまんを食べ、インディージョーンズを楽しんだ(写真も買った!)。 あとはにいにお気に入りのエレクトリックレールウェイで戻った。 ショップも狭くて人ごみだったりするから、極力避け、ジェットコースター系はパスし 満足してシーをあとにした。。。 ふ~~~~~ (またつづく。。。)
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