郡山市のとあるビオトープを見学させていただきながら蛍を見せて頂きました。
蛍を見たのは生まれてから初めてのことでした。


蛍は源氏と平家の種類があるそうで、源氏は時季的に前半で平家は後半です。源氏は明るく、長く光ります。平家は源氏より小さな光で点滅しています。現在はその境目なので両方を見ることの出来る素晴らしい機会でした。


ビオトープの入り口は季節の花の美しい空気の良さを目でも知る場所でした。タチアオイは夏休みの近づいたことを教えてくれているかのようです。



田畑に携わるご夫婦とお母さんにお会いしました。そして田んぼはかなり広かったです。実際に通常よりも苗と苗の間に幅をとっていらっしゃるそうで稲がより太陽を浴びられるそうです。田んぼの生物にとっても生活しやすい環境となり、カエル達は生き生きと虫を摂っていたように感じました。


ビオトープを紹介してくださったご家族の子供達は田んぼのイモリにすっかり夢中でした。


月夜は明るすぎて蛍をなかなか見られないそうです。昨日は満月を過ぎていたので月は遅くなって昇ったので蛍を楽しませて頂きました。
きれいな水を好むと言われる蛍ですからたくさんいたら有難いですね。


総勢7名で見学させて頂きましたが、ビオトープの環境を守るために口コミのみ少人数の見学を受け付けるのだそうです。


蛍の場所の近くにほたる荘という不自由さを体験する宿泊所もありました。蚊帳の中で寝泊まりして外で火を炊いて炊事をする、電気なし、と想像すると私のようなコンピュータ生活の者にはちょっとショックです。地球のためには理解しないと！と実感させていただく貴重な機会となりました。


無論、蛍は幻想の世界そのものでした。暗がりでぼんやりと見える周りの山々やたくさんの星達と手前の蛍をみていると便利になって失ったもののことを知らされてしまうのです。素直に自然に感動しながらゆったりと時間の流れる大切さ。。。


ビオトープとは最近各地にあるそうですね。
最初は見学や体験からであっても誰もが生まれ持った自然の目を覚めさせられる場所です。
少しでも関心を高く持ちたい。。。
今日は最近夜遅くなりがちだったことに反省をして明るい時間にブログを書いてみました。