あくまでポジティブに
介護現場には、いろんな不自由、不便があります。工夫好きな私は、一時期、発明にハマって、いろんなものを考案しました。そのうちのひとつが、『杖の立てかけ具』です。 デイサービスでも評判がよかったので、施設に出入りしていた医療機器販売会社の社長さんに見てもらいました。「いいじゃないか。よし、私が売ってあげよう」とおっしゃるので、お金がなく、時間がたっぷりある弟に大量に作らせました。預けて2年ほどたって、そのまま戻ってきました。売れなかったそうです。期待はしていなかったけど(いや、していたかな)、ショックでした。が、ここでくじけちゃいけない。 実は、これから高齢者アクティビティの勉強をするので、介護界のいろんな方たちにお会いすることになると思います。その時、名刺代わりにこれを配るといいのでは!?と思いついたのです。このタイミングで、私の手元に戻ってきてくれてのは、神の采配かも(?)負け惜しみと言わないでください。あくまで、ポジティブなんです。。。。。。 ついでに、今日は介護現場の杖事情をちょっと。 新潟の時のデイサービスでは、杖をどうやって置くかで、苦労しました。が、こちらに来たら、なんと椅子に装置が付いているんです!しかし、絵のように完ぺきではない。結局、職員がペットボトルで作ったりして工夫していますが、相変わらず、あちこちで杖が倒れています。 私が考案したのはマジックテープ製で、個人の杖に一方を、椅子や壁など立てかけるところにもう片方を貼りつけるというもの。いろんな製品がありますが、それぞれ一長一短のようです。私のも、欠点はあります。それを解決して、さらにいいものをという情熱は、もはや今の私にはありません。。。。一応、自前で作った説明書をアップしてみます。